【№1110】
“Finatext”のBBは、明日(12/6)から開始です。(^^)
“Finatext”は、”Finatextホールディングス“の銘柄略称です。
“Finatext”のBBが開始されます。
海外向け販売があるのですが、公開株数がデカい。
難易度はどの程度でしょうか?
共同主幹事の大和・三菱に申し込めば、ダブル当選の可能性もある。
しかし、公募割れリスクが高いのじゃ!!
想定価格 → 仮条件
想定価格 | 1,290 円 | ①仮条件下限>想定価格 ②仮条件下限=想定価格 ③仮条件上限>想定価格>仮条件下限 ④仮条件上限=想定価格 ⑤仮条件上限<想定価格 |
仮条件 | 1,100 円 ~ 1,290 円 | |
ステータス | ④ |
訂正有価証券届出書(新規公開時)より抜粋
仮条件は、1,100円以上1,290円以下の価格といたします。
当該仮条件は、当社の事業内容、経営成績及び財政状態、当社と事業内容等の類似性が高い上場会社との比較、価格算定能力が高いと推定される機関投資家等の意見及び需要見通し、現在の株式市場の状況、最近の新規上場株の株式市場における評価並びに上場日までの期間における価格変動リスク等を総合的に検討して決定いたしました。なお、当該仮条件は変更されることがあります。
抽選枠予想
予想抽選枠は、総合証券ならば「割当株数×10%」、ネット証券(楽天等)は「×100%」と考えれば良いのですが、実際にはそうなりません。理由は簡単で、個人顧客への抽選配分・店頭配分の前に機関投資家などへ配分される(差し引かれている)からです。大した差ではありませんが、管理人はそこを過去のデータを基にちょっとだけシビアに計算しています。f(^^;) |
証券会社 | 割当株数 | 比率 | 予想抽選枠 | 難易度 | 申込 | 結果 |
大和 | 10,833,100 株 | 70.0% | 5,930 本 | 当選し易い | ○ | |
三菱 | 4,333,200 株 | 28.0% | 1,993 本 | 当選し易い | ー | |
松井 | 77,400 株 | 0.5% | 348 本 | 厳しい | ○ | |
あかつき | 69,600 株 | 0.45% | – 本 | 口座なし | ー | |
楽天 | 69,600 株 | 0.45% | 313 本 | 厳しい | ? | |
岩井コスモ | 46,400 株 | 0.3% | 22 本 | ムリ | ー | |
マネックス | 46,400 株 | 0.3% | 209 本 | 厳しい | ? | |
auカブコム | – 株 | -% | ? 本 | ちょっぴり期待 | ー | |
CONNECT | – 株 | -% | 474 本 | 口座なし | ー | |
STREAM | – 株 | -% | ? 本 | 口座なし | ー |
※その他にOA[2,321,200 株]があります。
※割当株数には、海外向け販売株数が含まれています。
管理人の独り言
ー 当選難易度とBBスタンス -
売出株式の海外向け販売比率を50%にして抽選枠を予想してみました。共同主幹事(大和証券・三菱UFJモルガン・スタンレー証券)に申し込めば、ダブル当選も狙える可能性があります。今回は、auカブコムにも当選の可能性を、ちょっぴりですが感じます。
当選の可能性を感じるのは予想抽選枠が多いからなのですが、「初値予想が思わしくないのでBB参加率が低いのでは?」の推測もあります。当選し易いIPOほど公募割れリスクも高いのですから、IPO投資(公募当選)はままならないものです。f(^^;)
このようなIPOは、公募価格決定後に最終判断をしたいですね。ペナルティのある三菱はスルーして、大和証券だけに申し込みですか? さて、どうしましょう。
最終的にはリスクをどこまで取るかですが、東証一部上場の”ネットプロHD”にペナルティのあるSMBC日興証券から申し込んでいます(抽選結果は12/6)。
“ネットプロHD”より、この”Finatext”の方が公募割れリスクが高いと感じています。赤字上場ですし!! ⇦ これ本音 ・・・ あらら f(^^;)
ー 初値予想 -
・規 模: マザーズ上場の大型案件
・仮条件: 想定価格を下振れ(幅は180円)※機関投資からは厳しい意見?
・事 業: 証券・保険ビジネス向けクラウド基幹システムの提供及びデータ解析・サービス開発支援
・業 績: 売上の伸びはすごいが、赤字上場
・発行済総株式数: 45,954,628株
・売出株式: 12,675,700株
・VC: 4
・180日ロックアップ: 33,278,928株
・1.5倍ロックアップ解除: 0株
・ロックアップなし: 0株
・ストックオプション(新株引受権): 4,177,424株、行使可能: 4,177,424株
※行使可能なストックオプションがありますが、共同主幹事会社に対し、ロックアップ期間中、共同主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社新株予約権及び新株予約権の行使により取得した当社普通株式の売却等を行わない旨を合意しています。
★売り圧力は実質ゼロ。同社の事業には成長性・将来性も感じるので、IPOとしては規模は大きくともまぁまぁの銘柄と考えます。「12月に上場させなくても良いのでは?」と思いますが、VCが多いIPOは関係なく上場してきます。投資資金の回収ということなのでしょうね。f(^^;)
しかし、この12月ラッシュの上、さらに6社同日上場です。サインド(4256)、リニューアブルジャパン(9522)、Finatexホールディングス(4419)、THECOO(4255)、サクシード(9256)、網屋(4258)の同日上場。
資金は分散されます。初値は公募近辺(ただし公募割れリスク高し)としておきましょう。・・・ あらら f(^^;)
読者の皆様に運があらんことを!!
“Finatext”の詳細情報は、最下段の関連記事を参照 |
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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