【№1792】
12月16日は、3社同日上場ですね。
初値はどのIPOが高騰しそうですか?
“Rebase” だと思うぞ!!
“フーディソン”(7114) の初値は?
ー 復習 -
主力事業はBtoBの食品EC「魚ポチ」の運営。生産者やメーカーなどから食品を仕入れ、飲食店などのユーザーに直接販売を行う。
会社四季報ONLINE
関係会社が東京都の大田市場において仲卸営業許可を取得しているほか、豊洲市場水産部の買参権を有しており、効率的な商品調達が可能。商材は鮮魚などの水産品が主であるが、精肉や青果などにも力を入れる。
第2の柱がBtoCの鮮魚小売店「sakana bacca」。駅中や駅近など交通利便性の高い立地を軸に出店を行うことに特徴を持つ。ほかにも人材紹介事業を展開。当面は内部留保を優先。
今2023年3月期は「魚ポチ」がコロナ影響緩和で飲食店の需要尻上がり。鮮魚小売店は今期新店2。人手不足の環境を追い風に人材紹介が手堅い。人件費負担などこなし営業益浮上。助成金減。
調達資金は新物流センター開設費や広告宣伝費などに充当。
ー 業績予想 -
(会社四季報オンラインより)
※単位:百万円 | 2022年3月期(実績) | 2023年3月期(予想) | 前年同期比 |
営業収益 | 3,592 | 5,050 | +40.6% |
営業利益 | -43 | 120 | -% |
経常利益 | -8 | 120 | -% |
当期純利益 | -12 | 80 | -% |
ー 初値予想材料 -
・市場テーマ
通販、鮮魚、小売り
・調達金額
公開価格は、想定価格(2,210円)を上回る仮条件の上限(2,300円)で決定。
このため、調達金額は27.1億円→28.2億円へ増額。
・売り圧力
VC(5)。1.5倍ロックアップ解除株: 414,845株。公開株数(1,226,800株)の33.8%
ロックアップ: 0株。
行使可能なストックオプションは、実質117,00株。
・業績
売上は右肩上がりだが、5期連続赤字で上場。今期(2023年3月期)は、黒字化見込
・同日上場
Rebase(5138)、オープンワーク(5139)
・あてにならない管理人の初値予想(BB時)
ここ5年で、売上は倍。5期連続赤字で上場しますが、赤字も縮小傾向で今期は黒字化見込。そうでもなければ、普通連続赤字で上場してこないでしょう。
公開株数(1,26,800株)に対してロックアップ解除株(414,845株)は、それほど多くはありません。
気になるのは、同日上場が他に2社(”Rebase”、”オープンワーク”)もあるという点。IPO資金は分散し、最も資金が集まるのは、 “Rebase” ではないでしょうか。この12月の上場でなければ、そこそこの初値になりそうなので残念です。
以上から、公開価格が仮条件の上限(2,300円)として、初値は2,400円~2,600円(2,530円 = 公募の1.1倍)としておきます。f(^^;)
ー 大手直前初値予想 -
(参考まで)
大手予想 | 株価 | 備考 |
5,290円 | 上限値段 (2.3倍) | |
初値予想(T) | 2,650円 | |
初値予想(K紙) | 2,500円 | |
初値予想(F) | 2,400円 | |
2,300円 | 公開価格 | |
2,116円 | 引受価格 |
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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