【№1401】
IPOの当選は運任せなので、当選者には運があるのでは?
確かにそうではあるがな!!
はじめに
IPOも相場もない日曜日です。何となくIPOブログを見ていたら、3月30日にマザースへ上場した”ギックス”にLINE証券で当選した記事を見つけました。
当選された方は、IPOブロガーの”IPOゲッター”さん。”IPOゲッター”さんは有名な方なので、いまさら説明するまでもありませんね。
記事は、「LINE証券の6月取り扱いIPO案件は販売数量が2倍に!?」(6月12日)です。
もともと、「ギックス(9219)のIPO(新規上場)抽選結果と公募価格!」(3月20日、24日追記)でも、紹介されている当選報告です。
LINE証券の抽選枠は、何本?
先週の金曜日(6月10日)に、日本証券業協会の「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」で、”ギックス”でのLINE証券の抽選枠(当選本数)が公開されました。
ー 35本 -
たったの35本です。えっ!! これだけしかないのに、「当選したのですかー!!」 「どれだけ運を持っているのですかー!!」 それとも「裏ワザがあるのですかー!!」と思わず言いたくなりますね。f(^^;)
IPOブロガーの当選に懐疑的な読者様もいらっしゃるかもしれないので、この”ギックス”でのLINE証券の当選確率・抽選倍率を分析してみましょう。
LINE証券の当選確率・抽選倍率は?
偶然にも、”ギックス”には楽天証券も参加していましたので、楽天倍率からギックスの当選確率・抽選倍率を計算(推測)してみます。
最新ではありませんが、2社の口座数は ・・・
・楽天証券(2021年12月末) 7,141,203口座
・LINE証券(2021年11月2日) 1,000,000口座を突破
“ギックス”での楽天証券の倍率は、約359倍。抽選枠は、46本。
これからわかることは、楽天証券の参加者は、16,514人。参加率は、0.23%。
LINE証券の参加率が楽天証券と同じとは言えませんが、同じだとしたら参加者は、2,312人。
ー 抽選倍率 約66倍 -
(当選確率 約1.5%)
LINE証券の参加率は不明ですし、最新の口座数も不明です。なのでこれは、あくまで参考値です。
しかし、これだけの倍率差なので、管理人は「現状では、楽天証券よりLINE証券の方が当選し易い」と分析します。なかなか面白い結果が出ました。これは「お得な情報」かもしれませんね。(^^)
管理人の独り言
IPO投資はお金持ちが有利なところはありますが、LINE証券は優遇抽選がありませんので、66倍であるなら”IPOゲッター”さんが当選されたのは不思議ではありません。
ここで、変わった分析をしてみましょう。
「にほんブログ村」では、登録されているブロガーの登録日がわかります。「IPO・新規公開株ランキング(INポイント)」上位10位までの登録日を確認すると、ブログ継続期間のトップ3は、16年目が2名、15年目が1名いらっしゃいます。
わかりやすく、IPOブログ継続期間 = IPO投資期間(最小)として考えると、10人中3名がIPO投資歴は、15年以上なのです。”IPOゲッター”さんは、10名の中で最長の16年目です。
IPOの当選は、運任せという確実性のない投資です。このため、「IPO当選のコツは、継続」と言われます。しかし、実際 毎回申し込んでいても、落選ばかりの方もいらっしゃるでしょう。「どれくらい継続すれば当選?」 ・・・ ですよね。f(^^;)
IPOブローガーは、それなりにIPO投資を熟知されている方ですが、IPOブロガーと読者様で「運」に大きな差はないはずです。その上で、”IPOゲッター”さんの”ギックス”のLINE証券での当選で思うのは、確かに運もあったのでしょうが、「長年継続した結果」と感じます。※LINE証券のIPO取扱は最近ですが ・・・ 。
今回のタイトル「IPOに当選する方は、何が違うのか? 実は、〇〇している方では?」の「〇〇している方」とは、「コツコツと地道に継続している(努力している)方」と言うことです。(^^)
「IPOの当選は、継続できるかどうか」と言い換えましょう。当たり前のことなのでしょうが、継続期間は半端ないですね。「IPO投資は精神的耐久レース」と思えてきます。自身あと何年継続できるらや? う~ん f(^^;)
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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