【承認】”マイクロアド”の難易度と売り圧力!!

【№1376】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

親会社は”サイバーエージェント”(4751)なので、親子上場になりますね?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

親子上場に過敏になる必要もなかろう。

  当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。
   ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;)
   ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察
   ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出

社名由来・意味

 同社は、データとテクノロジーをかけ合わせたマーケティングプラットフォームを提供する会社ですが、わかりやすく言えば「インターネット広告」。
アドは、”advertising”からきていると思われますが、マイクロ = 非常に小さな ・・・ ? f(^^;)

IPO Outline

会社名 株式会社 マイクロアド [9553]
本店所在地 東京都渋谷区
上場市場 グロース市場
設立年月日 2007年7月2日
業種別分類 サービス
事業概要  データプラットフォーム事業 
規模 中型(時価総額123.1億円、吸収金額36.7億円)※想定価格ベース
上場予定日 6月28日
同日上場 なし
幹事会社 SBI、大和、楽天、マネックス、松井、岩井コスモ、
東海東京、藍澤、極東、丸三、水戸、むさし
BB期間 6月13日 ~ 6月17日
抽選発表 6月20日
発行株数 8,252,000 株
公開株数 2,230,100 株
公募: 669,000 株 + 売出: 1,645,000 株 + OA: 347,100 株
(公募内訳:新規株式発行 669,000 株、自己株式処分 – 株)
売出比率,OR 売出: 61.8 % OR: 29.8 %
想定価格 1,380 円
海外向け販売 あり
難易度 海外向け販売比率を50%とした場合、
主幹事(SBI)の予想抽選枠は、4,426本(現時点)。
従来なら複数株配分となるが、今回は? f(^^;)

事業内容

 グループは、同社、連結子会社11社、非連結子会社2社及び関連会社1社で構成され、データプラットフォーム事業における主要なサービスとして、データソリューションサービス、海外コンサルティングサービス、デジタルサイネージサービスの3つのサービスによって事業展開しています。

3つのサービスに対して、労働集約的なビジネスモデルである「コンサルティング」と、プロダクト販売による収穫逓増型のビジネスモデルである「データプロダクト」の二つに分類することで、それぞれのビジネスモデルに応じた経営戦略の立案や収益性の分析を行っております。
特に「データプロダクト」のビジネスモデルに属する「UNIVERSE」へ注力しており、当該領域のプロダクト開発及び人材への投資を積極的に行うことで、データプラットフォーム事業の拡大を目指しています。データソリューションサービスにおける「UNIVERSE」は、多種多様なデータを収集・蓄積し、業界業種に特化した消費行動分析を行うことで、その分析結果に基づいた広告配信を行うサービスです。

業 績

回次 第11期 第12期 第13期 第14期 第15期
決算年月 2017/9 2018/9 2019/9 2020/9 2021/9
売上高(百万円) 7,685 7,162 6,022 10,918 11,671
経常利益(百万円) ▲429 ▲229 ▲193 258 154
当期純利益(百万円) ▲1,637 ▲1,103 ▲315 43 ▲39

※第13期までは単独、第14期から連結決算


経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。

手取金の使途

充当先(予定) 金額
データソリューションサービスにおける人材の採用費 294,362 千円
システム開発資金 540,000 千円
834,362 千円

売出株放出元

株主 関係他 売出株数
ソフトバンク㈱   815,000 株
㈱サイバーエージェント 親会社 750,000 株
㈱SWAY 80,000 株
  1,645,000 株

※役員等により総株主の議決権の過半数が所有されている会社

VCの有無

VC : 0

売り圧力

発行株数 8,252,000 株
売出株数 1,645,000 株
残(株主保有株) 6,607,000 株
・180日ロックアップ 5,784,000 株
・90日ロックアップ 815,000 株
・1.5倍ロックアップ解除① 0 株
・ロックアップなし② 8,000 株
上場初日に売却可能性のある株数(①+②) 8,000 株

ストックオプション(新株引受権)

・ストックオプション(行使可能) 804,200 株(22,000 株)

※行使可能なストックオプションは、行使期間から見ると 219,000株ありますが、ロックアップ期間(180日間)中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、新株予約権及び新株予約権の行使により取得した普通株式の売却等は行わない旨合意しております。
また、上場前の第三者割当等による募集株式等の割当等が585,200株あり、割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っております。
このため、行使可能は実質22,000株になります。


では、また (^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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