【IPO】インターファクトリー 承認

社名由来

 社名の由来・意味ですかー。過去に名称が変更しているみたいなので、調べてみました。
有限会社インターファクトリー(2003年6月) → 株式会社インターファクトリー(2006年7月)
・ECサイト構築パッケージ[EC VALUE MARKET] →[えびすマート]→[ebisumart]
社名のヒントになるかもと期待しましたが、社名変更ではなく、事業であるECサイトのパッケージ名称の変更でした。・・・あらら(^^;)

またまた今回も知恵を絞るパターンです。う~ん(^^;)
インターが接頭語にくるファクトリー・・・? 〇〇の製造をするところ(空間・場所)・・・?

同社の公式サイトを見ると、[インターファクトリーの想い]に、「私たちは事業の運営を通じて、関わる様々な人々の幸せを実現することを目指しています。」とあります。
ならば、「人々の幸せを実現する空間・場所」の意味が込められているのではないか?
それはECサイト?、同社? それとも、両方?かもしれません。
管理人の勝手な妄想ですが、今回の社名由来・意味は、社名からイメージされる会社・事業そのものという感じがします。ハズレかもしれませんが、社名の由来・意味を考えるのも、面白いものです。
管理人の場合は、ほとんど趣味と化していますが・・・あらら(^^;)

特徴

 マザーズ上場の小型案件(想定時価総額30.9億円、吸収金額9.3億円)。
事業は「クラウド型 EC プラットフォーム構築事業」とありますが、具体的には「クラウド型ECプラットフォーム[ebisumart]の 開発および保守サービスの提供です。

電子商取引のECですが、市場の動向としては、経済産業省が2019年5月に公表した「平成30年度電子商取引に関する市場調査」によると、日本国内のBt oBおよびBtoCのEC市場は順調に拡大をしています。
実際にIPOでも、年に1~2社登場します。成長産業ですから参入企業も多く、ECサイト運営事業者を支援する各サービスジャンルにも多くのサービスが乱立している状態。

直近のEC関連IPO

上場 IPO 公募 初値 初値売却益 終値(7/21)
2020/06 コマースOneホールディングス 1,600円 6,970円 537,000円 4,175円
2019/10 BASE 1,300円 1,210円 -9,000円 5,920円

その中で、売上は5年連続で110%以上の成長を続け、現在クラウド型ECプラットフォームとしては、3年連続国内シェアNo.1(※日本ネット経済新聞調べ 2019年6月時点) のようですから、なかなか頑張っているのでしょう。

管理人の独り言

 同社の公式サイト(役員紹介)を見ていて、CMO・・・? チーフマネジネントオフィサーの略かな?と思ったら、チーフマーケティングオフィサーでした。・・・あらら(^^;)

CMO(Chief Marketing Officer)とはなにか?

CEO(最高経営責任者)
 経営に関わる業務の全てを統括するという意味で、実質的にトップの人。
COO(最高執行責任者)
 CEOの意思決定を代行して実行する人。№2といってもよいでしょう。
CFO(最高財務責任者)
 財務経理の全実務を管轄する人。会社の金庫番ですね。
COM(最高マーケティング責任者)
 マーケティング業務を管轄し、市場や顧客の調査、具体的戦略の立案と実行を指揮する人。
 ナンバーツーであるCOOの指揮のもと、資金面を管轄するCFOとともに、マーケティングを統括
 するイメージです

 欧米の多数企業ではCMOの役職が広く知られており、またその役職を設けています。
2014年の経済産業省の調査によると、日本の時価総額上位300社においてCMOを任命している企業の割合はわずか0.3%。2020年現在では当時よりも増加傾向にあるとされていますが、まだまだ定着しているとは言えない状況です。
日本がまだまだなのは、企業風土というかマーケティングが管理部門的業務とみなされて、バックヤード(裏方)という位置付けになってしまっているというわけ。マーケティングを重視していても、CMOの役職まで設ける会社は少ないとうことですね。(^^;)

企業のブランド価値を高め、開発から販売まで部署を横断するマーケティングが必要な時代です。
少子高齢化が進む日本国内の市場規模は全体として縮小傾向にあり、企業は内需に頼るだけではなく、外に目を向けたグローバル化を進めていく必要に迫られています。価値観の異なる海外市場での事業展開においては、必然的に高い視点を持ったマーケティング戦略が欠かせません。
この意味では、今回のインターファクトリー社には、必要な役職とも言えますね。(^^)

どうです。このブログはためになるでしょう。
ここまで入念に書いたのは、管理人がCMOをまったく知らなかったことを、隠すためです。
あたかも知っているように書いているだけです。けっこう調べました。・・・あはは(^^;)

新規上場会社概要

社名 [コード] 株式会社インターファクトリー [4057]
英文社名 Interfactory,Inc.
会社URL https://www.interfactory.co.jp/
上場予定日 2020年8月25日 上場承認日 2020年7月20日
上場市場[業種] マザーズ[情報通信] 設立 2003年6月27日
事業内容 クラウド型 EC プラットフォーム構築事業
業績(直近) 売上・利益ともに右肩上がり 黒字上場です!!
仮条件決定日 8月6日 BB期間 8月7日~8月14日
公開価格決定日 8月17日 購入申込期間 8月18日~8月21日
想定価格 840円    
発行済株式総数  3,220,000 株(承認時) 吸収金額(承認時) 約9.3億円
発行済株式総数 3,686,000 株(上場時) 時価総額(承認時) 約30.9億円
公募株数 466,000 株 公開株数 1,110,900 株
売出株数 500,000 株
OA 144,900 株
売出株比率 45.0% OR 30.1%
売出放出元
VC:太文字
SMBCベンチャーキャピタル1号投資事業有限責任組合
 500,000 株
VC(売出/保有)
 [株主上位10名]
SMBCベンチャーキャピタル1号投資事業有限責任組合
 500,000株/1,000,000株
ロックアップ
 [株主上位10名]
180日 ロックアップ
蕪木 登(同社代表取締役社長)1,600,000 株
蕪木 有紀(同社代表取締役社長の配偶者)330,000 株
ヤマトフィナンシャル株式会社 90,000 株
兼井 聡(同社取締役COO)75,000 株
小出 勝洋 75,000 株
三石 祐輔(同社取締役CMO)45,000 株
赤荻 隆(同社取締役CFO) 35,000 株
長谷川 修(同社従業員) 15,100 株
加山 宏(同社常勤監査役)15,000 株
90日or1.5倍ロックアップ
SMBCベンチャーキャピタル1号投資事業有限責任組合
 1,000,000 株(内、500,000株は売出へ)

手取金の使途 ①運転資金として「ebisumart」のマーケティング費用に ②投資資金として新規ソフトウエア制作のための開発費に ③設備資金として事務所増設に伴う内装工事及び敷金に充当する予定
取扱証券会社 共同主幹事 : SMBC日興、SBI ⇦SBIの共同主幹事は珍しい
平幹事   : いちよし、丸三、松井

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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