【№1339】
“ANYCOLOR”が承認されました。
VTuberが主力事業なので、話題性があります。
初値は期待できるでしょうか?
100点満点ではないが、かなり初値は期待できそうじゃ!!
当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。 ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;) ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察 ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出 |
社名由来・意味
同社の公式サイトに社名由来は掲載されていませんが、代表取締役の田角陸(タズミ・リク)氏のコメントをネットで見つけました。それによると ・・・
同社設立時の社名は、”いちから 株式会社“。起業当初に検討していたサービス名が「i (個の)chikara (力)」であり、私はそのサービス名をそのまま会社名にしたとのこと。
ところが、時が経つにつれて、「いちからの由来」を聞かれた際に、説明しても意味が伝わりにくいと感じるようになり、段々と由来を後付けして(いちから頑張っていこう)などと説明するようになっていった。
その他にも「にじさんじやユメノグラフィアらしさ、及びエンタメ企業らしさが無い」、「日本語を習得していない方からの馴染みやすさが無い」等、事業を進めるにあたっても問題を感じていたので、社名を変更することを決めた。
新社名は代表の一存で決めるのではなく、従業員、タレントも決定に参加できるようにアンケートを行ったところ、最も高い投票数だった「ANYCOLOR」に決定。
“ANYCOLOR”の社名由来
「共創」が当たり前になるこれからのエンターテイメントには「個性」「多様性」が重要で、「個性」「多様性」で未来を描いていく存在でありたいという意味。
なるほど ・・・。多くの(ANY) 個性(色 = COLOR)ですか。(^^)
旧社名の「いちから」を「ひとつの色」にすると、“1 COLOR” ➡ “ANY COLOR” に社名変更になったわけです。う~ん f(^^;) なかなか凝っていますね。
IPO Outline
会社名 | ANYCOLOR 株式会社 [5032] |
本店所在地 | 東京都港区 |
上場市場 | グロース市場 |
設立年月日 | 2017年5月2日 |
業種別分類 | 情報通信 |
事業概要 | VTuber グループ「にじさんじ」の運営 |
規模 | 中型(時価総額446.9億円、吸収金額19.9億円)※想定価格ベース |
上場予定日 | 6月8日 |
幹事会社(主) | 大和、三菱UFJモルガン・スタンレー、SBI、野村、松井、マネックス |
BB期間 | 5月24日 ~ 5月30日 |
抽選発表 | 5月31日 |
発行株数 | 29,943,435 株 |
公開株数 | 1,338,600 株 公募: 50,000 株 + 売出: 1,114,000 株 + OA: 174,600 株 (公募内訳:新規株式発行 50,000 株、自己株式処分 – 株) |
売出比率,OR | 売出: 83,2 % OR: 4.5 % |
想定価格 | 1,490 円 |
海外向け販売 | あり |
難易度 | 海外向け販売比率が50%の場合 共同主幹事(大和・三菱)の予想抽選枠は、351本・161本(現時点)。 かなり厳しいですね。 f(^^;) |
事業の内容
同社は動画コンテンツ関連事業の単一セグメントであり、主な事業はVTuberグループ「にじさんじ」の運営。 YouTubeにおいて動画配信を行うライブストリーミング領域を中心としながら、動画配信以外の接点を提供してVTuberの活動の幅を拡大する「コマース領域(VTuberグッズ等のコンテンツ販売・イベント)」、当社が保有する当社所属VTuberに関するIP(Intellectual Property:知的財産)を用いて、顧客企業の商品やサービスのプロモーションを行う「プロモーション領域」でビジネスを展開。 また、新規ビジネス領域として海外VTuberビジネスを運営。 ※VTuberとは Virtual YouTuberの略称であり、YouTube(Google LLCが提供する動画配信プラットフォーム)上で独自に製作した動画を継続して公開している人物のうち、2Dまたは3Dのアバターを利用して活動するものの名称。 |
業 績
回次 | 第1期 | 第2期 | 第3期 | 第4期 | |
決算年月 | 2018/4 | 2019/4 | 2020/4 | 2021/4 | |
売上高(百万円) | 17 | 867 | 3,479 | 7,636 | |
経常利益(百万円) | ▲4 | 47 | 42 | 1,451 | |
当期純利益(百万円) | ▲2 | 30 | 32 | 937 |
経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。
手取金の使途
充当先(予定) | 金額 |
事業拡大に係る採用費及び人件費 | 54,500 千円 |
計 | 54,500 千円 |
売出株放出元
株主 | 関係他 | 売出株数 |
㈱インフルエンサーインベストメントホールディングス | 435,000 株 | |
㈱アドウェイズ | 300,000 株 | |
田角 陸 | 代表取締役 | 200,000 株 |
KLab㈱ | 129,000 株 | |
草彅 貴也 | 従業員 | 50,000 株 |
計 | 1,114,000 株 |
株式会社 アドウェイズ 東証プライム(2489) インターネットサイト・アプリ向けアフィリエイト(成果報酬型)広告会社 KLab 株式会社 東証プライム(3656) 事業:ソーシャルゲームアプリ、スマホゲームアプリの展開 |
VCの有無
VC : 7 |
売り圧力
発行株数 | 29,923,435 株 |
売出株数 | 1,114,000 株 |
残(株主保有株) | 28,829,435 株 |
・180日ロックアップ | 28,641,935 株 |
・1.5倍ロックアップ解除① | 0 株 |
・ロックアップなし② | 187,500 株 |
上場初日に売却可能性のある株数(①+②) | 187,500 株 |
ストックオプション(新株引受権)
・ストックオプション(行使可能) | 2,605,500 株(2,605,500 株) |
※行使可能なストックオプション(2,605,500株)の内、1,521,000株は売却等を行わない旨を合意しているため、実質 1,084,500株になります。この 1,084,500株が、行使されるか不明です。f(^^;)
では、また (^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
新型コロナウイルスは、完全には終息しません。
日々基本的な感染防止に努めましょう!!
2つのブログランキングに登録しています。
記事が面白かったら、応援の意味で下記の
「バナー」をクリックしてくださいね。(^^)