【IPO】グッドパッチ承認

社名由来

 同社代表取締役社長である土屋氏は、創業前にサンフランシスコのWebコンサルティング会社btraxでのインターンが決まり、2011年の4月から3ヶ月間サンフランシスコで生活。この間にCo-workingスペース(インキュベーション)の施設であるDogpatchLabsへ訪問?無断侵入?
ともあれそこで大きな衝撃を受けたそうで、DogpatchLabsのクリエイティブな空間は土屋社長の理想のオフィス像を覆したそうです。
かなりの衝撃だったのでしょう! 社名はこのDogpatchLabsの「ドッグ」を「グッド」にしてGoodpatchになったわけです。
また、patchには継ぎ合わせる繋ぐという意味もあり、日本と海外をGoodに繋ぐ[patch]という意味も社名に込められているようです。
ちょっと安直なネーミングのような気もしますが、スタートアップは情熱です。これでよいのだ!と管理人は思います。

特徴

 マザーズ上場の超小型IPO。(想定時価総額43.8億円、吸収金額4.6億円)
事業内容は「UI/UX デザイン支援事業」ですが、何のデザイン・・・???ですね。(^^;)

UI(User Interface/ユーザーインタフェース)
「ユーザーがPCとやり取りをする際の入力や表示方法などの仕組み」
UX(User Experience/ユーザーエクスペリエンス)
「サービスなどによって得られるユーザー体験」
UI/UXは言葉が似ていますが、実は異なる意味を持っています。ただし、UIとUXは相互に影響を与える存在。要は、UXを高めるためには、UIの質を高める必要がある。ユーザーが操作しづらい、またはわかかりにくいUIを採用してしまうと、UXの質は落ちる。・・・ということです。(^^)

しかし、デザイン支援でお金を儲ける(事業を営む)のはどうやっているのでしょうか?
一般的に「デザイン」というと、製商品の形や色、模様などの表面的な見え方に言及されることが多いのですが、グッドパッチが考える「デザイン」とは、問題の本質を掘り下げ、解決のための設計を行い、設計に基づいた見た目(ビジュアル表現)を作り上げ、問題解決へと導くことを意味するとのことです。←???・・・難しい(^^;)
この「デザイン」の本質的な考え方をもとに、顧客企業に対し、Web・スマートフォンサービス等のデジタルプロダクトに関わる様々なデザインについて、サービスを提供。

なんかよくわからんことを書きましたが、最終的にこうなるわけです。
株式会社出前館が企画・運営するサイト「出前館」は、全国の出前&デリバリー店にすぐ注文できる、デリバリー総合サイト・サービスです。
グッドパッチは、そんな出前館アプリが2019年3月にフルリニューアルするにあたって、最高のユーザー体験を実現するため、サービスコンセプト言語化、UI/UXデザイン、キャラクターデザインアニメーション作成などを支援。←事業がイメージできますね!(^^)

 なお、出前館[2484]は、このコロナのおけるデリバリー需要の増大で株価が高騰したので、注目された個人投資家も多かったと思われます。・・・が、一応このブログは、IPOブログです。
出前館の旧社名は「夢の街創造委員会」。2006年6月上場のIPOです。市場は、大証ヘラクレス!! う~ん(^^;)昔すぎましたか!!・・・あはは(^^;)

新規上場会社概要

社名 [コード] 株式会社グッドパッチ [7351]
英文社名 Goodpatch Inc.
会社URL https://goodpatch.com/
上場予定日 2020年6月30日 上場承認日 2020年5月27日
上場市場[業種] マザーズ[サービス] 設立 2011年9月1日
事業内容 UI/UX デザイン支援事業
業績(直近) 売上は右肩上がり、利益は前期にやっと黒字化しました!(^^;)
仮条件決定日 6月11日 BB期間 6月15日~6月19日
公開価格決定日 6月22日 購入申込期間 6月23日~6月26日
想定価格 610円    
発行済株式総数 6,864,360株(承認時) 吸収金額 約4.6億円
発行済株式総数 7,173,260株(上場時) 時価総額 約43.8億円
公募株数 308,900株 公開株数 757,800株
売出株数 350,000株
OA  98,900株
売出株比率 46.2% OR 10.6%
売出放出元
VC:太文字
土屋 尚史 181,800 株(同社代表取締役社長)
㈱DG ベンチャーズ 79,200 株
㈱FiNC Technologies 24,200 株
Salesforce Ventures LLC 23,100 株
MSIVC2016V 投資事業有限責任組合 19,800 株
SMBC ベンチャーキャピタル 2 号投資事業有限責任組合 12,100 株
SBI ベンチャー企業成長支援 3 号投資事業有限責任組合 3,400 株
SBI ベンチャー企業成長支援 4 号投資事業有限責任組合 2,500 株
SBI アドバンテスト・テクノロジー1 号投資事業有限責任組合 1,900 株
SBI ベンチャー企業成長支援 2 号投資事業有限責任組合 1,700 株
SBI ベンチャー企業成長支援投資事業有限責任組合 1,200 株
※売出株数は多くありませんが、VCだらけですね。(^^;)
VC(売出/保有) DG Lab 1号投資事業 0株/792,920株(0%) 
㈱DG ベンチャーズ 79,200株/792,920株(10%)

㈱FiNC Technologies 24,200株/594,320株(4%)
Salesforce Ventures LLC 23,100株/231,000株(10%)
MSIVC2016V 投資 19,800株/198,080株(10%)
SMBC ベンチャーキャピタル 2 号投資事業 12,100株/121,520株(10%)
SBI ベンチャー企業成長支援 3 号 3,400株/34,640株(10%)
SBI ベンチャー企業成長支援 4 号 2,500株/25,080株(10%)
SBI アドバンテスト・テクノロジー1 号 1,900株/19,240株(10%)
SBI ベンチャー企業成長支援 2 号 1,700株/17,920株(10%)
SBI ベンチャー企業成長支援投資事業 1,200株/12,520株(10%)
ロックアップ 株主上位10名の内、VCは90日または1.5倍。その他は180日。
手取金の使途 事業拡大・機能拡充のための人材確保に係る採用費及び人件費、当社及び当社連結子会社であるGoodpatch GmbHへの投融資資金を通じた当社グループにおける借入金の返済、新たなSaaS形式のオンラインコラボレーションソフトウェア「Strap」の開発等の新規事業への投資に充当する予定
取扱証券会社 主幹事:大和 平幹事:SBI ←2社しかありません~!!
まったくプライベートなことですが、グッドパッチの土屋社長は管理人の隣町にお住いのようです。会社を調べていくうちにわかってしまいました。(^^)
管理人の住まいとか、過去の仕事などで遠からず身近に感じる会社が上場することは、けっこうあります。
末筆ながら、
「上場(承認)おめでとうございます。今後ますますのご発展をお祈り申し上げます。」(^^)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

緊急事態宣言が解除されても、コロナ感染には細心の注意を払いましょう!!

手洗いは重要ですね!!

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