【№1300】
上場2日目に持ち越した”セカンドサイトアナリティカ“。
前場でストップ高に張り付くなんて?
記念すべきグロース市場上場の第一号IPO。
ご祝儀的な勢いがあったとも言えるな。
上場初日の終値は、ストップ高!!
セカンドサイトアナリティカ(5028)
上場初日 株価チャート
初値 | 高値 | 安値 | 終値 | 出来高 |
3,190 円 | 3,890 円 | 2,930 円 | 3,890 円 | 1,081,100 株 |
公募(1,390円)に対し、初値は3,190円と2.29倍。公募当選された読者様は、初値売りで+18万円(税金・手数料考慮せず)の利益となりました。おめでとうございます。!(^^)!
新市場上場の第一号IPOです。ちょっとご祝儀感もありますが、記念すべきIPOに公募当選された読者様には、運がありましたね。
セカンダリー分析
①初値売却率は?
初値売却率
(公開株比率)
公開株数 | 出来高(初値) | 公開株数比率 |
625,600 株 | 357,700 株 | 57.2 % |
当ブログでは、初値時の出来高を公開株数で割った公開株数比率を初値売却率としていますが、厳密には違います。公募で購入された方(公募当選組+裁量配分組)が、初値でどれだけ売却されたかの目安としていただければOKです。
初値売りが最もリスクの少ない売却方法と言われますが、上記を見ると4割以上の方が初値売りをされていないようです。
②初値売却されなかった方、初値買いをされた方は、いつ売却?
出来高分析
初値 | 初値後~安値 | 計 |
357,700 株 | 320,900 株 | 678,600 株 |
初値(3,190円)は 9時00分00秒、安値(2,930円)は 9時13分05秒でした。上記の678,600株はこの13分05秒間の出来高になります。
初値売りをされなかった株(267,900株)。初値買いされた株(357,700株)。計 625,600株が、寄った瞬間に所有された株数です。
寄ってから5分間は上昇しましたが、一転安値(9時13分05秒)まで一気に下落しています。この間の出来高は、320,900株。いつ買われた株がいつ売られたはわかりませんので、ちょっと強引な計算ですが、ある程度の所有株がこの間に売買されたと考えてもいいでしょう。かなりアバウトな見方ですが、初値売りをされなかった方もここで売却されたかもしれません。f(^^;)
逆に、半分は残っています。そして、安値後上昇に転じ前場でストップ高に張り付きました。初値売りをしなかった方、初値買いをされた方。それなりにセカンダリーで、儲けた方もいらっしゃるのでは?
③1.5倍でロックアップ解除されたVCは、売却してきたのか?
初値(3,190円)は、公募(1,390円)の1.5倍(2,085円)を超えているので、1.5倍ロックアップ解除されたVC所有株(182,000株)は、初値から売却可能です。
終日の出来高(1,081,100株)の内で、出来高が大きい株価は、大きい順に①3,890円(ストップ高)の出来高: 55,100株。②3,155円の出来高:51,600株。③3,000円の出来高:36,300株。
VCが売却する際にどのような売却方法を取るのかを知りませんが、VC所有株(182,000株)と比べるとVCからの売却はなかったようにも見えますね。実際のところは、わかりませんが ・・・。f(^^;)
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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