【№1732】
同日上場の2社は、どちらもスタンダード市場ですね？
「偶然か？意図的か？」じゃな!!
| 当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。 ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;) ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察 ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出 |
社名由来･意味
”アルファパーチェス” のパーチェス（Purchase）とは、「購入」。同社の事業は、MRO事業とFM事業ですが、「MRO事業は、主に間接材の購買業務を改善したいというモノに関しての顧客のご要望に応える事業」。ここに、パーチェス（購入）が出てきます。
では、アルファ（Alpha）は、最初という使われ方をするので、「お客様の最初の購入は、アルファパーチェスまで」という意味でも含んでいるのでしょうか？ f(^^;)
IPO Outline
| 会社名 | 株式会社 アルファパーチェス [7115] |
| 本店所在地 | 東京都港区 |
| 上場市場 | スタンダード市場 |
| 設立年月日 | 2010年 11月 1日 |
| 業種別分類 | 卸売 |
| 事業概要 | 間接材の物販事業及びファシリティマネジメント事業 |
| 規模 | 中型（時価総額78.8億円、吸収金額19.6億円）※想定価格ベース |
| 親子上場 | アスクル（2678） 東証プライム上場 |
| 幹事会社（主） | SMBC日興、SBI、楽天、マネックス |
| BB期間 | 12月 9日 ～ 12月 15日 |
| 抽選発表 | 12月 16日 |
| 上場予定日 | 12月 26日 |
| 同日上場 | ダイワ通信（7116）なし |
| 発行株数 | 8,273,500 株 |
| 公開株数 | 2,300,000 株 公募: 1,000,000 株 + 売出: 1,000,000 株 + OA: 300,000 株 （公募内訳：新規株式発行 1,000,000 株、自己株式処分 – 株） |
| 売出比率,ＯＲ | 売出: 83.8 % ＯＲ: 22.9 % |
| 想定価格 | 850 円 |
| 海外向け販売 | なし |
| 難易度 | 主幹事（日興）の割当株数を85%とすると、予想抽選枠は1,343本。 厳しいですが、ワンチャンスあるかもしれません。f(^^;) |
事業内容
| ・MRO事業 インターネットを活用し、企業が日常的に購入する消耗品の発注から納入までを効率化する手法を活用した間接材の販売事業。※売上の約75%は、MRO事業です。 ・FM事業 商業施設の内外装のほか、設備機器の新築、改装、修繕、清掃および運営支援並びに工事用建材を各店舗の工事日程にあわせて提供する事業。 ・その他事業 ITシステム開発、運用によって培った技術、ノウハウを外販するもの。 |
業 績
| 回次 | 第8期 | 第9期 | 第10期 | 第11期 | 第12期 |
| 決算年月 | 2017/12 | 2018/12 | 2019/12 | 2020/12 | 2021/12 |
| 売上高（百万円） | 34,368 | 35,976 | 35,207 | 32,447 | 37,948 |
| 経常利益（百万円） | 430 | 633 | 648 | 716 | 827 |
| 当期純利益（百万円） | 121 | 367 | 536 | 506 | 510 |
※第10期まで単独決算。第11期から連結決算。
経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間（通常は1年間）に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。
販売実績（第12期）
| セグメント | 販売高（百万円） | 比率 | 前年同期比 |
| MRO事業 | 28,263 | 74.5% | 115.0% |
| FM事業 | 9,586 | 25.3% | 122.8% |
| その他事業 | 98 | 0.2% | 156.5% |
| 計 | 37,948 | 100% | 117.0% |
手取金の使途
| 充当先（予定） | 金額 |
| 設備投資資金 | 998,600 千円 |
| 計 | 998,600 千円 |
売出株放出元
| 株主 | 関係他 | 売出株数 |
| アスクル㈱ 東証プライム（2678） | 親会社 | 894,000 株 |
| アズワン㈱ 東証プライム（7476） | 取引先 | 106,000 株 |
| 計 | 1,000,000 株 |
VCの有無
| VC ： 1 |
売り圧力
| 発行済株数 | 8,273,500 株 |
| 売出株数 | 1,000,000 株 |
| 残（株主保有株） | 7,273,500 株 |
| ・360日ロックアップ | 6,769,500 株 |
| ・180日ロックアップ | 490,500 株 |
| ・1.5倍ロックアップ解除① | 0 株 |
| ・ロックアップなし② | 13,500 株 |
| 上場初日に売却可能性のある株数（①+②） | 13,500 株 |
ストックオプション（新株引受権）
| ・ストックオプション（行使可能） | 979,000 株（299,000 株) |
※ストックオプション（979,000株）の内、954,000株には180日ロックアップがかかていて、普通株式を取得する権利を有する有価証券の発行、譲渡又は売却等を行わない旨を約束していります。
残りの25,000株は第三者割当であり、上場前の第三者割当等による募集株式等の割当に関し、割当を受けた者との間で継続所有等の確約を行っています。このため、行使をしてこないものと考えます。
では、また (^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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