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「ネット証券、利益なき繁忙」 これ本日(7/31)の日本経済新聞の記事。
順位 | 証券会社 | 純利益 |
1位 | SBI証券 | 91(47%) |
2位 | 楽天証券 | 21(80%) |
3位 | マネックス証券 | 21(53%) |
4位 | 松井証券 | 14(68%) |
5位 | auカブコム証券 | ▲2(赤転) |
左記は、ネット証券の4~6期の業績
前年と比べ、さんたんたる結果です。(^^;)
落ち込んだ原因は、「手数料の無料化」
左記の
単位は億円
カッコ内は前年同期比
新型コロナウイルスの影響で株価の急落。外出自粛による若年層の個人投資家の増加(口座開設数の激増)。株価が割安とみた個人投資家が売買を活発化。その個人投資家は手数料が安価なネット証券の比率が高い。
この結果、ネット証券大手5社(上記)の売買代金は2013年4~6月以来、7年ぶりの高水準。
しかし、取り引きは活発になっても、手数料の無料化で利益はなく忙しいだけ。
先ほどのセカンダリー記事でも書きましたが、松井証券・楽天証券の現物株手数料は、売買50万円/日までならば無料。
管理人は、松井証券・楽天証券で現物株取引をします。それも、売買50万円以内/日で!! 松井証券楽天証券を忙しくさせて儲けさせない投資家の中の一人は、管理人というわけ。・・・あらら(^^;)
現物取引では、委託手数料を無料にすると、取引が増えるほど損することになります。これは、投資家が負担する取引所に支払う手数料を、証券会社が負担しているからです。
しかし、松井証券・楽天証券のIPOにいくら申し込んでも当選しないのは、これが原因か!?
そんなことは100%あり得ないと思いつつも、当選がないのは事実。う~ん(^^;)ですね。
一昨日アップした、「SBIホールディングスがネット証券のライブスター証券を買収」ではないのですが、ネット証券の合従連衡というか、証券業界再編は今後ますます加速していきそうです。
逆に、手数料競争の中で生き残れるネット証券は、SBI証券だけではないか!?ともいわれています。ここ数年でSBI証券が株式委託手数料だけに依存するビジネスモデルから転換を図ってきたため、それが奏功しているようです。
管理人の独り言
IPOの何が変わるのか!?
さて、来週の金曜日(8/7)からBB開始となるインターファクトリーの主幹事は、SMBC日興証券とSBI証券2社の共同主幹事です。
これも以前に書いた記事ですが、「SBIホールディングスと三井住友フィナンシャルグループの包括提携」。今回の共同主幹事もこの包括提携からきているのでしょうか!?
SBI証券が単独主幹事の場合、たいへん面白いのですが、SBI証券の割当株数比率は、ほとんど85%です。また、いたずらに多い平幹事構成(シンジケート団)になるのですが、それもありません。 管理人は、インターファクトリー共同主幹事の割当株数がどうなるのか!? 興味津々です。(^^)
ネット証券の合従連衡 ➡ SBIホールディングスのライブスター証券買収
証券業界の再編 ➡ SBIホールディングスと三井住友フィナンシャルグループの包括提携
ライブスター証券がなくなっても、IPO投資には影響ないとコメントしましたが、もう少し大きな視点で見直すと、抽選申込先の再考もあり得そうですね。・・・う~ん(^^;)
では、また(^^)/~~
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コロナに過敏になりすぎず、日々基本的な感染防止に努めましょう!!
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