【抽選枠予想】”クラシコム” 業績は良いのに仮条件が下振れ!!

【№1460】

BBは、本日（7/20）から開始です!! (^^)

冒険者

”クラシコム”のBBが、始まりました。
業績は良いのですが、一抹の不安も感じます。

大賢者

2022年は現在のところ、30%以上公募割れじゃからな!!

想定価格 → 仮条件

想定価格	1,420 円	①仮条件下限＞想定価格 ②仮条件下限＝想定価格 ③仮条件上限＞想定価格＞仮条件下限 ④仮条件上限＝想定価格 ⑤仮条件上限＜想定価格
仮条件	1,340 円～ 1,420 円
ステータス	④

ー　仮条件決定　－
訂正有価証券届出書（新規公開時）より抜粋

仮条件は、1,340円以上1,420円以下の範囲とし、発行価格は、当該仮条件による需要状況、上場日までの価格変動リスク等を総合的に勘案した上で、2022年7月27日に引受価額と同時に決定する予定であります。
当該仮条件は、当社の事業内容、経営成績及び財政状態、事業内容等の類似性が高い上場会社との比較、価格算定能力が高いと推定される機関投資家等の意見及び需要見通し、現在の株式市場の状況、最近の新規上場株式の株式市場における評価並びに上場日までの期間における価格変動リスク等を総合的に勘案して決定いたしました。

抽選枠予想

　予想抽選枠は、総合証券ならば「割当株数×10%」、ネット証券（楽天等）は「×100%」と考えれば良いのですが、実際にはそうなりません。個人顧客への抽選配分・店頭配分の前に、機関投資家などへ配分される（差し引かれている）からです。大した差ではありませんが、管理人はそこを過去のデータを基にちょっとだけシビアに計算しています。f(^^;)

証券会社	割当株数	比率	予想抽選枠	難易度	申込	結果
みずほ	1,218,600 株	57.0%	1,121 本	厳しい	〇
三菱	812,400 株	38.0%	747 本	厳しい	？
SBI	21,400 株	1.0%	96 本	ムリ	〇
・ポイント			48 本
楽天	21,400 株	1.0%	193 本	厳しい	？
マネックス	21,400 株	1.0%	193 本	厳しい	〇
松井	21,400 株	1.0%	193 本	厳しい	〇
いちよし	21,400 株	1.0%	2 本	ムリ	ー
auカブコム	– 株	-%	374 本	ムリ	？

※その他にＯＡ[320,700株]があります。

管理人の独り言

ー　当選難易度とBBスタンス　－

★主幹事は抽選枠が多いので、平幹事より当選し易い。これは、間違いありません。しかし、主幹事が複数になる共同主幹事の場合は、単独主幹事より抽選枠が少なってしまいます。申込先が多い方が良いという意見もあると思いますが、どちらが良いのでしょうか？
今回、平幹事の楽天証券・マネックス証券・松井証券も抽選枠は200本近くあります。共同主幹事の2社を合わせて、どこかで当選すれば御の字です。しかし、期待するほど当選しないのがIPO。f(^^;)

★地合いが悪いと公募割れするのでは？　8月上旬の市況なんてわかるはずもありませんが、ペナルティのある三菱UFJモルガンス･タンレー証券、辞退のできない楽天証券・auカブコム証券への申込は･･･迷いますね。f(^^;)

ー　初値予想　－

・規　模：　グロース市場上場の中型IPO
・仮条件：　想定価格を下振れ　［▲80円（▲5.6%）］
・事　業：　ECサイト「北欧、暮らしの道具店」における服飾雑貨などの販売事業
・業　績：　売上、利益ともに右肩上がり

・発行済総株式数：　6,400,000株（自己株式を除く）
・売出：　1,468,000株
・売出後の株主保有株式：　4,932,000株
・VC：　0
・360日ロックアップ：　4,932,000株
・1.5倍ロックアップ解除：　0株
・ロックアップなし：　0株
　※上場初日に売却可能な株式は、0株

・ストックオプション（新株引受権）：　0株、行使可能：　0株

★赤字もなく、売上・利益ともに右肩上がりで新規上場。ロックアップもしっかりかかっていて、売り圧力はない。確かに悪くはないのですが、「事業が小売業（ECサイト）、調達額、仮条件の下振れ」が気になります。

初値予想としては、「公募の1.5倍はない（高騰はしない）が、公募割れも地合い次第では？」としておきます。慎重すぎかもしれませんが、2022年は現在のところ30%以上公募割れしています。f(^^;)