【№1801】
事業内容は面白いのですが、赤字継続見込みです。
どう評価されるでしょうか?
こればかりは、上場してみないとな!!
“トリドリ”(9337) の初値は?
ー 復習 -
企業とインフルエンサーをつなぐプラットフォームを展開。フォロワー10万人以下から100万人以上まで、幅広くインフルエンサーを支援する。
会社四季報ONLINE
主力は、PR投稿を依頼したい顧客企業と、商品やサービスのレビューを投稿するインフルエンサーとをつなぐプラットフォーム「toridori base」の運営。大手インフルエンサーなどに固定報酬を支払うことでPR投稿を依頼できるタイアップ広告サービスも手がける。
対インフルエンサーのビジネスとして、ブランド立ち上げやSNSの運営支援等も展開する。当面は内部留保優先。
今2022年12月期はインフルエンサーマーケの需要拡大を受け、プラットフォームの新規顧客が積み上がる。が、広告宣伝費など重く、営業赤字が続く。
調達資金は事業拡大に向けた広告宣伝費や人件費に充当。
ー 業績予想 -
(会社四季報オンラインより)
※単位:百万円 | 2021年12月期(実績) | 2022年12月期(予想) | 前年同期比 |
営業収益 | 1,057 | 1,986 | +87.9% |
営業利益 | -400 | -380 | +5.0% |
経常利益 | -404 | -410 | -1.2% |
当期純利益 | -436 | -581 | -33.3% |
ー 初値予想材料 -
・市場テーマ
インフルエンサー、SNS、PR
・調達金額
公開価格は、想定価格(1,470円)を上回る仮条件の上限(1,500円)で決定。
このため、調達金額は7.3億円→7.5億円へ増額。
・売り圧力
VC(14)。
2.0倍ロックアップ解除株: 156,620株(実質)。公開株数(496,800株)の31.5%
ロックアップ: 101,000株。公開株数(496,800株)の20.3%
行使可能なストックオプション: 0株。
・業績
売上は右肩上がりだが、3期連続赤字で上場。今期(2022年12月期)も、赤字見込
・同日上場
なし
・あてにならない管理人の初値予想(BB時)
事業は、企業がインフルエンサーに直接PR投稿を依頼できるマーケティングプラットフォーム「toridori base」の運営。業績推移を見ると、売上高を急激に伸ばしており、今後の成長が十分に期待できそうです。3期連続赤字での上場ですが、先行投資の段階なのでいたしかたがないでしょう。
公開株数(496,800株)は少なく、吸収金額も10億円未満の小型案件になります。
ロックアップなし株(実質101,000株)、ロックアップ解除株(実質156,620株)。珍しく、ロックアップ解除は公募の1.5倍でなく、2.0倍です。
また、過密日程の中ですが、同日上場がありません。
以上から、公開価格が仮条件の上限(1,500円)として、初値は2,250円(公募の1.5倍)を超えてくるかもしれません。f(^^;)
ー 大手直前初値予想 -
(参考まで)
大手予想 | 株価 | 備考 |
3,450円 | 上限値段 (2.3倍) | |
初値予想(K紙) | 2,500円 | |
初値予想(T) | 2,000円 | |
初値予想(F) | 1,600円 | |
1,500円 | 公開価格 | |
1,380円 | 引受価格 |
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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