【上場承認】”アソインターナショナル” (概要・難易度・売り圧力)

【№1729】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

社名から、何をしているのかわかりませんね?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

英語か得意な方なら、ロゴでわかるかもしれんぞ!!

 当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。
 ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;)
 ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察
 ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出

社名由来・意味

 ”アソインターナショナル” の “アソ” は、創業者(現・代表取締役社長)が “阿曽敏正” 氏。創業は、1982年で、個人事業として矯正専門の歯科技工所を営む「ASO DENTAL」を設立。

企業理念は、設立以来『Professionalな最新技術を世界から日本へ、日本から世界へ』。2009年4月、米国最大の矯正学会アメリカ矯正歯科学会(A.A.O)へ初出展。う~ん f(^^;) 確かに「インターナショナル」です。(^^)

なお、ロゴにある “orthodontic” は、「歯科矯正の」という形容詞。普段、使わない英語なので、管理人には? 辞書をひくと ・・・ なるほど「歯科矯正研究所」ですか!! f(^^;)

IPO Outline

会社名 株式会社 アソインターナショナル [9340]
本店所在地 東京都港区
上場市場 スタンダード市場
設立年月日 1988年 5月 18日
業種別分類 サービス
事業概要 矯正用歯科技工物の製造・販売
規模 中型(時価総額40.5億円、吸収金額15.6億円)※想定価格ベース
親子上場 なし
幹事会社 SMBC日興、野村、みずほ、SBI、東海東京、楽天
BB期間 12月 8日 ~ 12月 14日
抽選発表 12月 15日
上場予定日 12月 23日
同日上場 GENOVA(9341)
発行株数 4,000,000 株
公開株数 1,863,000 株
公募: 850,000 株 + 売出: 770,000 株 + OA: 243,000 株
(公募内訳:新規株式発行 850,000 株、自己株式処分 – 株)
売出比率,OR 売出: 41.3 % OR: 38.4 %
想定価格 835 円
海外向け販売 “インターナショナル” という社名ですが、海外向けはありません
難易度 主幹事(日興)の割当株数を85%とすると、予想抽選枠は1,088本。
かなり厳しいですね。f(^^;)

事業内容

 グループは、アソインターナショナル及び連結子会社4社の計5社により構成されています。矯正歯科治療が必要な方々に歯科技工所としてオーダーメイドの歯科技工物を中心とした製品を提供。

 一般的な歯科技工所は、補綴物を主に製造・販売していますが、同社グループは当社設立以来現在まで、矯正用の歯科技工物の製造を中心とした事業活動を行っており、全国の矯正治療を行う歯科医院、歯科大学及び附属病院等の歯科医療機関に対して矯正歯科技工物の供給を行っております。

 補綴物は「ほてつぶつ」と読みます。「かぶせもの」のことです。f(^^;)

業 績
(単独決算)

回次 第31期 第32期 第33期 第34期 第35期
決算年月 2019/2 2019/6 2020/6 2021/6 2022/6
売上高(百万円) 2,529 894 2,506 3,063 3,115
経常利益(百万円) 248 45 387 628 518
当期純利益(百万円) 165 △419 248 411 352


経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。

手取金の使途

充当先(予定) 金額
設備資金 276,970 千円
人材採用費・人件費 57,000 千円
借入金返済 300,000 千円
研究開発資金 10,000 千円
643,970 千円

売出株放出元

株主 関係他 売出株数
阿曽 敏正 代表取締役 770,000 株
  770,000 株

VCの有無

VC : 0

売り圧力

発行済株数 4,000,000 株
売出株数 770,000 株
残(株主保有株) 3,230,000 株
・180日ロックアップ 3,230,000 株
・1.5倍ロックアップ解除① 0 株
・ロックアップなし② 0 株
上場初日に売却可能性のある株数(①+②) 0 株

ストックオプション(新株引受権)

・ストックオプション(行使可能) 193,000 株(96,500 株)

※ロックアップ期間、主幹事会社の事前の書面による承諾を受けることなく、元引受契約締結日に自己の計算で保有する当社普通株式(潜在株式を含む。)及び当社普通株式を取得する権利を有する有価証券の発行、譲渡又は売却等を行わない旨を約束しておりますこのため、行使可能なストックオプションは実質ゼロと考えます


では、また (^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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