【№1425】
公募割れしたのにストップ高で終る。
こんなことって、あるのですか?
IPOも難しいな!!
IPO投資は、簡単?難しい?
IPO投資は、実に簡単です。「機械的に申し込んで、当選すれば初値売り。ただし、闇雲に申し込むのはNG。公募割れリスクの高そうなIPOへの申込は、慎重に検討すること」。以上が、基本的なオペレーション。
しかし、実際に行ってみると、難しい局面が多々あります。それは、「公募当選したIPOの初値が、公募近辺(公募割れを含む)になりそうな場合の売却のタイミング」。
本日上場した”マイクロ波化学”。公募割れしたのに、ストップ高で終わりました。結果的には、損失は軽微ですが、初値売りは失敗だったことになります。※あくまで、結果論です。
初値 | 高値 | 安値 | 終値 | 出来高 |
550 円 | 650 円 | 539 円 | 650 円 | 5,991,600 株 |
▲9.1% | +7.4% | ▲10.9% | +7.4% | ⇦ 公募比 |
そもそも、公募割れを想定できましたか? ストップ高を想定できましたか? ”マイクロ波化学”も、初値後の株価は乱高下するというIPOそのものですが、公募割れしたIPOがストップ高になるなんて、普通考えれられません。
どちらかといえば、公募割れしたIPOは、その後ズルズルと下落してしまうので、管理人が公募当選していたら、初値売りをしました。f(^^;)
“マイクロ波化学”の初値売却率は?
公募 | 初値 | 騰落率 | 初値売却益 |
605 円 | 550 円 | ▲9.1 % | ▲5,500 円 |
※初値売却益は100株の売却で、手数料を考慮していません
公開株数 | 初値出来高 | 初値売却率 | |
全体(海外含む) | 3,486,600 株 | 1,145,800 株 | 32.9 % |
国内 | 2,152,100 株 | 1,145,800 株 | 53.2 % |
※当ブログでは、便宜上「初値出来高 ÷ 公開株数」を初値売却率としています
昨日上場した”ジャパンワランティサポート”の初値は、▲9.8%の公募割れ。初値売却率は27.5%と少なかったのですが、終値は公募の▲24.7%まで下落しました。
ここまで下落するなんて、悪夢です。これが影響したのか、”マイクロ波化学”の公募(605円)は、”ジャパンワランティサポートの公募(1,640円)の約40%しかないのですが、“ジャパンワランティサポート”を上回る初値売却率です。
「“ジャパンワランティサポート”の再現は、回避したい」の初値売りだったのかもしれません。「初値売りしても大した損失ではないので、初値売りはしない」という考えもありましたが ・・・ 。f(^^;)
結果論で言ってはいけないのでしょうが、IPO投資、特微妙な初値での売却タイミングは難しいですね。
・・・ と、偉そうに書きましたが、今度は管理人の番です。
管理人は、27日上場の”イーデーピー”(公募:50万円)と”サンウェルズ”(公募:19.4万円)に公募当選しています。
初値が公募付近になりそうだったら? いや、いや、公募割れしそうだったら? 初値売りは、どうしましょうか? う~ん f(^^;)
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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