社名は「プレミアアンチエイジング」ですが、東証の【銘柄略称】は「Pアンチエイジ」。さすがに、文字数が多すぎますね!! (^^;)
社名由来
設立(2009年)後、社名の変更はありません。社名に「アンチエイジ」とありますので、アンチエイジジング事業をしていることは明白です。説明の必要もないので、終わり!!
社名由来の紹介で、これほど短いのも珍しいです。・・・ムムム(^^;)
会社概要
同社の事業は「基礎化粧品の製造及び販売」。
製品は、(1)通信販売、(2)卸売販売、及び(3)その他の3つのチャネルで販売しています。
販売チャネル別 売上高・比率
第10期事業年度(自:2018年8月1日 至:2019年7月31日)
売上高(千円) | 比率 | |
通信販売 | 9,703,006 | 81.3% |
卸売販売 | 1,939,496 | 16.3% |
その他(Amazonに出店) | 286,791 | 2.4% |
11,929,294 | 100% |
通信販売の状況
同社は、自社ECサイトにおいて自社製品の販売を行っており、その販売手法は、1回の注文ごとに購入していただく「都度販売」と、一定の間隔で同様の製品を継続的にお客様にお届けする「定期販売」の2つがあります。当社の通信販売売上高に占める定期販売は、2019年7月期で約90%となっており、定期販売数は毎年堅調に増加しています。
目論見書には、「複数商品を定期購入して頂いたお客様の比率は、7.3%(2019年7月期実績)」と記載されています。7.3%が高いのかどうか、いまいちよくわかりませんが、同社の製品がお客様に評価されリピーターが増えていることは推察できますね。(^^)
ブランド
2010年2月 化粧品ブランド「DUO」を創出、「ザ クレンジングバーム」の発売開始
2019年4月 「DUO」の姉妹ブランドとして新ブランド「CANADEL」を創出
同社の製品区分は、スキンケア・メイク・ヘアケアであるが、その中でもメイク落としの「ザ クレンジングバーム」は、売上構成比は89.3%(2019年7月期)が圧倒的ですね。(^^)
管理人の独り言
さて、管理人は60歳の男子で、ヘアスタイルは「スキンヘッド」。
アンチエイジング・・・ん!? しゃらくせー!! 石鹸で全身(顔も頭も)を洗います。さすがに、髭剃りにはシェイビングフォームを使いますが・・・。ザ・昭和ですね。・・・あはは(^^;)
つまり、化粧品についてはまったくの無知。これでは、同社を評価することができません。それではIPOブロガーの立場がなくなるので、もう少し調べてみることにしました。(^^;)
クレンジング市場について
近年のクレンジング市場ではジェルやバームといったオイルタイプ以外の人気が高まっていて、特にバームタイプは2019年に急成長したカテゴリーで、手に取った時は固形だが、肌になじませるとオイルのように溶ける独特の使用感が魅力となっているそうです。
2010年に発売したクレンジングバームのパイオニアであり、ブームの火付け役となったのが、同社の「DUO ザ クレンジングバーム」とのこと。⇦ へ~!そうなんですか~! (*_*;)
同社の業績(売上・利益)は、右肩上がりです。たぶん、この「DUO ザ クレンジングバーム」が牽引しているのでしょう。
上場承認日の9月24日に、同社はプレスリリース「2021年7月期の業績予想」を出しています。
2021年7月期の業績予想
(単位:百万円)
2019年7月期(実績) | 2020年7月期(実績) | 2021年7月期(予想) | ||||
金額 | 同期比 | 金額 | 同期比 | 金額 | 同期比 | |
売上高 | 11,929 | +140% | 20,508 | +78% | 25,270 | +23% |
売上総利益 | 9,713 | +140% | 未発表 | 未発表 | ||
営業利益 | 242 | +76% | 1,653 | +583% | 2,601 | +57% |
経常利益 | 235 | +67% | 1,635 | +596% | 2,546 | +56% |
当期純利益 | 174 | +83% | 1,143 | +557% | 1,766 | +55% |
プレスリリースを管理人にて追加・加工
東証マザーズ上場の大型案件(想定時価総額291.5億円、吸収金額90.5億円)です。需給で考えると、初値の高騰は難しいと思われます。
初値高騰は無理でも、同社発表のプレスリリースを見る限り、上場後も順調に成長していくのではないかと期待できますね。!(^^)!
当選して初値が期待できないときは、しばらくホールドするのもあり!? また、落選しても将来性のある個別株として検討しても良いかもしれません。(^^)
新規上場会社概要
社名 [コード] | プレミアアンチエイジング株式会社 [4934] | ||
英文社名 | Premier Anti-Aging Co.,Ltd. | ||
会社URL | https://www.p-antiaging.co.jp/ | ||
上場予定日 | 2020年10月28日 | 上場承認日 | 2020年9月24日 |
上場市場[業種] | マザーズ [化学] | 設立 | 2009年12月1日 |
事業内容 | 基礎化粧品の製造及び販売 | ||
業績(直近) | 売上・利益ともに右肩上がり | ||
仮条件決定日 | 10月12日 | BB期間 | 10月13日~10月16日 |
公開価格決定日 | 10月19日 | 購入申込期間 | 10月22日~10月23日 |
想定価格 | 3,350円 | ||
発行済株式総数 | 8,000,000 株(承認時) | 吸収金額(承認時) | 約90.5億円 |
発行済株式総数 | 8,700,000 株(上場時) | 時価総額(承認時) | 約291.5億円 |
公募(新株発行) | 700,000 株 | 公開株数 | 2,702,500 株 |
公募(自己処分) | – 株 | ||
売出 | 1,650,000 株 | ||
OA | 352,500 株 | ||
売出株比率 | 61.1 % | OR | 31.1 % |
売出放出元 VC:太文字 |
松浦清 1,470,000 株 松浦和子 180,000 株 |
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株主構成 ロックアップ [株主上位10名] |
90日ロックアップ 計:6,229,000 株 プレミアマネジメント株式会社(役員等により総株主等の議決権の過半数が所有されている会社) 3,987,000 株[49.51%] 松浦清(同社代表取締役CEO) 3,700,000 株[46.05%](内、1,470,000 株は売出へ) 戸谷隆宏(同社取締役) 6,000 株[0.07%] 河端孝治(同社取締役) 6,000 株[0.07%] ロックアップなし 計:138,000 株 松浦和子(同社代表取締役CEOの二親等内の血族) 180,000 株[46.05%](内、180,000 株は売出へ) 越智恵美 120,000 株[1.49%] プレミアアンチエイジング従業員持株会 18,000 株[0.22%] 外園明美(同社従業員) 12,000 株[0.15%] 石田美佳穂(同社従業員) 4,000 株[0.05%] 山下美代子(同社従業員) 2,000 株[0.02%] 注)ロックアップのない株主の内、外園明美、石田美佳穂、山下美代子は同社新株予約権の割当を受けて継続所有等の確約済 要は、実質ロックアップがないのは上記の内、120,000株。 |
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手取金の使途 | 設備資金として①ECサイト開発費、 運転資金として②採用費及び人件費、③広告宣伝費、④借入金(代預託を含む)の返済に充当する予定 |
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取扱証券会社 | 主幹事 : 野村 平幹事 : SMBC日興、みずほ、SBI、楽天、岩井コスモ、 岡三、東洋 委託幹事 : 岡三オンライン |
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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