【№1882】
社名の”モンスター”って、あれのことですか?
今回の社名由来は、面白いぞ!!
いつも以上に力が入ってしまったな!!
当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。 ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;) ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察 ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出 |
社名由来・意味
社名 “モンスターラボ” で思い起こすのは、”リスクモンスター 株式会社”(7368)。与信管理サービスを事業とする会社ですが、”リスクモンスター” のロゴに使われているのは『恐竜』。つまり、『信用リスク = 怪物(モンスター)』ということで、『リスク(=モンスター)は眠らせたままにしておいたほうが良い』という意味を込めています。(^^)
ー モンスターラボのモンスターとは? ー
『モンスター = 怪物』ですので、『怪物を生み出す研究所 = 仮面ライダーに登場するアレ』になります。ならば、同社社長の鮄川 宏樹 (いながわ ひろき)氏は、ショッカーの所領ですか!!
まぁ、モンスターレベルの研究で製品サービスなどの新しいものを生み出して行くと考えれば、そんな社名もありかなと思ったのですが、実は違いました。f(^^;)
モンスター・ラボ(Monstarlab)とは、私の=Mon(フランス語)、星=Star(英語)を掛けあわせた造語です。多様なカルチャー、国籍、バックグラウンドを持った志の高い人材が集まり、切磋琢磨し、チーム一丸となって、イノベーティブな新しいサービスや事業を生み出していく組織になっていきたいという思いが込められているとのことでした。
しかし、社名も時代を反映しているのかもしれません。
というのは、歯ブラシ・歯磨きといえば、”サンスター”ですね。同社の社名由来は、『太陽(サン)が上る朝と星(スター)が輝く夜に歯を磨こう』なのですが、「英語+英語」です。モンスター・ラボの「フランス語+英語+英語」は、+フランス語です。まさに同社の社名の通り、文化・国籍を超えたものなのかもしれません。
ー モンスター・ラボの初値は? ー
前述した、”リスクモンスター” は、東証スタンダードに上場している会社(3768)です。同社は、2005年3月23日にJASDAQに上場した新興企業でした。
昔のIPOですが、初値がすごいのです。公募(550,000円)に対し、初値(2,240,000円)!! 一撃で+1,690,000円の利益!! まさに、モンスター級の初値です。
モンスター級の初値といえば、”HEROZ”(4382)の公募(4,500円)⇨ 初値(49,000円)の一撃+445万円かもしれませんが、現状のIPOでは百万越えはモンスター級ですよね!!
“モンスターラボ” の初値も “リスクモンスター” にあやかって高騰して欲しいものですが、IPOに当選しなければ始まりません。現時点の難易度を調べてみたら、あらら ・・・ ❤ 下記の難易度を、見てみてください。(^^)
IPO Outline
会社名 | 株式会社 モンスターラボホールディングス [5255] |
本店所在地 | 東京都渋谷区 |
上場市場 | グロース市場 |
設立年月日 | 2006年 2月 3日 |
業種別分類 | 情報通信 |
事業概要 | DXに係るデジタルコンサルティング事業及びプロダクト事業等 |
規模 | 中型(時価総額207.7億円、吸収金額29.9億円)※想定価格ベース |
親子上場 | なし |
幹事会社(主) | 大和、アイザワ、SBI、楽天 |
仮条件決定日 | 3月 9日 |
BB期間 | 3月 10日 ~ 3月 16日 |
抽選発表 | 3月 17日 |
上場予定日 | 3月 28日 |
同日上場 | Arent(5254)、アクシスコンサルティング(9344) |
発行株数 | 31,701,950 株株(2023 年 2 月 24 日現在) |
公開株数 | 4,830,000 株 公募: 1,800,000 株 + 売出: 2,400,000 株 + OA: 630,000 株 (公募内訳:新規株式発行 1,800,000 株、自己株式処分 – 株) |
売出比率,OR | 売出: 49.7 % OR: 14.4 % |
想定価格 | 620 円 |
海外向け販売 | あり |
難易度
実は、主幹事を務める大和証券の割当株数は97%なのです。予想抽選枠は3,544本。しかし、海外向け販売が予定されていますが、現時点では比率がわかりません。50%と想定してみても、予想抽選枠は1,772本あります。ワンチャンスあれば、当選できそうですね。f(^^;) |
事業内容
システムのコンサル・開発など。主に大企業や自治体に対し、ワンストップでデジタルトランスフォーメーションを支援している。また、RPA(ロボットによる業務自動化)ツールや音楽配信事業などのプロダクト事業も展開している。海外買収を積極的に進めており、国内外20の国と地域、33都市に拠点を持つ。 ・デジタルコンサルティング事業 デジタル戦略立案から始まり、デザイン、システム開発、さらにデータ解析、プロセス最適化までワンストップでクライアントのデジタルトランスフォーメーションを包括的にサポート。 ・その他事業 店舗向けBGMサービス「モンスター・チャンネル」や、中小企業・自治体向けの自社開発RPAソフトウエア「RAX」など市場の共通課題を解決するSaaS(Software as a Service)型サービスを展開。 ・事業別売上高&構成比(第16期) ・デジタルコンサルティング事業: 8,891,856千円(94.7%) ・その他事業: 493,800千円(5.3%) |
業 績
(単独決算)
回次 | 第12期 | 第13期 | 第14期 | 第15期 | 第16期 |
決算年月 | 2017/12 | 2018/12 | 2019/12 | 2020/12 | 2021/12 |
売上高(百万円) | 2,761 | 3,568 | 2,828 | 7,420 | 9,346 |
経常利益(百万円) | – | – | – | △1,549 | △3,090 |
当期純利益(百万円) | 13 | △21 | △1,501 | △1,274 | △3,053 |
・第14期まで単独決算。第15紀から連結決算。
・第15期から国際会計基準(IFRS)にて作成。このため、第14期までの売上高・経常利益・当期純利益は、第15期から売上収益・営業利益・税引前利益となります。
経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。
手取金の使途
充当先(予定) | 金額 |
運転資金 | 823,000 千円 |
採用研修費 | 154,000 千円 |
外注費 | 499,000 千円 |
計(四捨五入)) | 1,475,000 千円 |
主要株主と保有株数・保有割合
株主 | 関係 | 保有株数 | 保有割合 |
JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資組合 | VC | 6,849,300 株 | 19.37% |
鮄川 宏樹 | 代表取締役 | 5,529,950 株 | 15.64% |
㈱DGベンチャーズ | VC | 2,187,850 株 | 6.19% |
日本郵政キャピタル㈱ | VC | 1,713,000 株 | 4.84% |
㈱パソナ | 資本業務提携先 | 1,121,750 株 | 3.17% |
売出株放出元
株主 | 関係他 | 売出株数 |
㈱DGベンチャーズ | VC | 1,064,600 株 |
㈱パソナ | 資本業務提携先 | 545,800 株 |
鮄川 宏樹 | 代表取締役 | 322,800 株 |
YJ2 号投資事業組合 | VC | 250,100 株 株 |
イーストベンチャーズ投資事業有限責任組合 | VC | 90,900 株 株 |
りそなキャピタル3号投資事業組合 | VC | 61,100 株 |
タケウチホールディングス㈱ | VC | 54,700 株 |
鈴木 澄人 | 創業メンバー | 10,000 株 |
計 | 2,400,000 株 |
VCの有無
VC : 20 |
売り圧力
発行済株数 | 31,701,950 株 |
売出株数 | 2,400,000 株 |
残(株主保有株) | 29,301,950 株 |
・180日ロックアップ | 10,048,850 株 |
・90日ロックアップ or 1.5倍ロックアップ解除① | 16,829,000 株 |
・上記のうち、第三者割当② | 6,721,100 株 |
・ロックアップなし③ | 2,424,100 株 |
上場初日に売却可能性のある株数(①-②+③) | 12,532,000 株 |
ストックオプション(新株引受権)
・ストックオプション(行使可能) | 3,658,750 株(1,504,00 株) |
では、また (^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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