【№1955】
これ誰が名づけたのですか?
ヤバイですよ!!
どこがヤバいんじゃ?
マグニフィセント・セブンとは?
昨年 S&P500種株価指数のリターンの大半はひと握りの企業によって生み出されました。この企業群が『マグニフィセント・セブン』と呼ばれています。米国株式投資をされている読者様にはお馴染みの企業ですね。(^^)
銘柄は、アルファベット(Alphabet)、アマゾン(Amazon)、メタ・プラットフォームズ(Meta Platforms)、アップル(Apple)、マイクロソフト(Microsoft)の巨大IT5銘柄に テスラ(Tesla)とエヌビディア(Nvidia)を加えた時価総額最大規模の7銘柄。この7銘柄合わせて、『ビッグテック企業』とも呼ばれています。
マグニフィセント(magnificent)とは『素晴らしい・壮大な』という意味で、例文(英語)としては ・・・
This magnificent scene is one of many from the Grand Canyon.
この壮大な景色はグランドキャニオンの数ある絶景のうちの一つです。
『素晴らしい・優秀な』という意味の英語にはエクセレント(excellent)もありますが、マグニフィセント(magnificent)は『スケールが大きく(金銭的に、物理的に、技術的に、など)、圧倒されるほどすばらしい』という意味合いで使われるようです。マグニフィセント・セブンの日本語訳としては『半端ない時価総額の7つのテック企業』といったところでしょうか。(^^)
名称の由来は?
ご存じの方が多いと思います。西部劇映画で有名な『荒野の7人』。この原題が『The Magnificent Seven』で、ここからきています。1960年と古い映画なのでご覧になられた方は少ないかもしれません。管理人は、中学校のころ(50年以上前)にTVで再放送を観ました。ちなみに、管理人は1960年生まれです。(笑)
7人のガンマンが命をかけて農民・農村を盗賊団から守るという単純なストーリーなのですが、いやいやどうして手に汗握る映画です。7人の個性が豊かというか際立っていて(いわゆる、キャラ立ちしている)、ついつい感情移入してしまうのも本作品の特徴です。観れば『マグニフィセントとは、壮大な・雄大なという意味』であることを自然と覚えてしまいます。管理人は50年以上忘れていません。一回も使ったことはありませんが ・・・。f(^^;)
なお、本作は1954年に公開された巨匠 黒澤明監督の時代劇『七人の侍』のリメイク。時代劇を西部劇に置き換えたリメイクで、当然背景は違いますが大きな違いは『カラー/モノクロ、ガンマン/侍、銃/刀』だけだったような ・・・ ?
さて、ちょっと前まで『GAFA(ガーファ)』でした。これは米国のIT関連企業大手4社の頭文字をとって名付けられた造語で、4社とはグーグル(Google)・アップル(Apple)・フェイスブック(Facebook)・アマゾン(Amazon)のこと。この4社にマイクロソフト(Microsoft)を加えて『GAFAM(ガーファム)』になりました。
・・・ とここまでは、よくある頭文字の組み合わせなのですが、テスラ(Tesla)とエヌビディア(Nvidia)を追加した頭文字の造語は限界だったのかもしれません。フェイスブック(Facebook)はメタ・プラットフォームズ(Meta Platforms)に社名変更、グーグル(Google)は持株会社のアルファベット(Alphabet)の新設もあり頭文字も変わってしまいましたしね。f(^^;)
管理人の独り言
調べたところ、Magnificent Sevenと名付けたのは、バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)のようですが、名称の由来などがわかったところで管理人はいろいろと妄想してしまいました。
映画『荒野の7人』・『七人の侍』を観ている最中に多くの方が関心を持つと思われることがあります。それは『圧倒的な数の敵を相手にして、誰が生き残るか?』ということ。戦いの中で4人は死んでしまいます。
マグニフィセント・セブンは飛ぶ鳥を落とす勢いの7社ですが、企業の栄枯盛衰は世の常です。『壮大な7企業だが、どこが生き残るのか?』。そんな意味も含んだ名称だったら ・・・ 怖いですね。f(^^;)
※1960年の『The Magnificent Seven』は2016年にリメイクされていますが、こちらは観ていません。
あとがき
地政学的リスクが「マグニフィセント・セブン」と称されるテクノロジー大手7社に打撃を与え、新規株式公開(IPO)が活気を取り戻し、日本は世界最高の先進国市場に浮上する。
バンク・オブ・アメリカ(BofA)が2024年に市場を驚かす可能性のある展開をまとめたリストの中で上記のように予想しています。『どこが生き残るのか?』は、深読みのしすぎ? ・・・ でしたが、あながち突拍子もない考えでもないのかもしれません。
また、上記のIPOとは日本のIPOではなく世界的に見たIPO市場を指すのでしょうが、『日本は世界最高の先進国市場に浮上』はいいですね。そうなれば、日本のIPOも活況を呈することでしょう。
なお、この予想はバンク・オブ・アメリカの『びっくり10大予想』なので、どこまで信憑性があるのか不明です。アメリカンジョークの可能性は?% ・・・ ですよね。f(^^;)
IPOブログなのにマグニフィセント・セブン(米国株)? ・・・ で始まりどうなるかと思いましたが、最後はIPOで終わらせることができました。!(^^)!
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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