【№1885】
BBは、本日(3/6)から開始です。(^^)
3社同日上場ですよ。初値は大丈夫でしょうか?
同日上場の場合、どこを見るかじゃな!!
想定価格 → 仮条件
想定価格 | 1,550 円 | ①仮条件下限>想定価格 ②仮条件下限=想定価格 ③仮条件上限>想定価格>仮条件下限 ④仮条件上限=想定価格 ⑤仮条件上限<想定価格 |
仮条件 | 1,550 円 ~ 1,720 円 | |
ステータス | ② |
ー 仮条件決定 -
仮条件は、1,550円以上1,720円以下の範囲とし、発行価格は、当該仮条件による需要状況等、上場日までの価格変動リスク等を総合的に勘案した上で、2023年3月13日に引受価額と同時に決定する予定であります。
訂正有価証券届出書(新規公開時)
当該仮条件は、当社の事業内容、経営成績及び財政状態、事業内容等の類似性が高い上場会社との比較、価格算定能力が高いと推定される機関投資家等の意見及び需要見通し、現在の株式市場の状況、最近の新規上場株式の株式市場における評価並びに上場日までの期間における価格変動リスク等を総合的に勘案して決定いたしました。
抽選枠予想
予想抽選枠は、総合証券ならば「割当株数×10%」、ネット証券(楽天等)は「×100%」と考えれば良いのですが、実際にはそうなりません。個人顧客への抽選配分・店頭配分の前に、機関投資家などへ配分される(差し引かれている)からです。大した差ではありませんが、管理人はそこを過去のデータを基にちょっとだけシビアに計算しています。f(^^;) |
証券会社 | 割当株数 | 比率 | 予想抽選枠 | 難易度 | 申込 | 結果 |
みずほ | 1,713,800 株 | 70.0% | 1,577 本 | 厳しい | ○ | |
大和 | 489,600 株 | 20.0% | 426 本 | ムリ | ○ | |
SBI | 48,900 株 | 2.0% | 220 本 | ムリ | ○ | |
・ポイント | 110 本 | |||||
楽天 | 48,900 株 | 2.0% | 440 本 | ムリ | ○ | |
マネックス | 48,900 株 | 2.0% | 440 本 | ムリ | 〇 | |
松井 | 48,900 株 | 2.0% | 440 本 | ムリ | 〇 | |
岩井コスモ | 24,500 株 | 1.0% | 23 本 | ムリ | ? | |
岡三 | 24,500 株 | 1.0% | 23 本 | ムリ | ? | |
CONNECT | – 株 | -% | 本 | 口座なし | ー | |
岡三オンライン | – 株 | -% | 1 本 | ムリ | ー |
※その他にOAが、[367,200株]あります。
管理人の独り言
ー 当選難易度とBBスタンス -
・証券会社の割当株数、および予想抽選枠は、海外向け販売を含んでいます。現時点では、海外向け販売比率が不明ですが、国内向けの予想抽選枠は上記ほどないため、かなりの激戦になり当選は厳しくなります。まぁ、公募割れはないと考えて申し込む予定ですが、全滅濃厚ですね。f(^^;)
・予想抽選枠を見て読者様は『何だこれ?』と思われたのではないでしょうか?
みずほ証券&大和証券が共同主幹事なのですが、その割当株数比率は「70%:20%」。共同主幹事といえば、「45%:45%」でももおかしくありません。
このため、大和証券の予想抽選枠は、平幹事の「楽天証券・マネックス証券・松井証券」より少なくなってしまいました。大和証券が共同主幹事である意味は、どこにあるのか考えてしまいますね。
もしかしたら、海外向け販売は、みずほ証券の比率が大きいため、このような割当株数比率になってしまったのでしょうか? しかし、みずほ証券の海外向け比率が高いと、さらに当選が難しくなってしまうのですが ・・・ 。f(^^;)
ー 当てにならない管理人の初値予想 -
・事業は、一言でいえば『通販』。つまり、『小売業』です。
「ハルメク事業」と「全国通販事業」の2つですが、どちらも通販です。しかし、売上高比率は「73.5%:26.5%」と、「ハルメク事業」が圧倒的ですね。
「ハルメク事業」の具体的な内容は、『販売部数全雑誌No.1である雑誌「ハルメク」の出版によりお客様を獲得し、雑誌に共感してくださったお客様に対して、雑誌の特集と連動するなどしたオリジナル商品等(オリジナル商品比率:7割)を、雑誌と同封してお送りするカタログによる通信販売で提案・販売』です。雑誌「ハルメク」は契約しないと購読できないので、知る人ぞ知る雑誌です。(^^)
・業績は、売上・利益ともに右肩上がりで好調。(^^)
・VCはゼロ。ロックアップ解除株は0株、ロックアップなし株も0株と売り圧力はなし。(^^)
・想定価格(1,550円)での吸収金額は43.6億円でしたが、強気の仮条件(1,550円 ~ 1,720円)を出してきました。公開価格はおそらく仮条件の上限で決定するでしょうから、吸収金額は48.4億円(+4.8億円)になりそうです。
・同日上場は3社で、他に、”日本ナレッジ”(5252)、”アイビス”(9343)があります。この3社同日上場を規模(吸収金額)で比較してみると ・・・ 。
3社同日上場の規模比較
銘柄 | 吸収金額 | 市場 | 主幹事 |
ハルメルクホールディングス | 43.6億円 | グロース | みずほ・大和 |
日本ナレッジ | 5.6億円 | グロース | SBI |
アイビス | 6.3億円 | グロース | 東海東京 |
IPOの初値は、需給がかなり影響します。わかりやすく言えば、規模が小さい方が初値は上がりやすくなります。吸収金額が10億円以下のIPOは、初値が期待できますね。
“ハルメク” が同日上場でなかったらまだしも、10億円未満の2社と同日上場になることを考えると、セカンダリー資金は分散し、”ハルメク” にどれだけ流れるのかがポイントになりそうです。
仮に管理人が “ハルメク” に公募当選したとします。日本ナレッジ・アイビスに資金が流れると想定するので、欲をかかずに初値売りですかね。あくまで、3社の寄り付き(板)を見て判断しますが ・・・ 。
以上から、公開価格が仮条件の上限(1,720円)に決定した場合、初値は2,000円(公募の約1.2倍)まで行くかな?と予想します。管理人は素人なので、『業績は好調なので、初値の高騰はなくとも、公募割れはないだろう』という適当な予想です。f(^^;)
“ハルメルクホールディングス” の基本情報は、最下段の関連記事を参照願います。 |
では、また (^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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