【№1408】
“ホームポジション“の抽選は、全滅です。
しかし、公募価格の決定について不思議な点があるのですが?
公募価格が、仮条件の下限で決定したことか?
想定価格 → 仮条件 → 公募価格
想定価格 | 仮条件 | 公募価格 |
500 円 | 450 円 ~ 500 円 | 450 円 |
訂正有価証券届出書(新規公開時)より抜粋
ー 発行価格決定時 -
発行価格の決定に当たりましては、仮条件(450円~500円)に基づいて機関投資家等を中心にブックビルディングを実施いたしました。
当該ブックビルディングの状況につきましては、
①申告された総需要株式数は、公開株式数を十分に上回る状況であったこと。
②申告された総需要件数が多数にわたっていたこと。
③申告された需要の価格毎の分布状況は、仮条件の上限価格に集中していたこと。
以上が特徴でありました。
上記ブックビルディングの結果、十分な需要があったものの、現在のマーケット環境、上場日までの期間における価格変動リスク等を総合的に勘案して、450円と決定いたしました。
なお、引受価額は414円と決定いたしました。
仮条件は、450円以上500円以下の範囲とし、発行価格は、当該仮条件による需要状況、上場日までの価格変動リスク等を総合的に勘案した上で、2022年6月14日に引受価額と同時に決定する予定であります。
需要の申込みの受付けに当たり、引受人は、当社株式が市場において適正な評価を受けることを目的に、機関投資家等を中心に需要の申告を促す予定であります。
ー 仮条件決定時 -
仮条件の決定に当たり、機関投資家等にヒアリングを行った結果、主として以下のような評価を得ております。
①土地仕入れ業者とのネットワークや変形敷地等における商品企画力により差別化が図られている。
②デザイン性を重視した戸建住宅を販売することで、価格競争を回避し売上を拡大している。
③資材価格や金利動向等のマクロ環境、大手競合の動向に懸念がある。
以上の評価に加え、類似会社との比較、現在のマーケット環境等の状況や、最近の新規上場株のマーケットにおける評価、並びに上場日までの期間における価格変動リスク等を総合的に検討した結果、仮条件は450円から500円の範囲が妥当であると判断いたしました。
抽選結果
予想抽選枠は、総合証券ならば「割当株数×10%」、ネット証券(楽天等)は「×100%」と考えれば良いのですが、実際にはそうなりません。個人顧客への抽選配分・店頭配分の前に、機関投資家などへ配分される(差し引かれている)からです。大した差ではありませんが、管理人はそこを過去のデータを基にちょっとだけシビアに計算しています。f(^^;) |
証券会社 | 割当株数 | 比率 | 予想抽選枠 | 難易度 | 申込 | 結果 |
いちよし | 1,500,000 株 | 75.0% | 150 本 | 厳しい | ー | ー |
静銀ティーエム | 100,000 株 | 5.0% | – 本 | 口座なし | ー | ー |
極東 | 60,000 株 | 3.0% | – 本 | 口座なし | ー | ー |
東洋 | 60,000 株 | 3.0% | – 本 | ネット申込不可 | ー | ー |
マネックス | 60,000 株 | 3.0% | 540 本 | 厳しい | 〇 | × |
水戸 | 60,000 株 | 3.0% | – 本 | 口座なし | ー | ー |
あかつき | 40,000 株 | 2.0% | – 本 | 口座なし | ー | ー |
岩井コスモ | 40,000 株 | 2.0% | 38 本 | ムリ | ー | ー |
SBI | 40,000 株 | 2.0% | 180 本 | ムリ | ○ | × |
・ポイント | 90 本 | |||||
楽天 | 40,000 株 | 2.0% | 360 本 | 厳しい | 〇 | 6/17 |
むさし | – 株 | -% | 5 本 | ムリ | ー | ー |
松井 | – 株 | -% | 5 本 | ムリ | ー | ー |
※その他にOA[300,000 株]があります。
管理人の独り言
ー 当選難易度とBBスタンス -
(BB時)
★予想抽選枠の多い”マネックス証券”・”楽天証券”でワンチャンスあるかもしれません。当選は厳しいですが、主幹事の”いちよし証券”よりはマシという程度です。f(^^;)
難しく考えずに、予想抽選枠の多い順に申し込んでみようかと考えています。
ー 抽選結果 -
★マネックス証券で当選できないか? ・・・ ダメでしたね。f(^^;)
ー 初値予想 -
★新規上場する会社と主幹事証券会社は、ブックビルディングによって把握した需要状況、上場日までの期間リスク、需要見通しなどから総合的に判断し、公募価格を決定します。
これから、申告された需要の価格毎の分布状況が、仮条件の上限価格に集中していた場合、公募価格は仮条件の上限で決定することが多くなります。
しかし、今回は「仮条件の上限価格に集中」していたにもかかわらず、公募価格は仮条件の下限で決定しました。
株式市場の状況を考慮した結果かもしれませんが、公募割れの可能性もありますね。う~ん f(^^;)
「上場中止があるかも?」 ・・・ なんて考えてしまいます。
“ホームポジション”の基本情報は、最下段の関連記事を参照願います。 |
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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