【№1525】
「分売ってIPOより当選し易い」と言われます。
えー!! それが、18連勝中なのですか?
立会外分売もIPOと同じで、「当選してなんぼ」じゃがな!!
“立会外分売” 現在18連勝中!!
読者様の中には、立会外分売に興味を持ちつつも、お仕事等の関係で分売投資に参加できない方もいらっしゃるかもしれません。実際、分売愛好家は、IPO愛好家より圧倒的に少ないと思われます。それでも、「18連勝中!!」のタイトルを見て、「おっ!!」と思われたのではないでしょうか。f(^^;)
立会外分売の利益とは、説明するまでもありませんが、分売価格で購入した分売株を、分売価格以上で売却した場合に発生します。とは言え、どのタイミングで売却しても良いのですから、ここは分売実施日の寄り付き(始値)を基準として勝ち負けとします。
5月27日実施の”DNホールディングス”(7377)から、9月2日実施の”共和コーポレーション”(6570)までで、18連勝中なのです。正確には、引分(分売価格=実施日の始値)を2回はさんでいます。
立会外分売の勝率は?
2022年度 立会外分売・IPO 勝率比較
実施 or 上場 | 勝ち | 負け | 引分 | 勝率 | |
立会外分売 | 46社 | 33社 | 8社 | 5社 | 71.7% |
IPO | 43社 | 31社 | 12社 | 0社 | 72.1% |
IPOの勝率は例年80%以上あるのですが、2022年はまだ途中とはいえ冴えないですね。しかし、分売とIPOの勝率が同じというのには、思わず笑ってしまいます。今回集計するまで、気がつきませんでした。
分売はIPOより当選し易いと言われます。それが、18連勝中ですから「分売投資に参加した方が良いのではないか?」と読者様は思われましたか。
ところが …
立会外分売のパフォーマンスは?
立会外分売とIPOのパフォーマンスを、ROI(Return On Investment:投資収益率)で見てみます。2022年に実施された分売および上場したIPOすべてに申し込み、毎回100株当選した。それを、始値・初値ですべて売却した前提でのROIですので、かなり強引な計算です。f(^^;) それでも、パフォーマンス(ROI)の違いがわかるかと思います。
2022年度 立会外分売・IPO ROI比較
投資(投入)額 | 損益 | ROI | 1社当り損益 | |
立会外分売 | 6,364,400円 | +121,300円 | 1.9% | +2,637円 |
IPO | 5,914,500円 | +2,275,700円 | 38.5% | +52,933円 |
管理人の独り言
管理人は、立会外分売投資を否定も肯定もしません。投資に対する考え方は、十人十色です。立会外分売とIPOは似ている部分もありますが、別物です。一概に比較はできないのですが、ROIは歴然の差ですね。
立会外分売はIPOより当選し易いのかもしれません。しかし、お仕事等で分売に参加するのが難しい方が、時間を作ってまで参加するような投資ではないかもしれません。f(^^;)
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2つのブログランキングに登録しています。
記事が面白かったら、応援の意味で下記の
「バナー」をクリックしてくださいね。(^^)