【考察】これ、IPO目論見書の記載ミスでは?

【№1896】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

そりゃ人が作成しているのですから、記載ミスもあるでしょう。

<strong>大賢者</strong>
大賢者

あまりに単純なことなので、ついつい記事にしてしまったのじゃ!!

目論見書に記載ミス?

 管理人は、遅筆です。3月IPOラッシュの記事にまったく追いつきません。本日も、29日に上場する “AnyMind Group” の再・再・上場承認記事をやっと書きてアップしたところです。f(^^;)

 さて、 “AnyMind Group” の承認記事を書くにあたり、まず東証の『新規上場会社情報』の『新規上場会社概要』を見ます。チェックしていると、『あれれ ・・・ ?』『“AnyMind Group” の仮条件決定日が ・・・ ?』 東証の『新規上場会社概要』は、目論見書 or 有価証券届出書(新規公開時)のいわばダイジェスト版なので、そちらも確認してみたのですが、『“AnyMind Group” の仮条件決定日がヘン!!』なのです。

これは誤記?

このように、仮条件決定日が記載されています。

仮条件決定日 3月 12日
BB期間 3月 13日 ~ 3月 17日 

 本日は3月12日で、日曜日です。あれれ ・・・ 仮条件決定日って平日では? ということは、東証さんは、休日出勤ですか。そもそも仮条件は、IPOする側が発表するので、”AnyMind Group” さんが休日出勤ですか。長年、目論見書をチェックしてきましたが、仮条件決定日が日曜だったのは初めてのケースです。

 通常、仮条件決定日はBB開始の前営業日です。過去に、仮条件決定日 = BB開始日というのはありましたので、おそらく今回は、3月13日を12日と間違えたのでしょう。そうでなければ、記載されているBB開始日が1日早かったりして? f(^^;)

 目論見書・有価証券届出書の修正・追補版には、よく訂正が記載されますが、こんな単純なミスもあるのですね。

管理人の独り言

 ”AnyMind Group” は、昨年1年間に2回の上場承認がありましたが、2回とも上場中止・延期し、これで3度目の上場トライになります。このようなIPOも珍しく、ある意味トピック的なIPOです。

『三度目の正直』ということになりますが、目論見書の記載ミスとはいえあまりに単純なミスです。無事に上場できるか、心配になってきました。もしかして、過去の2回の仮条件決定日にも記載ミスがあったのではと、調べてみたら ・・・ 。

前回(2022年12月15日上場)の目論見書

仮条件決定日 2022年 11月 29日(
BB開始日 2022年 11月 30日(水) ~ 12月 6日(火)

前々回(2022年3月30日上場)の目論見書

仮条件決定日 2022年 3月 11日(
BB開始日 2022年 3月 14日(月) ~ 3月 18日(金)


 前回・前々回は、仮条件決定日はBB開始の前営業日で問題ありません。しかし、目論見書の記載時の単純なミスとはいえ、東証のダイジェスト版も3月12日(日)のまま。つまり、東証さんはノーチェックで書き写しているだけなんですね。f(^^;)

 別に、”AnyMind Group” さん、東証さんの上げ足を取るつもりもありません。『三度目の正直』の “AnyMind Group” だけに、記事にしてみました。管理人は、無事に上場していただくことを願っているのです。

 前回の “AnyMind Group” は、”みずほ証券” で公募当選。そして、上場中止!! 決して、恨んではいませんよ!! 本当ですよ!! (^^)


では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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