【IPO】審査申請日は? フィーチャ承認

 証券取引所のマザーズ上場審査期間は、2ヶ月を目安として実施されます。フィーチャは、いつ上場の審査申請をしたのでしょうか? 承認日は5月21日なので、逆算すれば申請は3月21日。この日は土曜日だったので、おそらく23日(月)に申請したかな?
この辺で何があったかといえば、 3月19日(木)の日経平均1万6,358円。現在のところ、2020年の日経平均最安値。これが底値かといえば、いやいや二番底も十分ありえたわけです。
また、3月19日時点での上場中止/延期は【7社】。※最終的には18社が中止/延期。
先がまったく見えない市況から考察すれば、この時期の申請はあり得ないといっても過言ではないでしょう。
ここから考えられることはひとつ。問題なく上場できるという自信があり、公開株数・想定価格などは、入念に検討尽くした結果
偶然かもしれませんが、この3月19日に上場したのは、公募490円の関通。上場後の高騰も凄く最高値4,680円(4月21日)。もう少しで公募のテンバガー。
また、26日に上場した同じIT系のサイバーセキュリティクラウドの最高値は45,050円。同じ4月21日なんですよ! これは公募4,500円のテンバガーを達成!(^^)

当選したら初値売却しなくても・・・

 ここから考えると、フィーチャはそれなりに期待できます。多少地合いが悪くとも、 申込可能な会社から全力で申し込むべし! 運よく当選したならば、セオリーを曲げて初値売却しなくともいいのではないか!
残念なのは、いたずらに取扱会社が11社もあり、またネット申込可能は7社しかないということ。 仮に公募が600円で初値上昇率100%以上・・・。初値売却益は6万円以上・・・。初値売却せず、我慢してみるのも手だと思います。あくまで管理人の妄想ですよ~!・・・ムムム(^^;)
公開株数を見れば、6,670人に当選が出ることになります。さてさて、初値売却は何人かな?
注:申込可能な会社から全力で申し込むべし!と書きましたが、これは気合いであり、現実には主幹事以外では普通当選しません。あしからず。(^^;)

特徴

 マザーズ上場の吸収金額5億円未満の超小型IPO。画像認識→自動運転→自動車市場→ お客様はトヨタコネクティッド、デンソーテン。自動運転のテーマ性もあり、優良IPOですね。(^^)
しかし、そういったことは、どのサイト・ブログでも書いてあるので、別なネタを!

 フィーチャは、当初クワンタービューという社名だった。2017年に社名をフィーチャに変更したが、クワンタービューの時、画像認識技術を用いた新規事業の立ち上げを行う事になった。最初はスマートフォンやテレビ向けに、ジェスチャー認識のサービスを企画・開発を行ったが事業としてはうまくいかなかった~技術的には革新的で面白いものの、肝心のニーズがなかった~
画像認識技術が本当に求められる分野がどこかと考えた。「安全のためのセンシング技術」というテーマにいきついた。市場として日本がグローバルでも優位に進めている自動車分野。車載向けの画像認識に事業転換した。狙いは当たった~。(^^)

プロジェクトX~挑戦者たち~ ナレーター田口トモロヲの原稿ぽく書いてみました。(^^;)

面白いのは、この会社は世界トップレベルの技術を持っていたが、当初の事業はうまくいかなかった。事業転換をしたら成功し今回上場することになったが、従業員が20名しかいないとても小さな会社。いってしまえば、それまでですが、創業から上場までにはいろいろあったのですね。(^^;)

社名由来

 社名の由来(意味)がいまいちわからないので、事業内容から推察を・・・。
フィーチャとは、ArcGISでは、現実世界にある消火栓や道路、建物などをベクター データ化した個々の地物をいいます。・・・っていうか、聞きなれない単語ばかり出てきますね。(^^;)
ArcGIS ”GIS”は”Geographic Information System” の略で、日本語では「地理情報システム」。
ベクター データ 現実世界に存在する地物(目に見えないものも含む)を”ポイント(点)”、”ライン(線)”、”ポリゴン(面)”の3つの要素で表現したもの。地図上の物(地物)をどの図形で表現すべきかといったほうがわかりやすく、点:電柱、信号・・・。線:道路、鉄道、排水管・・・。面:建物・・・。
なんとなく、事業の画像認識もあり、フィーチャから社名を取ったのではないかと推察します。
フィーチャ様~ 間違えていたら、ご容赦願います。・・・あはは(^^;)

新規上場会社概要

社名 [コード] フィーチャ株式会社 [4052]
英文社名 Ficha Inc.
会社URL http://ficha.jp/
上場予定日 2020年6月24日 上場承認日 2020年5月21日
上場市場[業種] マザーズ[情報通信] 設立 2005年8日5日
事業内容 画像認識ソフトウェアの開発
業績(直近) 売上は右肩上がりですが、前期2.8億円とたいへん小さい。利益は凸凹で、前期は△6百万円。
仮条件決定日 6月8日 BB期間 6月9日~6月15日
公開価格決定日 6月16日 購入申込期間 6月17日~6月22日
想定価格 470円    
発行済株式総数 5,259,000株(承認時) 吸収金額 約3.1億円
発行済株式総数 5,409,000株(上場時) 時価総額 約25.4億円
公募株数 150,000株 公開株数 667,000株
売出株数 430,000株
OA  87,000株
売出株比率 8.2% OR 16.3%
売出放出元
VC:太文字
曹 暉   322,500 株(同社代表取締役CTO)
脇 健一郎 107,500 株(同社代表取締役社長)
VC(売出/保有) 0株/915,000株 ※VCは5社ありますが、上場時の売出はありません。
ロックアップ VC1社:90日。VC4社:90日または1.5倍のロックアップ。
手取金の使途 人件費及びエージェント利用料や紹介料などの採用費
取扱証券会社 主幹事:SCMBC日興 平幹事:大和 水戸 極東 みずほ エース 東洋 SBI 楽天 いちよし 岩井コスモ

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