今回は立会外分売の記事です。分売の説明というよりも、私の経験談です。
立会外分売を始めたきっかけ
IPOを始めたことはよいが、さっぱり当選しない。〔始めた当時は、2社しか証券口座を持っていなかった〕 IPOブログを読んで勉強してみると、”多くの口座を開設して申し込む”と書いてあるのでその通りにしてみた。それでも当選しない。〔IPOの当選が難しいことが、だんだんわかってきた〕 そのうちネットで”立会外分売”を見つけたので読んでみると、分売の抽選はIPOより当選しやすいと書いてあるではないですか!!
口座を新たに開設するのであれば、分外をやってみることはなかったと思います。IPO目的で開設した証券口座が使えたことが大きかったわけです。ざっと、こんな感じです!!
ネット申し込み可能な証券会社
IPO | 立会外分売 | 備考 | |
野村證券 | ○ | ○ | |
大和証券 | ○ | × | 分売の取扱はあるが、電話申込 |
SMBC日興証券 | ○ | × | |
みずほ証券 | ○ | × | 分売の取扱はあるが、電話申込 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | ○ | × | |
岩井コスモ証券 | ○ | × | 分売の取扱はあるが、電話申込 |
丸三証券 | ○ | ○ | |
SBI証券 | ○ | ○ | |
楽天証券 | ○ | ○ | |
マネックス証券 | ○ | ○ | |
松井証券 | ○ | ○ | |
岡三オンライン証券 | ○ | × | |
ライブスター証券 | ○ | ○ |
実際に分売をやってみると
購入希望者が多いので抽選になる点、当選しても100株(になることが多い)の点、購入時の手数料は無料の点はIPOに似ていますが、実際にやってみるとぜんぜん別ものです。
立会外分売の特徴は、 ローリスク・ローリターン 。IPOのローリスク・当選すればハイリターンとはちょっと違います。分売はけっこう忙しくて、分売当日の8時30分(締切が最も遅い会社)で申し込みが締め切られ、8時50分頃には結果が出ます。当選(=約定済)すれば、9時から売却が可能。ひたすら申し込んで、当選したら9時に売るやりかたをされている投資家も多いと思われます。私もその中の一人ですが、分売の利益は数百円~数千円くらい。IPO当選時の利益とは雲泥の差です。しかし、IPOと比べると当選しやすい。う~ん?
2019年 Prof.新城の実績
分売発表 | 分売実施 | 申込回数 | 当選回数 | 当選率 |
108社 | 106社 | 44回 | 20回 | 約45% |
当選回数は累計です。複数社当選も当選回数にカウントしています。
分売はローリスクですが、 リスクがないわけではありません。 9時から相場が開始されても、分売で購入した銘柄の株価が分売価格以下というケースもあります。それでも分売もやってみるとそれなりに面白いです!! 売り時のタイミングを見計らうのは難しいですが、ずっと株価画面を見ていると”気分はデイトレーダー”。本物のデイトレとは異なります・・・気分だけです(^^;)
面白くても”日中勤務されている方”には時間的に厳しいものがありますので、残念ですがお勧めはできません。お仕事がんばってください!!
今回は、IPOより儲からないけど、当選だけはしやすい分売の話でした。
では、また・・・(^^)/~~
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