【考察】主幹事になって欲しい証券会社のアンケートを取ったら?

【№995】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

大賢者
なんですかこれ? アンケートの事前予告なんですか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

管理人にそのつもりはなかろう。
「アンケートを取ったらこうなるのではないか?」の推測じゃないかな?

IPOの主幹事になって欲しい証券会社のアンケートを取ったら?

 読者様にアンケートを取るつもりは、ありません。ただ、アンケートをしたらどの証券会社がトップになるのだろうと考えてみました。アンケートのイメージは、以下の通りです。

ー 読者アンケート -
IPOの主幹事が年間最多になって欲しい証券会社を1社ご回答願います。
選択対象は、BB参加がネット経由でできるすべての証券会社です。
過去、主幹事・平幹事・委託幹事であったかは関係ありません。
なお、読者様が口座未開設の証券会社も対象となります。f(^^;)

 読者様からの回答は、いろいろでしょう。1社しか選べないというのがちょっと!! … あはは f(^^;)

普通に考えれば、読者様にとって最も優位になる証券会社になります。誰だって、当選確率が上がった方がいいですからね。f(^^;) 仮に、主幹事によくなる会社から選ぶとすれば、・・・。

  ・SMBC日興証券のステージ抽選が受けられる方は、日興 ・・・ ?
  ・資金力がある方は、SBI ・・・ ?
  ・チャレンジポイントの貯まっている方も、SBI ・・・ ?

“野村證券”・”みずほ証券”・”大和証券”を選ぶ方は少ないことでしょう。店頭口座をお持ちの方は、裁量配分もあるので違ったりして!! … あらら f(^^;)

管理人は次の会社を選びますが、おそらく同じ考えの読者様も多いと思います。それは、抽選配分率の高い”マネックス証券”・”楽天証券”・”松井証券”ですね。”マネックス”・”楽天”の配分率が100%、”松井”は70%以上(実際には100%が多い)。”マネックス” or “楽天”のどちらでも良いのですが、この瞬間ならば口座開設数が”楽天”より少ない”マネックス”を選ぶでしょうか?

抽選配分率100%の破壊力?

 ”楽天証券”・”松井証券”が主幹事になったことはありません。”マネックス証券”が主幹事になったIPOは ・・・ ? 5年も前になりますが、2017年9月29日マザーズへ上場した”マネーフォワード”のようです。
さて、どうようなIPOだったかと言うと ・・・。

マネーフォワード [3994] 取扱証券と割当株数・抽選枠の内訳

取扱証券 割当株数 % 配分総数 抽選枠 % 店頭枠 %
日興 1,491,100 株 58.5% 8,507 本 916 本 10.8% 7,591 本 89.2%
マネックス 726,400 株 28.5% 8,084 本 8,084 本 100% 0 本 0.0%
SBI 216,600 株 8.5% 1,603 本 843 本 52.6% 760 本 47.4%
みずほ 38,200 株 1.5% 284 本 30 本 10.6% 254 本 89.4%
東海東京 38,200 株 1.5% 229 本 23 本 10.0% 0 本 0.0%
静銀ティーエム 25,500 株 1.0% 199 本  20 本 10.1% 179 本 89.9%
いちよし 12,700 株 0.5% 99 本 11 本 11.1% 88 本 88.9%
OA 382,300 株            
2,931,000 株   19,005 本 9,927 本      

※東海東京の残り206本(90.0%)は店頭でなく優遇抽選に回りました。


 ”マネックス証券”は単独主幹事ではありませんでしたが、抽選配分率100%の破壊力?は圧倒的でした。同じ共同主幹事の”SMBC日興証券”(配分率10%)の割当株数の約半分しかないのに、抽選枠は約8.8倍もあります。
ちなみに、この”マネックス証券”では多くの当選者が出ましたが、管理人は「補欠→繰り上がらず」で、運のなさはこの頃も同じです。… あらら f(^^;)

※補足
 日興とマネックスの割当株数・抽選枠を見て、あれれ ・・・ と思われる読者様もいらっしゃるかと思います。割当株数から単純計算すると、日興の抽選枠は 1,491本、マネックスは 7,264本ですが、実際の抽選枠実績は違います。割当株数は管理人の個人的な記録なのですが、当時の目論見書を確認することができません。ちょっと謎ですが、この割当株数(記録)が正しいとするならば、日興からマネックスに割当株数が移動したということになります。⇦ ここはあまり突っ込まないようにお願いします。f(^^;)

管理人の独り言

 是非とも、”マネックス証券”に再び主幹事をやっていただきたいものですが、5年も主幹事はありません。マネックスの決算説明資料を読むと、今後の事業の方向性等ではIPOにはまったく触れていません。片や”楽天証券”の決算説明資料には、IPOが出てきます。

      IPO
      ・お客様からのIPO取扱いのご要望に応え、2018年より引受業務を再開
      ・IPO引受件数は年々増加。2021年(1−7月)の引受関与率は62%で業界4位

いいですね。この調子で主幹事まで行ってもらいたいのですが、とんだ思い違いをしていたようです。管理人が知らないだけだったりして ・・・ あらら f(^^;)

主幹事証券を担うには、資本金100億円以上が必要
証券取引法施行令により最低資本金が定められているとのこと

“楽天証券”の資本金は、74億9,500万円なので主幹事ができないことになります。”マネックス証券”・”松井証券”の資本金は、122億円・119億4,500万円なのでクリアしているわけですが、主幹事はノウハウが必要となりますから、IPOの引受け業務だけに徹しているようですね。

 IPOを長くやっていれば申込方法・当選のコツ等を覚えていきますが、IPOを取り扱う証券会社側の知識はいまいちです。これでもブロガーなんですが、「ヘーそうなんだ!! 知らなかった―!!」と思う次第です。… あはは f(^^;)
まぁ、”楽天証券”の主幹事は、資本金が100億円以上に変更になるまでお預けですね。楽天の財力なら25億円くらい増やすことは造作もないとは思うのですが、現在 証券業界は生き残りサバイバル中。ノウハウが必要とされる主幹事にはリスクもあります。最終的には今後の経営方針次第ということなのでしょう。

では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

デルタ株の感染拡大。いやになりますね。
気を緩めることなく、ストレスを溜めずに
日々基本的な感染防止に努めましょう!!
貯めて良いのは「IPOチャレンジポイント
・・・あははf(^^;)

手洗いは有効ですね!!

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同じカテゴリー(IPO・新規公開株)ですが、
INとPVでは登録者が大きく違います。
・・・ムムムf(^^;)