【週末IPO 6月17日】IPO上場後の株価は? 大幅下落で、マザーズ指数は一気に▲9.6%!!

【№1415】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

先週は、滅茶苦茶になりましたね。この先いったい ・・・ ?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

公募割れが、一気に16社(61.5%)になってしまったな!!

IPO上場後の株価は?

 新規上場するIPOの初値は、80%以上が公募・売出価格以上になります。ところが、大半のIPOの株価は上場後に下落し、初値を割ります。初値はある意味”幻想価格”なので、これはしかたのないことでしょう。

しかし、更に下落して公募・売出価格(公開価格)を割ってしまうIPOが、けっこうあります。
新規株式公開時の公開価格の値付けが問題視されました。値付けプロセスには、問題視される点もありますが、公募を割ってしまうIPOの公開価格は、本当に過小な価格(値付け)なのでしょうか?

市況にもよりますが、公募割れするIPOは上場ゴールのように思え、逆に過小値付けではなく、過大値付けではないかと感じます。真に実力のある会社は、どこなのでしょうか? f(^^;)

IPOの週末終値&公募比

上場日銘柄コード公募初値6/17公募比先週比騰落率
2/3リカバリー92143,060円2,640円1,938円-36.7%-294円-13.2%
2/4セイファート92131,120円1,086円880円-21.4%-81円-8.4%
2/9ライトワークス42672,100円3,000円1,647円-21.6%-229円-12.2%
2/17エッジテクノロジー4268350円694円927円164.9%-412円-30.8%
2/22CaSy92151,350円2,001円900円-33.3%+39円+4.5%
2/24BeeX42701,600円3,750円1,538円3.9%-214円-12.2%
2/25マーキュリーRI50251,270円1,355円1,223円-3.7%-417円-25.4%
3/2ビーウイズ92161,400円1,320円1,306円-6.7%-84円-6.0%
3/3イメージマジック77931,740円2,800円1,147円-34.1%-229円-20.7%
3/11セレコーポ50781,900円1,820円1,895円-0.3%-42円-2.2%
3/17守谷輸送機6226810円820円602円-25.7%-57円-8.6%
3/23TORICO71381,700円2,510円1,445円-15.0%-155円-9.7%
3/25メンタルヘルス9218630円880円779円23.7%-156円-16.7%
3/30ギックス92191,070円1,100円811円-24.2%-192円-19.2%
3/31ノバック50793,000円2,630円2,092円-30.3%+28円+1.4%
4/4セカンドサイト50281,390円3,190円2,062円48.3%-349円-14.5%
4/7エフビー介護92201,400円1,561円1,165円-16.8%-113円-8.8%
4/12サークレイス5029720円2,320円1,006円39.7%-169円-14.4%
4/21フルハシEPO92211,140円1,733円1,208円6.0%-184円-13.2%
4/21ASNOVA92231,630円1,499円749円-54.0%-50円-6.3%
4/27モイ5031470円902円572円21.7%-233円-28.9%
4/27ストレージ王2997660円765円505円-23.5%-125円-19.8%
4/28ペットゴー7140550円1,295円733円33.3%-99円-11.9%
4/28クリアル2998930円1,600円1,070円15.1%-187円-14.9%
5/31トリプルアイズ5026880円2,200円1,040円18.2%-580円-35.8%
6/8ANYCOLOR50321,530円4,810円7,320円378.4%+810円 +12.4% 

※銘柄(赤文字・網掛け・太字): 公募割れ

先週末と比較してみると?

・注目の週末IPO
 ・エッジテクノロジー 17日はストップ安になりましたが、初値後のストップ高(4回)はスゴイ!!
・上場数: 26社(先週末と同じ)
・公募割れ(現在): 16社(先週末から+3) ※BeeX、マーキュリーRI、セレコーポが公募割れ
・公募割れ比率: 61.5%(先週末から+11.5%) ※公募割れが増加
・公募割れ(初値): 6社(先週末と同じ)
・公募比平均: Avg. +15.3%(先週末より▲6.3%)
・マザーズ指数: 621.10(先週末より▲66.05、▲9.8%)

※日本経済新聞(2/10)によると、2021年新規上場IPO(125社)の内、88社(70.4%)が公募割れ。(2022年2月7日終値時点)

ー 総括 -

先週からプラスになったのは、たった3社。というか、10%以上下落した銘柄が16社もあり、滅茶苦茶でした。特に新興市場は、ボロボロです。
結果、2022年新規上場26社のうち16社(61.5%)が、公募割れしています。(>_<)


では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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