【IPO投資術】損失が出たら確定申告です!!

【№1332】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

還付金は、もともと自分のお金です。

戻ってきたら、そんなに嬉しいのですか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

確定申告をしないと、国にプレゼントしたことになるのじゃ!!

はじめに

 本日、最寄りの税務署から「国税還付金振込通知書」が届きました。シールをめくれば、還付金「333,304円」と、ちょっとした金額です。
別に儲かったわけではありません。納め過ぎた税金が帰ってきただけのこと。ものもと自分のお金です。
しかし、得をしたわけではありませんが、還付金は嬉しいですね。なぜなら、確定申告をしなければ、この金額を国にプレゼントしたことになります。f(^^;)

IPOで損失が出たら確定申告です!!

 当ブログの読者様の年齢層はバラバラでしょうが、現役の会社員が多いと思っています。会社員などの給与所得者は、原則として確定申告をする必要はありませんが、確定申告をすると得をする人がいます。

当ブログはIPOブログですから、読者様はIPO愛好家のはず。IPO投資で損失と言えば、一般的には「公募当選したIPOの初値が公募割れしてしまい、売却時に損失が出てしまったこと」を指しますね。
公募割れリスクの高いIPOを避けたIPO投資をしたいものですが、当選を狙って時にはリスクを取ることもあるでしょう。
やっと当選したIPOが公募割して損失が出た!! 悪夢のようですが、ここで挫けてはいけません確定申告で少しでも損失を取り戻すのです

注意:年間トータルでプラスなら確定申告の必要はありませんが、それでも確定申告をした方が良いケースがあります
A社で当選した。初値が高騰して儲かった。B社で当選したが、公募割れして損失を出した。この場合、トータルでは儲かっているのですが、損益通算した税金を引かれているわけではありません。税金を支払い過ぎています。
IPOはどの会社で当選するかわからないので、トータルでプラスでもどこかでマイナスならば、損益通算として確定申告をした方が得をするということです。

昨年の損失は、3月15日までに税務署へ確定申告しなければ還付金は受け取れません。「あー!! しまった!! 確定申告をしておけば良かった!!」と嘆くことはありません。損失は繰り越して、翌年以降3年間の利益から控除することができます。つまり、昨年の損失は来年の確定申告で取り戻せます。今年のIPO投資がプラスでも関係ありません。あくまで、昨年の損失分が対象です。

確定申告は、やってみるとけっこう簡単!!

 「確定申告は面倒くさいし、やっても僅かな還付金でしょ!!」と思われている方は、多いかもしれませんね。確かに面倒くさいことには違いないのですが、確定申告の作成・提出はかなり楽になっています。

管理人は毎年確定申告をしていますが、初めての時は「手書き」だったこともあり、何をどうやって作成したら良いのかわからず困りました。毎年、「確定申告のやり方」等の雑誌が出ますので、買って読んではみましたが、さっぱりでした。提出した確定申告には記入ミスがあり、税務署で修正・再計算された還付金が振り込まれました。自分で計算した還付金より、多くなったのには笑ってしまいましたが ・・・。f(^^;)

今の確定申告作成は、実に楽です。国税庁に確定申告作成コーナーがあり、フォームに金額を入力するだけで自動的に作成されます。完成した確定申告書は、印刷して郵送しても良いし、ネットで送信しても良し。

本当に「案ずるより産むが易し」です。騙されたと思って、確定申告にチャレンジしましょう。お金持ちになる人は、面倒くさいことも平然と行います。(^^)


では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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