【再承認】”トリプルアイズ” 難易度と売り圧力

【№1331】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

2月10日に上場中止を発表した”トリプルアイズ”が再承認されました。
内容がかなり変更されましたが、初値を期待しても良いでしょうか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

確かに大きな変更はあったが、初値は期待できそうじゃ!!
しかし、主幹事は”いちよし証券”のままじゃ!!

  当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。
   ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;)
   ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察
   ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出

社名由来・意味

 社名(トリプルアイズ)を見た時、3つの目? これは、「複眼の視点から取り組んでいる」という意味があるのではないかと思いましたが、まったく違いました。
同社の公式サイトに社名の由来が掲載されています。
「お客様へのサービスやシステムを、”CUSTOMIZE“・”REALIZE“・”MAXIMIZE“する3つの「IZE(アイズ)」からきているそうです。

同社のロゴマークも凝っています。設立時に掲げた人工知能技術を追求し続ける意志として、」をモチーフとして、3つの「IZE」を組み合わせたもの。それぞれの「IZE」を色分けすると、組み合わさっているとこがわかりますね。(^^)

IPO Outline

会社名株式会社 トリプルアイズ [5026]
本店所在地東京都千代田区
上場市場グロース市場
設立年月日2008年9月3日
業種別分類情報通信
事業概要システムインテグレーションおよび独自開発の AI プラットフォームの提供
規模小型(時価総額59.9億円、吸収金額5.5億円)※想定価格ベース
上場予定日5月31日
幹事会社いちよし、野村、みずほ、SMBC日興、SBI、岡三、極東、
東海東京、東洋、松井、マネックス、丸三、楽天
BB期間5月13日 ~ 5月19日
抽選発表5月20日
発行株数 6,262,600 株
公開株数554,300 株
公募: 540,000 株 + 売出: 0 株 + OA: 81,000 株
(公募内訳:新規株式発行 540,000 株、自己株式処分 – 株)
売出比率,OR売出: 0.0 % OR: 9.1 %
想定価格880 円
海外向け販売なし
難易度主幹事(いちよし)の予想抽選枠(いちよしダイレクト)は、45本(現時点)。
「あー!! 終わった!!」・・・ ですね。 f(^^;)

事業の内容

 グループは、同社と連結子会社(株式会社シンプルプラン及び株式会社所司一門将棋センター)の計3社で構成されています。
AIソリューション事業を主な事業としていて、SI部門とAIZE部門から構成。SI部門は、AI技術を用いたシステム開発を含むシステムインテグレーションビジネス。AIZE部門は、ストック型AIプラットフォームビジネスを取り組んでいます。

 子会社に、将棋センターがあるのが面白いですね。… あらら(^^;)
同社のグループ社員で構成する将棋部を持ち、アマチュア将棋団体戦の全国大会である「職団戦」において、トップクラスであるS級に所属しているそうです。将棋界に広く認知されることで論理能力に優れた将棋のアマ強豪の採用にも寄与しているとのことです。
AIと将棋の関連性はないのですが、囲碁にはありました。囲碁AI世界大会「第11回UEC杯コンピューター囲碁大会」にて開発に参画したGLOBIS-AQZで準優勝をしています。(^^)

業 績

回次第9期第10期第11期第12期第13期
決算年月2017/82018/82019/82020/82021/8
売上高(百万円)9661,1061,4791,7922,122
経常利益(百万円)3▲20▲88▲16784
当期純利益(百万円)3▲23▲89▲26138

※第11期まで単独決算、第12期から連結決算。


経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。

手取金の使途

充当先(予定)金額
事業開発等技術への投資204,997 千円
新卒者・中途採用者採用や先端テクノロジー教育等人材への投資285,502 千円
計(四捨五入で誤差あり)490,500 千円

売出株放出元

株主関係他売出株数
  – 株
 – 株

VCの有無

VC : 3

売り圧力

発行株数6,262,600 株
売出株数0 株
残(株主保有株)6,262,600 株
・90日ロックアップ4,352,000 株
・90日ロックアップ or 1.5倍ロックアップ解除①1,704,000 株
・第三者割当②451,800 株
・ロックアップなし③206,600 株
・第三者割当④10,800 株
上場初日に売却可能性のある株数(①-②+③-④)1,448,000 株

※実質、1.5倍ロックアップ解除(1,252,200株)、ロックアップなし(195,800株)になります。

ストックオプション(新株引受権)

・ストックオプション(行使可能)725,600 株(441,200 株)

※ストックオプションが行使されるか不明です。f(^^;)


では、また (^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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