【№1539】
![](https://ipo-quest.com/wp-content/uploads/2022/08/eWell.png)
![<strong>冒険者</strong>](https://ipo-quest.com/wp-content/uploads/2020/02/どうなった-150x150.png)
平幹事の発表は昨日でしたが、肝心な主幹事の発表は今日。
悪くないIPOのようなので、当選したいのですが ・・・ ?
![<strong>大賢者</strong>](https://ipo-quest.com/wp-content/uploads/2019/12/プロフィール-150x150.png)
海外向け販売が多くなると、国内向けの抽選枠は少なくなってしまう。
こればかりは、当選確度がまったく読めんな!!
想定価格 → 仮条件 → 公募価格
想定価格 | 仮条件 | 公募価格 |
1,450 円 | 1,500 円 ~ 1,700 円 | 1,700 円 |
ー BB状況 -
公募増資等の価格の決定にあたりましては、1,500円以上1,700円以下の仮条件に基づいて、ブックビルディングを実施いたしました。
訂正有価証券届出書(新規公開時)
当該ブックビルディングにおきましては、募集株式数50,000株、引受人の買取引受による売出し1,793,100株およびオーバーアロットメントによる売出し株式数上限276,400株(以下総称して「公開株式数」という。)を目途に需要の申告を受け付けました。
その結果、
①申告された総需要株式数が、公開株式数を十分に上回る状況であったこと。
②申告された総需要件数が多数にわたっていたこと。
③申告された需要の相当数が仮条件の上限価格であったこと。
が特徴として見られ、現在の株式市場の状況、最近の新規上場株の株式市場における市場評価および上場日までの期間における価格変動リスク等を総合的に勘案して、1株につき1,700円と決定いたしました。
なお、引受価額は1株につき1,564円と決定いたしました。
抽選結果
予想抽選枠は、総合証券ならば「割当株数×10%」、ネット証券(楽天等)は「×100%」と考えれば良いのですが、実際にはそうなりません。個人顧客への抽選配分・店頭配分の前に、機関投資家などへ配分される(差し引かれている)からです。大した差ではありませんが、管理人はそこを過去のデータを基にちょっとだけシビアに計算しています。f(^^;) |
証券会社 | 割当株数 | 比率 | 予想抽選枠 | 難易度 | 申込 | 結果 |
大和 | 1,289,900 株 |
69.99% |
1,122 本 |
厳しい | 〇 | × |
野村 | 484,200 株 |
26.27% |
445 本 |
かなり厳しい | 〇 | × |
SBI | 27,600 株 |
1.50% |
138 本 |
ムリ | 〇 | × |
・ポイント | 69 本 |
|||||
松井 | 13,800 株 |
0.75% |
124 本 |
かなり厳しい | 〇 | × |
マネックス | 13,800 株 |
0.75% |
124 本 |
かなり厳しい | 〇 | × |
極東 | 13,800 株 |
0.75% |
– 本 | 口座なし | ー | ー |
CONNECT | – 株 | -% | 97 本 |
口座なし | ー | ー |
※その他にOA[274,400株]があります。
訂正有価証券届出書(新規公開時)によると、各社の割当株数が変更になりましたので、予想抽選枠も変更しました。ただし、各社の割当株数・予想抽選枠には海外向け販売分を含んでいます。
公開株数の変更
仮条件の発表時に、公開株数(売出・OA)の増加が発表されました。
変更前 | 変更後 | 増減 | |
公募 | 50,000株 | 50,000株 | ー |
売出 | 1,333,500株 | 1,793,100株 | +459,600株 |
OA | 207,500株 | 276,400株 | +68,900株 |
計 | 1,591,000株 | 2,119,500株 | +528,500株 |
国内・海外向け販売株数・比率
公開価格決定時に、国内・海外向け販売株数(比率)の発表がありました。
国内 | 海外 | 計 | |
公募 | 50,000 株 | – 株 | 50,000 株 |
売出 | 1,437,300 株(80.2%) | 355,800 株(19.8%) | 1,793,100 株 |
OA | 276,400 株 | – 株 | 276,400 株 |
計 | 1,763,700 株(83.2%) | 355,800 株(16.8%) | 2,119,500 株 |
管理人の独り言
ー 当選難易度とBBスタンス -
(BB時)
★仮条件は強気。公開株数(売出株)も増加しましたが、内訳はVCからの売出増です。機関投資家の評価が良かったのかもしれません。
上記の予想抽選枠は、海外向け販売を含んだものです。海外向け販売比率は不明ですが、海外向けが多くなれば国内向けの抽選枠は少なくなります。う~ん f(^^;) ですね。
★割と良さそうなIPOですので、申込可能なところすべてに申し込む予定です。当選難易度は高いのですが、「申し込まなければ当選はあり得ません」。
ー 抽選結果 -
★公開株数(売出)が、459,600株増加しました。海外向け販売は、355,800株。ということは、僅かですが国内向けの抽選枠が多くなりました。しかし、海外向けは19.8%と以前ほど多くありません。
海外向け販売の結果なのか、各社の割当株数・予想抽選枠が変更しました。主幹事(大和証券)・CONNECT(委託幹事)だけが増加し、他の平幹事は減少しています。
★抽選は全滅しましたが、主幹事の大和証券より裁量配分(100株)をいただくことができました。もしかしたら、店頭配分枠が増えたからなのかもしれません。何にせよ、ありがたいことです。(^^)
![](https://ipo-quest.com/wp-content/uploads/2022/09/5038 eWell 大和 裁量配分 買付-1024x75.png)
管理人は、裁量配分(店頭配分)も、ある意味「運」だと思っています。
なぜなら、店頭口座を開設した証券会社が主幹事にならないといけません。平幹事では、配分総数が少なくて、まず裁量配分されません。
また、主幹事になったからといって、初値が期待できるIPOを取り扱うかなんてわかりません。公募割れするようなIPOを裁量配分されても困るだけです。
そして、最大のポイントは、証券会社の利益に大きく貢献されている投資家が申し込まれたら、管理人に裁量配分は回ってきません。その名の通り、証券社側の「裁量」なのです。
裁量配分も「運」という一面があることが、わかっていただけたと思います。
2018年4月20日にマザーズへ上場したIPOと言えば、”HEROZ”(4382)。初値は、公開価格の約11倍。初値売り100株で、+445万円になった伝説級IPOです。
主幹事はSMBC日興証券で、裁量配分された投資家は【754人】。管理人に未来が見えたのなら、店頭口座を開設しお付き合いした証券会社は、100% SMBC日興証券だったことでしょう。f(^^;)
“eWell”の基本情報は、最下段の関連記事を参照願います。 |
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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