【雑記】手数料ゼロということ

IPO日程(全体)

手数料ゼロの奔流

 日本経済新聞の2面には、[迫真]というひとつのテーマの連載記事(毎週4~5回で完結)があります。今週のタイトルは[手数料ゼロの奔流]で、証券の手数料ゼロから導かれる対価に値するサービスとは何かについて書かれています。投資について、なかなか読み応えのある記事でした。読まれた読者の方も多いのではと思いつつ、知識の整理としてまとめてみます。

 金融ビッグバン(金融制度改革)と呼ばれた日本版ビッグバン(1986年に英国のサッチャー首相が行った[ビッグバン]と呼ばれる証券制度改革と区別する意味で日本版) の総仕上げとして1999年10月に株式売買委託手数料が完全自由化されて20年経過。インターネットによる取引を中心にするネット証券が誕生して、既存の大手証券会社も交えた株式売買委託手数料の引き下げ競争が起こり株式売買委託手数料は自由化前の10分の1まで下がりました。

ネット証券は安い手数料を武器に個人投資家の売買代金の90%弱を手がけるようになりましたが、この1999年にマネックス証券を立ち上げた松本取締役会長などネット証券のトップには、値下げ競争に血道を上げた結果、株式市場が「カジノ化」してしまっととの反省があるそうです。先ほどの売買代金の80%を占めるのはスーパーデイトレーダーで、ネット証券顧客の10%弱しかいません。つまり、1800兆円の個人金融資産に占める株式の比率は、自由化当初からほとんど上がっていないのが現状であり、 ビッグバンの目的であった「貯蓄から投資」は進んでいないというわけです。「貯蓄から投資」 は最近できたものではなかったのですね。・・・ムムム(^^;)

あらら・・・

 余談ですが、当時Prof.新城は40歳! 金融ビッグバンの記事が溢れていましたが、ふ~ん何かやっているんだ。仕事が忙し過ぎてそれどころしゃないよ!でした。どこの支店で、どのお客様に、何のビジネスをしていたかを詳細に思い出せます。その時の苦しみもですが・・・。今回、新聞記事をベースにいろいろ調べながらブログ記事を書いているわけですが、思い返せば私のサラリーマン人生もビッグバン以降に大きく変化しました。もう少し情勢に関心を持ち、投資を含め将来を考えるべきだったと今更ですが考えさせられました。(^^;)

それでも手数料ゼロの波は止まらない

  海外株式に投資する投信でつみたてNISA向けですが、先週の2月25日に野村證券が国内で初めて信託報酬を0%とする投資信託を設定すると発表しました。投信購入時に手数料はかからず、この3月から30年12月末までの10年間は信託報酬率を0%とする投信です。証券業界はネット証券を中心に、投資信託などの売買手数料の引き下げ競争を続けてきました。運用残高にかかる信託報酬は残された収益源のひとつです。大手証券の逆襲でしょうか。どちらにしても、値下げ競争がゼロの領域に迫る中、収入の源泉たる手数料を下げても生き残る競争が始まっているということです。

 これまた余談ですが、私は個別株では手数料の安いネット証券しか使用しません。そのネット証券の中でも、少額の現物株は、1日50万円までの売買が無料な会社をメインにしています。その点では私の中では選別されているわけです。

auカブコム証券の斉藤社長は、現物株の手数料を早ければ今年度内にも撤廃するとぶちあげていますが、本当にできるのでしょうか?  それなれば、即カブコムをメイン証券にしますよ! auから乗り換えずにいるのですから、もう少しauユーザーに特典がほしいものです。

IPO的にいえば、売却時の手数料もかからなくなるので、当選は是非ともこの無料の会社で当選してほしいのですが、岡三オンライン・松井・楽天の主幹事はなく、またSBIは主幹事があってもあの抽選ルール。

IPOが主幹事が多く手数料が高い大手証券でしか当選しないのが、たいへん残念です。

主幹事やれ!
auユーザーに
愛を!

投資の目的

 Prof.新城は、ブログの中でIPOは”遊び”、”遊びの投資”とよくいいます。これは、”投資が長期にわたり資産を着実に増やしていく手段”ならば、”IPOでは着実に資産を増やしていくことはできない”と考えているからです。”運任せ”のIPOを投資といっていいのか?

このブログはIPOブログです。IPO好きの方しかほとんど読まないカテゴリーでしょう。おそらく、IPO好きな皆様はもう少し早くIPOをやっていれば・・・少なくともリーマンショック後からチェックしておけば・・・と思われている方も多いのではと思います。そのころから始めれば、チャレンジポイントもインフレ化前なので、既に2~3回くらいはポイントでゲットできていたかもしれませんね。

証券会社は生き残るために方向転換をせざるを得なくなってきました。みずほ証券の「顧客の含み益最大化」目標も対価に値するサービスの分かりやすい例のひとつでしょう。生き残り競争の中、どんどん金融商品が変化していくと考えられます。IPOではありませんが、現代社会では投資もより早く情報をつかみ、対応していくことが必要であることは疑う余地もありません。

私の金融ビッグバン後の人生ではないのですが、情勢の変化は収入にも大きく影響していきます。 情勢の変化は自身の生活基盤へ影響します。投資で得た情報収集力を自己の未来に役立てたいものです。自己の未来といっても、最近は人生100年時代がトレンドワード。自分がいつまで生きるのかは誰にも分かりませんが、少なくとも死ぬまで、お金の心配はしたくないものです。還暦ブロガーの私も、投資で着実に資産を増やす。増やすことが難しければ、減らさないようにベストを尽くしたいものですね。

 最後になりますが、[手数料ゼロの奔流]記事では、米国で資産運用業界で中核になりつつある RIA(公認投資助言者: Registered Investment Adviser )を新たに知りました。価値ある助言には手数料を払ってもいいですね。売買手数料の支払いは嫌ですが・・・(^^;) 調べてみたら、米国ではRIAは26,000業者、日本では数100業者?のようです。知識がなくこの記事には入れることはできませんでしたが、 それにしても投資の世界も奥深いものです。勉強すればするほど、知らないことばかりです。・・・ムムム(^^;)

では、また・・・(^^)/~~

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