【№1158】

利益目標100万円では、いけないのですか?

目標の設定には、根拠が必要じゃ!!
はじめに
読者の皆様、新年明けましておめでとうございます。本年も、ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
当ブログも3年目に入りました。しかし、何と言ったら良いのかわかりませんが、過去2年間で「1157記事」をアップしてきました。単純計算で、1日あたり約1.6つの記事を、書いてはアップ。
我ながら、よくもまぁ飽きもせずに継続していると感心します。ほとんどアフリエイト広告も掲載していないので、ブログ収入はゼロ。継続のモチベーションは、なんなのでしょうね? 管理人は、読者の皆様に読まれることを生きがいにしているのでしょうか? 嘘っぽいですね。… あはは f(^^;)
さて、「一年の計は元旦にあり」でもありませんが、新年度もスタートは元旦です。f(^^;)
利益目標額と損益実績は?
IPO投資をされている読者の皆様も、利益目標を立てていらっしゃるかと思います。しかし、設定する利益目標額となると、これが難しい。100万円と設定するのも良いのですが、根拠がありません。IPOの当選が運ならば、何に当選するかも運次第。目標の設定など、できるとは思えません。
となると、100万円は目標額というより、そうなって欲しいという願望。いわゆる希望的観測というわけです。… あらら f(^^;)
今回は、根拠のある目標の設定について書いてみます。管理人の目標(利益額)と損益(実績)を、IPO投資を本格的に始めた2017年から見てみましょう。
年度 | 目標(利益額) | 損益(実績) |
2021年 | 40万円以上 | 125万円 |
2020年 | 26万円以上 | 365万円 |
2019年 | 50万円以上 | 184万円 |
2018年 | 設定せず | ▲219万円 |
2017年 | 設定せず | 85万円 |
損益実績は、公募当選だけでなく裁量配分を含めゲットできたIPOすべてを対象とし、初値売却を前提としたものです。※売却時手数料・税金は考慮せず
たいへんお恥ずかしいのですが、2018年の▲219万円はソフトバンク(9434)の大失敗が原因です。公募割れしたソフトバンクですが、最終的には公募価格の1,500円まで戻しましたので、本当のところ上記の損益が実態というわけもありません。まぁ、細かいことは気にせずに!! ・・・ あはは f(^^;)
目標設定はどうすべきか?
損益実績から見れば、目標設定が低すぎるように見えます。しかし、前述したように「IPOの当選は運次第」。資金が無茶苦茶多ければSBI証券での当選確度も上がるのでしょうが、それでも抽選です。当選できるとは限りません。SBI証券が主幹事のIPOに申込上限まで申し込んでいるもの凄い資産家でも、毎回は当選できないのです。この背景は、BB参加者の増大でしょうね。
このため、2018年~2021年の目標は、IPO投資と同様なローリスクの投資にIPO資金を投じたことにして立てたものなので、かなり堅実な目標になっています。
新年度の目標設定にあたり、昨年のIPO実績から基礎データを集計してみました。f(^^;)
勝ち(公募<初値)、負け(公募>初値)、引分(公募=初値)の市場別分類
市場 | 勝ち | % | 負け | % | 計 |
東証1 | 4社 | 66.7% | 2社 | 33.3% | 6社 |
東証2 | 5社 | 62.5% | 3社 | 37.5% | 8社 |
マザーズ | 79社 | 84.9% | 12社(14社) | 12.9%(15.1%) | 91社(93社) |
JASDAQ | 13社 | 81.3% | 3社 | 18.8% | 16社 |
その他 | 2社 | 100% | 0社 | 0.0% | 2社 |
計 | 103社 | 82.4% | 20社(22社) | 16.0%(17.6%) | 123社(125社) |
マザーズの引分(2社)は手数料を考えると、実質公募割れのため、()内で集計。公募割れするIPOもありますが、約82%が公募以上になるのですから、「IPO投資の当選=利益」と言っても差し支えないでしょう。
さて、昨年上場した125社すべてに当選し、初値売却としたら損益は ・・・ ? そんなことが起こるとは考えられないので架空というか空論のような損益ですが、計算してみたら 12,988,900円でした。
計算はあっているのか? ・・・ 細かいことは気にせずに!! f(^^;)
市場別1社当りの損益
市場 | 初値売却損益計 | 社数 | 1社当りの損益 |
東証1 | 66,900円 | 6社 | 11,150円/社 |
東証2 | 125,100円 | 8社 | 15,638円/社 |
マザーズ | 11,099,700円 | 93社 | 119,352円/社 |
JASDAQ | 1,563,400円 | 16社 | 97,713円/社 |
その他 | 133,800円 | 2社 | 66,900円/社 |
計 | 12,988,900円 | 125社 | 103,911円/社 |
どのIPOに当選するかなんてわからないので、本来ならば目標なんか立てられません。とはいえ、目標がないのも張り合いがないというものです。f(^^;)
2022年の目標(利益額)は、過去実績から希望的観測で100万円以上(願望)。堅実な目標としては、30万円以上としましょう。
一般的に年間に当選するIPOは平均2~3社と言われるので、1社当りの損益約10万円/社(2021年度実績)を根拠としました。いまいちな根拠ですが、IPO投資の年間利益の平均以上を目標にしたということで、ご理解を願います。
しかし、目標達成のために何ができるかといえば、「公募割れリスクを考えながら、申込を継続する」しかないのですが、こちらは2022年度のIPO投資方針として別途検討することにします。f(^^;)
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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