【№1137】
“Finatext”は、”Finatextホールディングス“の銘柄略称です。
“Finatext”の抽選結果が出ました。
海外向け販売があるのですが、公開株数がデカい。
「大和証券で当選できるかも?」と思っていたのですが ・・・ !!
公募割れリスクも高めなので、共同主幹事の三菱への申し込みはパス。
しかし、大和で補欠当選とは、運がなさすぎ? BB参加者が多すぎ?じゃな。
想定価格 → 仮条件 → 公募価格
想定価格 | 仮条件 | 公募価格 |
1,290 円 | 1,100 円 ~ 1,290 円 | 1,290 円 |
訂正有価証券届出書(新規公開時)より抜粋
公募増資等の価格の決定にあたりましては、1,100円以上1,290円以下の仮条件に基づいて、ブックビルディングを実施いたしました。
当該ブックビルディングにおきましては、募集株式数2,800,000株、引受人の買取引受による売出し12,675,700株及びオーバーアロットメントによる売出し株式数上限2,321,200株(以下総称して「公開株式数」という。)を目途に需要の申告を受け付けました。
その結果、
①申告された総需要株式数が、公開株式数を十分に上回る状況であったこと。
②申告された総需要件数が多数に渡っていたこと。
③申告された需要の相当数が仮条件の上限価格であったこと。
が特徴として見られ、現在の株式市場の状況、最近の新規上場株の株式市場における市場評価および上場日までの期間における価格変動リスク等を総合的に勘案して、1株につき1,290円と決定いたしました。
なお、引受価額は1株につき1,193.25円と決定いたしました。
抽選枠予想
予想抽選枠は、総合証券ならば「割当株数×10%」、ネット証券(楽天等)は「×100%」と考えれば良いのですが、実際にはそうなりません。理由は簡単で、個人顧客への抽選配分・店頭配分の前に機関投資家などへ配分される(差し引かれている)からです。大した差ではありませんが、管理人はそこを過去のデータを基にちょっとだけシビアに計算しています。f(^^;) |
証券会社 | 割当株数 | 比率 | 予想抽選枠 | 難易度 | 申込 | 結果 |
大和 | 6,416,200 株 | 75.4% | 5,582 本 | 当選し易い | ○ | 補欠 |
三菱 | 1,950,300 株 | 22.9% | 1,792 本 | 当選し易い | ー | ー |
松井 | 34,700 株 | 0.41% | 312 本 | 厳しい | ○ | × |
あかつき | 31,300 株 | 0.37% | – 本 | 口座なし | ー | ー |
楽天 | 31,300 株 | 0.37% | 282 本 | 厳しい | ○ | 12/17 |
岩井コスモ | 20,800 株 | 0.24% | 20 本 | ムリ | ー | ー |
マネックス | 20,800 株 | 0.24% | 187 本 | 厳しい | ○ | × |
auカブコム | – 株 | -% | ? 本 | ちょっぴり期待 | ー | ー |
CONNECT | – 株 | -% | 447 本 | 口座なし | ー | ー |
STREAM | – 株 | -% | ? 本 | 口座なし | ー | ー |
海外 | 6,970,300 株 |
※その他にOA[2,321,200 株]があります。
※割当株数、および予想抽選枠は、訂正有価証券書(新規公開時)の情報を基に再計算したものです。
管理人の独り言
ー 抽選結果 -
国内・海外販売比率を50%:50%としていたので、BB開始時より各社の割当株数、および予想抽選枠は、減りました。
しかし、それでも主幹事の大和証券の抽選枠は、5,000本以上あります。その上、この”Finatextホールディングス”は、公募割れリスクが高めのIPOです。
リスクを取ってまでBBに参加したのですが、正直言えば、大和証券で当選するのでは?と思っていました。結果は”補欠当選”。あれ~!! です。(>_<) 繰上抽選(購入申込)は、謹んで辞退させていただきます。
このようなIPOにさえ当選できないとは、管理人に運がないのか? BB参加者が多すぎすのか? ですね。… あらら f(^^;)
どうやら、今後のIPO投資の方針を、真剣に見直す必要がありそうです。う~ん f(^^;)
ー 初値予想 -
下記の通り、VCは4つありますが、売り圧力はありません。しかし、同社が上場する12月22日は、6社同日上場。かつ、同社の売上の伸びは凄いのですが、赤字上場。
前期は、新規事業の立上げや機能拡充を通じた継続的な事業成長を実現するため、人材採用をはじめとした開発及び営業体制の強化等に取り組み、売上高は2,751,375千円、営業損失は633,019千円、経常損失は757,610千円)になっています。
今期上半期(2021年4月~9月)も、売上高は897,016千円、営業損失481,678千円、経常損失488,912千円の状況です。
上場初日、同社に資金が流入するのか? 今更ですが、う~ん f(^^;)
・発行済総株式数: 45,954,628株
・売出株式: 12,675,700株
・VC: 4
・180日ロックアップ: 33,278,928株
・1.5倍ロックアップ解除: 0株
・ロックアップなし: 0株
・ストックオプション(新株引受権): 4,177,424株、行使可能: 4,177,424株
※行使可能なストックオプションがありますが、共同主幹事会社に対し、ロックアップ期間中、共同主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社新株予約権及び新株予約権の行使により取得した当社普通株式の売却等を行わない旨を合意しています。
“Finatext“の基本情報は、ここをクリック。 または、最下段の関連記事を参照願います。 |
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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