【上場承認】”jig.jp” の本社は福井県鯖江市なのに「jig」とは?(概要・難易度・売り圧力)

【№1716】

<strong>冒険者</strong>
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「ジグ・ドット・ジェイピー」ですか?

<strong>大賢者</strong>
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「ドット」は読まず、「ジグ・ジェイピー」じゃ!!

 当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。
 ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;)
 ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察
 ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出

社名由来・意味

 2003年、”株式会社 jig.jp” はモバイル端末に特化したアプリケーションの企画・開発会社として設立。
社名の『jig』は、アイルランドの伝統的なステップダンスの名前が由来。便利で軽快なアプリを作りたいという思いと、ユーザの声を聞いてそれをスピーディにプロダクトに反映させたいという思いから、この名前が社名になったとのことです。

福井県鯖江市都市えば、メガネ生産1位。眼鏡と何か関係があるかと思いましたが、まったくなし。f(^^;)

IPO Outline

会社名 株式会社 jig.jp [5244]
本店所在地 福井県鯖江市
上場市場 グロース市場
設立年月日 2003年 5月 28日
業種別分類 情報通信
事業概要 ライブ配信事業「ふわっち」を中心とした一般消費者向け関連事業、
及び自治体向け・企業向け関連事業
規模 中型(時価総額130.4億円、吸収金額11.7億円)※想定価格ベース
親子上場 なし
幹事会社 SMBC日興、野村、SBI、楽天、岩井コスモ、
極東、東海東京、マネックス、松井
BB期間 12月 7日 ~ 12月 13日
抽選発表 12月 14日
上場予定日 12月 22日
同日上場 コーチ・エィ(9339)、エージェント・インシュアランス・グループ(5836)
発行株数 42,054,000 株
公開株数 3,789,700 株
公募: 57,000 株 + 売出: 3,238,400 株 + OA: 494,300 株
(公募内訳:新規株式発行 – 株、自己株式処分 57,000 株)
売出比率,OR 売出: 85.5 % OR: 9.0 %
想定価格 310 円
海外向け販売 あり
難易度 主幹事(日興)の割当株数を85%とすると、予想抽選枠は2,213本。
抽選枠には海外向け販売が含まれていますが、
ワンチャンスあるかもしれませんね。f(^^;)

事業内容

 グループは、jig.jp、連結子会社2社(株式会社A Inc.及び株式会社B Inc.)の計3社で構成されており、一般消費者向け関連、自治体向け・企業向け関連を主な事業tとしています。

・一般消費者向け関連
 ①ライブ配信事業(株式会社A Inc.) ライブ配信サービス「ふわっち」を提供
 ②ブラウザ事業(株式会社jig.jp) フィーチャーフォン向けブラウザアプリ「jigブラウザ」を提供
 ③その他事業(株式会社jig.jp) Twitterクライアント事業のサービスを提供
・自治体向け・企業向け関連
 ①こどもパソコン事業(株式会社B Inc.)
 ②オープンデータプラットフォーム事業(株式会社B Inc.)

業 績

回次 第15期 第16期 第17期 第18期 第19期
決算年月 2018/3 2019/3 2020/3 2021/3 2022/3
売上高(百万円) 548 512 492 6,701 8,984
経常利益(百万円) 289 207 195 66 △254
当期純利益(百万円) 265 166 161 228 △215

※第17期まで単独決算。第18期から連結決算。

売上高内訳
(第19期)

セグメント 売上高(千円) 比率 前年同期比
一般消費者向け関連 8,938,396 99.5% +33.6%
自治体向け・企業向け関連 45,826 0.5% +438.4
  8,984,223   +34.1


経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。

手取金の使途

充当先(予定) 金額
採用費及び人件費 11,256 千円
11,256 千円

売出株放出元

株主 関係他 売出株数
インキュベイトキャピタル 5 号投資事業有限責任組合 VC 2,100,000 株
岸 周平 取締役 527,700 株
占部 哲之 代表取締役 214,000 株
㈱セレス   209,200 株
㈲ジュノー・アンド・カンパニー   187,500 株
  3,238,400 株

VCの有無

VC : 5

売り圧力

発行済株数 – 自己株式(57,000株) 41,997,000 株
売出株数 3,228,400 株
残(株主保有株) 38,768,600 株
・180日ロックアップ 21,880,800 株
・90日ロックアップ & 1.5倍ロックアップ解除① 15,959,300 株
・ロックアップなし② 918,500 株
・第三者割当 490,500 株
上場初日に売却可能性のある株数(①+②-③) 16,380,300 株

ストックオプション(新株引受権)

・ストックオプション(行使可能) 3,750,000 株(3,750,000 株)

※ストックオプションはすべて第三者割当です。上場前の第三者割当等による募集株式等の割当に関し、割当を受けた者との間で継続所有等の確約を行っています。このため、行使可能なストックオプションは実質ゼロと考えます


では、また (^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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