【上場承認】”ティムス” 概要・難易度・売り圧力!!

【№1641】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

東京農工大発のバイオベンチャーですよ!!

<strong>大賢者</strong>
大賢者

バイオベンチャーには、良い記憶がないな!!

 当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。
 ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;)
 ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察
 ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出

社名由来・意味

 社名 “ティムス” は、”TMS” から来ていると、なんとなくわかりますが、”TMS” とは何の略なのか? いろいろ調べましたが、まったくわかりません。お手上げです。f(^^;)

IPO Outline

会社名株式会社 ティムス [4891]
本店所在地東京都府中市
上場市場グロース市場
設立年月日2005年2月17日
業種別分類医薬品
事業概要医薬品、医薬部外品、医薬品原材料、医療用機器及び医療用消耗品の
研究及び開発
規模中型(時価総額244.8億円、吸収金額28.7億円)※想定価格ベース
幹事会社SMBC日興、野村、みずほ、大和、三菱UFJモルガン・スタンレー、
岡三、SBI、香川、楽天
BB期間11月7日 ~ 11月11日
抽選発表11月14日
上場予定日11月22日
同日上場なし
発行株数33,102,080 株
公開株数4,290,900 株
公募: 3,532,800 株 + 売出: 298,500 株 + OA: 559,600 株
(公募内訳:新規株式発行 3,532,800 株、自己株式処分 – 株)
売出比率,OR売出: 7.0 % OR: 11.7 %
想定価格670 円
海外向け販売あり
難易度海外向け販売が予定されていますが、国内向けで計算。
主幹事(日興)の割当株数を85%とすると、予想抽選枠は2,500本。
抽選枠がこれだけあれば、チャンスと言えます。
バイオベンチャーなのが ・・・ ムムムですね。f(^^;)

国内・海外向け株式の内訳(予定)

 国内向け海外向け
公募1,499,100 株(42.8%)1,933,700 株(57.2%)3,432,800 株
売出86,800 株(29.1%)211,700 株(70.9%)298,500 株
OA559,600 株(100%)559,600 株
2,145,500 株(50.0%)2,145,400 株(50.0%)4,290,900 株

事業内容

 アカデミア等の研究機関等の研究開発成果を基盤とした医薬品候補物質の研究開発を行い、グローバルの医薬品市場に展開することを主要な事業内容とした、創薬型バイオベンチャー企業。

現在のパイプラインは、ヒトが体内に有する酵素の一つである可溶性エポキシドハイドロラーゼ(sEH)を標的とした医薬品候補物質により構成されています。sEHを阻害することで「抗炎症作用」が得られることが分かっており、当社では様々な炎症性疾患を対象としてsEH阻害剤の開発を推進。

リードパイプラインであるTMS-007は、sEH阻害による「抗炎症作用」に加えて、プラスミノーゲンに作用することによる「血栓溶解作用」も有しており、急性期脳梗塞を対象とした臨床開発が推進中。
また、後続パイプラインのTMS-008は、様々な炎症性疾患を適応として開発が進められており、現在、非臨床試験を実施中。

業 績

回次第14期第15期第16期第17期第18期
決算年月2018/22019/22020/22021/22022/2
売上高(百万円)04351,947
経常利益(百万円)▲14282▲733▲7201,079
当期純利益(百万円)▲14382▲733▲7231,077

※単独決算


経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。

手取金の使途

充当先(予定)金額
創薬研究及びパイプラインの開発にかかる研究開発直接費1,320,000 千円
研究開発人件費、諸経費等の研究開発経費407,000 千円
1,727,000 千円

売出株放出元

株主関係他売出株数
大和日台バイオベンチャー投資事業有限責任組合VC49,600 株
三菱 UFJ キャピタル4号投資事業有限責任組合VC44,400 株
THVP-1 号投資事業有限責任組合VC33,300 株
ニッセイ・キャピタル9号投資事業有限責任組合VC31,100 株
ニッセイ・キャピタル7号投資事業有限責任組合VC26,900 株
Xseed High Growth 投資事業有限責任組合VC26,600 株
MSIVC2016V 投資事業有限責任組合VC18,100 株
ニッセイ・キャピタル 10 号投資事業有限責任組合VC15,300 株
OCP1 号投資事業有限責任組合VC11,100 株
㈱EXIT SolutionsVC7,900 株
アイビス新成長投資事業組合第 5 号VC7,800 株
KSP4 号投資事業有限責任組合VC6,900 株
イノベーションディスカバリー1号投資事業有限責任組合VC5,600 株
みずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合VC3,800 株
77ニュービジネス投資事業有限責任組合VC3,400 株
おおいた中小企業成長ファンド投資事業有限責任組合VC2,800 株
三生6号投資事業有限責任組合VC2,800 株
大分 VC サクセスファンド 6 号投資事業有限責任組合VC900 株
 298,500 株

VCの有無

VC : 18

売り圧力

発行済株数33,102,080 株
売出株数298,500 株
残(株主保有株)32,803,580 株
・180日ロックアップ32,803,580 株
・1.5倍ロックアップ解除①0 株
・ロックアップなし②0 株
上場初日に売却可能性のある株数(①+②)0 株

ストックオプション(新株引受権)

・ストックオプション(行使可能)2,273,680 株(1,389,680 株)

※ストックオプションに180日ロックアップがかかっているため、行使可能なストックオプションは実質 40,000株と考えられる


では、また (^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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