【№1857】
IPOの地合いが良いみたいですね?
地合いが良くても、IPOがなければ話にならんな!!
QUICK IPOインディックス(指数)とは?
IPOインディックスとは、新規株式公開(IPO)銘柄の上場後1年間の平均的な値動きを表す指数のこと。国内市場に新規上場した銘柄すべてを対象とし、新規上場の翌営業日から計算に組み入れる。対象銘柄の騰落率を単純平均したものと、時価総額で加重平均したものの2種類が算出されています。
簡単に言えば、『IPO(国内)の初値に対する平均騰落率(上場後1年間)』のこと。計算し公表しているのは、QUICK。QUICKとは、日本経済新聞社が中心となって1971年に設立した株式や債券などの国内外の金融情報をリアルタイムで提供している情報サービス企業です。
ちなみに、会社名は「株式会社 QUICK」なのですが、旧社名は「株式会社 市況情報センター」と事業内容そのまんまで、『Quotation Information Center K.K.』の略。「K.K」というところに時代を感じさせますね。(^^)
IPO指数 1年ぶり高値とは?
昨日(1/27)、IPOインディックスが一時「335,158円」まで上昇。2022年1月5日以来、約1年ぶりの水準になりました。
この背景には、まず銀行株があります。銀行株は日銀が政策修正に動き収益環境が改善するとの思惑で、2022年後半から上昇基調が続いています。個人投資家は配当利回りの高さから銀行株を現物で買い、信用取引の担保に活用している。株高で担保価値が向上し買い余力が高まり、この買い余力が短期の利ざや狙いで上場後のIPOに向かっている様子とのこと。
上場後株価は?
株価が初値の倍以上になった2022年IPO
銘柄 | コード | 上場月 | 初値 | 終値 | 株価騰落率 |
マイクロ波化学 | 9227 | 22/06 | 550円 | 2,486円 | 352.0% |
イーディーピー | 7794 | 22/06 | 8,200円 | 24,410円 | 197.7% |
サンウェルズ | 9229 | 22/06 | 2、300円 | 6,830円 | 197.0% |
M&A総合研究所 | 9552 | 22/06 | 2,510円 | 7,320円 | 191.6% |
ELEMENTS | 5246 | 22/12 | 312円 | 865円 | 177.2% |
イントループ | 9556 | 22/07 | 3,150円 | 6,970円 | 121.3% |
Jワランティサポート | 7386 | 22/06 | 1、480円 | 3,130円 | 111.5% |
FPパートナー | 7388 | 22/09 | 2,750円 | 5,540円 | 101.4% |
ソシオネクスト | 6526 | 22/10 | 3,835円 | 7,720円 | 101.3% |
今回の記事は、本日(1/28)の日本経済新聞「IPO指数、1年ぶり高値」記事をベースにしたものですが、昨年来アップしてきた「IPO上場後株価」に関連します。
多くの読者様が当選、それも複数株当選したと思われるソシオネクストなどは、公募3,650円でしたので初値売り100株当たりの利益は+18,500円(税金・手数料含まず)。初値売りをせずに、保有されている方もいらっしゃることでしょう。現時点での含み益は、100株保有で+407,000円。・・・ あらら f(^^;) ですね。
保有されている方は、そろそろ売り時? でも、2023年3月の配当予想は、1株490.1円みたいです。
IPO投資術は、『公募当選→初値売り』が基本と言われます。ある意味、間違いではないのですが、初値売りをせずにホールドした方が良かった銘柄もあるので何とも言えませんね。
IPO投資だけをされている読者様もいらっしゃると思います。IPOのBBに参加し、抽選結果は落選。IPO投資とは、ほとんど毎回この作業の繰り返しです。
『安値(公募)で買って高値で売る』。理想論かもしれませんが、これもIPO投資術ではないでしょうか。どのようなIPOが上場後に株価が上昇するのか。落選しても、上場後の株価のチェックは重要だと思います。そして、当選した際には ・・・ 。何事も日々の努力の積み重ねだと思っています。f(^^;)
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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