【№1927】
大胆な予想ですね。上場2日目になる可能性はあるのですか?
好条件が揃っているので、初値が上場初日につく可能性は低いそうじゃ!!
エスネットワークス(5516) 公開価格
想定価格 | 仮条件 | 公開価格 |
700 円 | 650 円 ~ 730 円 | 730 円 |
仮条件は想定価格をはさんだ形になりましたが、公開価格は仮条件の上限で決定しています。まぁ、訂正有価証券届出書、または目論見書訂正分を見れば、BBは活況だったようなので、上限決定はうなづけます。(^^)
大手の初値予想
大手予想 | 株価 | 備考 |
初値予想 | 2,200円 | 某業界新聞 |
初値予想 | 1,700円 | 比較的よく当たるところ |
初値予想 | 1,700円 | けっこう?な予想をするところ |
1,679円 | 上限値段 (公開価格の2.3倍) | |
730 円 | 公開価格 | |
671.6 円 | 引受価格(公開価格の92%) |
驚きました。公開価格の3倍(2,200円)の初値予想をしてきたところがあります。これは、『上場初日には初値が付かなく、翌日以降に持ち越す』といっているわけです。
ずいぶんと大胆な予想ですが、確かに “エスネットワークス” の上場内容は12月IPOの中では、かなり良い。(^^)
・同社は、公認会計士らが設立した経営コンサルティングファーム。事業は、『財務・会計分野を中心とした実務実行支援型コンサルティングサービスの提供』ですが、変革フェーズにある企業に対し、CFO(最高財務責任者)機能をワンストップで提供している点に特徴もあり、テーマとしてはまずます。
・業績(売上・利益)も、急激な伸びはないものの右肩上がり。設立してから、25年以上経っているので、経営は安定(そうそう赤字転落はない)していると思われるす。
・発行済株式総数は、2,944,700株(自己株式を除く)。このうち、2,629,200株(89.3%)が180日のロックアップがかかっている。ロックアップなし(初値から売却可能)株式は、15,500株(0.5%)しかありません。差分(300,000株)は、売出株。つまり、売り圧力がほとんどない。
・吸収金額は、730円 × 公開株数(公募+売出+OA)402,500株 = 約2.9億円 で、規模は超小型。
これだけの条件があれば、初値は高騰します。普通ならば、上場初日の(初値の)気配値は2.3倍を超えて、翌日に初値は持ち越しのパターン。
残りの大手2社の予想(1,700円)は公開価格の2.3倍を1円超えていますが、特別気配があるので気配値・合致点が1.719円までだったら、『上場初日に初値が付く』といっています。
明日上場する “エスネットワークス” の初値の見どころは、この地合いのなかで初値がどこまで上がるのかと、上場初日に初値が付くかどうかですね。(^^)
多くのIPOブロガーさんたちも初値予想をしていますが、さすがに初値持ち越しを予想されている方はいないようです。
管理人は、この地合いではさすがに2.3倍を超えることはムリ。初値は1,700円(2.3倍)までは届かず、1,460円(2.0倍)~1,606円(2.2倍)のどこかに落ち着くのではと考えています。
地合いがとくに悪く、12月はIPOへの資金流入がありません。いくら初値が高騰する条件が揃っていても、この “エスネットワークス” にセカンダリー(どうしても初値で買いたい)が集中し、初値が2.3倍(1,700円)以上になるとは思えないということです。まぁ、『IPOの初値は、ふたを開けないとわからない』のですが ・・・ 。f(^^;)
では、また (^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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