【№1949】
本日から “cocolibe” のBBが開始です。
“SOLIZE”・”Veritas In Silico” と好調な初値でしたが、今度はどうでしょうか?
初値が気になるのはしかたがないが、当選するのは厳しいぞ!!
事業詳細
”Cocolive” の事業概要は、『不動産業界向けマーケティングオートメーションツール「KASIKA」の
開発、顧客への提供その他関連する業務』ですが、要は『不動産業界向けの業務効率化ツール(クラウド)を開発・販売する会社』ということです。
調べていくと『不動産業界は意外とIT化が遅れている』ことがわかりました。まだまだ販売先は多いので、業績の右肩上がりは続きそうです。(^^)
ー 事業詳細 ー
不動産業界向けのクラウド型営業自動化ツール「KASIKA(カシカ)」を開発、販売している。社名は「ここに住みたい」、ツール名は「可視化」を由来とする。
カシカは集客後の「追客(ついきゃく)」に強みを持っており、具体的な機能の一つとして自動メール返信機能がある。ポータルサイトで問い合わせのあった見込み客を自動で顧客リストに加え、不動産会社オリジナルの返信メールを自動送信する。そのほか営業活動の管理や属性に応じたメールマガジンの一斉自動送信、契約確度の高い見込み客の絞り込みといった基本機能に加え、SMS(ショート・メッセージ・サービス)でメールを送信するSMSオプション機能、人工知能(AI)で作成した物件の価格査定書を提供するAI査定オプション機能を有している。
料金体系は大別して店舗単位もしくはユーザー数ごとの課金となっており、月額利用料(5万円~)と初期費用(5万円)、月額オプション料(各1万円)、オプション初期費用(各2万円)を得ている。
2023年5月期の売上高構成比はクラウドサービス事業100%。MRR(月次経常収益)6817.7万円、有料契約社数920社、単月解約率(年間平均)1.1%。
トレイダーズウェブ IPO銘柄詳細より抜粋
仮条件
直近の業績は売上・利益とも右肩上がりで好調です。強気の仮条件が出るかと思いきや、想定価格以下でした。また、新ルール(公開価格が仮条件の120%他)の適用もありません。
想定価格 | 1,780 円 | ①仮条件下限 > 想定価格 ②仮条件下限 = 想定価格 ③仮条件上限 > 想定価格 > 仮条件下限 ④仮条件上限 = 想定価格 ⑤仮条件上限 < 想定価格 |
仮条件 | 1,720 円 ~ 1,780 円 | |
ステータス | ④ | |
公開価格レンジ | 1,720 円 ~ 1,780 円 | 仮条件下限の80%以上、上限の120%以下 なし |
抽選枠予想
予想抽選枠は、総合証券ならば「割当株数×10%」、ネット証券(楽天等)は「×100%」と考えれば良いのですが、実際にはそうなりません。個人顧客への抽選配分・店頭配分の前に、機関投資家などへ配分される(差し引かれている)からです。大した差ではありませんが、管理人はそこを過去のデータを基にちょっとだけシビアに計算しています。f(^^;) |
証券会社 | 割当株数 | 比率 | 予想抽選枠 | 難易度 | 申込 | 結果 |
日興 | 596,800 株 | 97.0% | 525 本 | 厳しい | ○ | |
・ステージ枠 | 262 本 | |||||
みずほ | 9,200 株 | 1.5% | 8 本 | ほぼムリ | ○ | |
楽天 | 3,100 株 | 0.5% | 28 本 | ほぼムリ | 〇 | |
松井 | 3,100 株 | 0.5% | 28 本 | ほぼムリ | ○ | |
SBI | 3,100 株 | 0.5% | 14 本 | ほぼムリ | ○ | |
・ポイント枠 | 株 | 7 本 | ||||
計 | 615,300 株 |
※その他にOAが、[92,200株]あります。
初値予想
ー ポイント -
・テーマ : クラウド、AI
・業績 : 売上・利益とも右肩上がり
・時価総額 : 52.0億円(前提:仮条件の上限)
・吸収金額 : 12.6億円(前提:仮条件の上限)
グロース市場へ上場するIPOとしては小さく、荷もたれ感はありません。
・売り圧力 : 公開株数(公募+売出+OA)は、707,500株。180日・90日ロックアップがかかっていますが、公開価格の1.5倍で解除される株式が 589,100株(VC:3社)あり。
・仮条件 : 割安感なし。
・同日上場 : 光フードサービス(138A)あり。
ー 初値予想 ー
公開価格は、仮条件の上限(1,780円)になりそうです。初値は、公開価格の1.5倍(2,670円)前後と予想します。”SOLIZE”・”Veritas In Silico” と初値が好調です。この流れだとロックアップ解除・同日上場があっても、公開価格の1.5倍を超えてくるかもしれませんね。(^^)
なお、本日の日本経済新聞に以下のIPO記事がありましたので、ご参考までに掲載します。
IPO指数上昇 7ヵ月ぶり高値
新興株の物色広がる
8日の東京株式市場で過去1年間に新規株式公開(IPO)した銘柄の動きを指数化したQUICK IPOインデックス(加重平均)が前日比0.3%高の29万1,793と、およそ7ヵ月ぶりの高値水準をつけた。
2024年2月8日 日本経済新聞より一部抜粋
国内外の投資家の投資家による買いで大型株の上昇が続くなか、相対的に出遅れ気味の新興株を物色する動きが広がる。
『今年に入ってからも新規上場銘柄の値動きは好調で、回復の芽が出てきている』 ・・・ いちよし証券投資情報部課長 宇田川克己
『日経平均の過熱感を意識した個人投資家を中心に中小型株への物色が今後広がりそうだ』 ・・・ auカブコム証券マーケットアナリスト 山田勉
BBスタンス
正直言って、初値予想は適当です。要は、初値が公募割れしなければ良いのです。公募割れはないと考えられるので、上記のような申込可能なところにすべて申し込むパターンになります。
しかし、最近まったくツキを感じません。昨日アップした記事のタイトルも、『読者に運を分けてください』です。申し込まなければ当選はあり得ませんが、今回もおそらく全滅でしょう。f(^^;)
2月16日には、SMBC日興証券(主幹事)の申込受付番号をベースとした当選確率予想記事のアップを予定していますが、さてどれくらいになるやら?
では、また (^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
♥ 読者様に幸運がありますように ♥
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