【№1327】
また、”フルハシEPO“でセカンダリーをやったのですか?
「柳の下に、二匹目のどじょうを狙う」の意味を知っているのですか?
一度成功したので、味をしめてつい ・・・
“フルハシEPO”の上場2日目は?
公募価格:1,140円
フルハシEPO(9221) 上場初日の四本値
初値 | 高値 | 安値 | 終値 | 出来高 |
1,733 円 | 1,967 円 | 1,580 円 | 1,606 円 | 4,315,700 株 |
+52.0 % | +72.5 % | +38.6 % | +40.0 % | ⇦ 公募比 |
上場2日目の四本値
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 出来高 |
1,711 円 | 2,006 円 | 1,700 円 | 1,898 円 | 6,552,700 株 |
+50.1 % | +76.0% | +49.1 % | +66.5 % | ⇦ 公募比 |
※高値(2,006円)は、ストップ高
上場初日は、初値(1,733円)から上に+234円(+13.5%)、下へ▲158円(▲8.8%)。上場2日目は、初日終値(1,606円)から上に+400円(+24.9%)、と乱高下しています。この初値形成後の乱高下は、IPOの特徴ですね。f(^^;)
読者様は、初値売り派?・ホールド派?
初値売却率
公開株数 | 出来高(初値) | 公開株数比 |
609,500 株 | 360,400 株 | 59.1 % |
※当ブログでは、初値時出来高の公開株数比を、便宜上初値売却率としています。
“フルハシEPO”は、ロックアップなし・1.5倍ロックアップ解除・行使可能なストックオプションが、まったくなく、初値売りができたのは公募価格でゲットした方だけでした。
前回の記事では、「初値売却率を逆に見れば、40.9%の方が初値売りをしていません。売り圧力がないので初値後もまだ上がると考えて、初値売りをしなかったのかもしれません。
しかし、ザラ場で売買ができる方でないと、上がっても売ることはできません。最終的に、終値は初値から▲7.3%ダウンの 1,606円です。お仕事のある方は、初値売りが正解でしたね。(^^)」と書きました。
逆に、公募当選のIPOを初値売りせず、ホールドしてじっくり値上がりを待つIPO愛好家もいらっしゃることでしょう。しかし、上場2日目の高値(2,006円)で売却するのは、終日チャート・板でも見ていなければできないことです。
まだホールドされている方は、「できれば最高値で売却したい」と思われていることでしょう。誰だってそう思います。
“フルハシEPO”がどこまで高値を追うのかわかりませんが、株価(終値)2,000円は見えてきました。この2,000円で売却できれば、一応成功ではないでしょうか?
株価がそれ以上になったら、「ごめんなさい」 ですが ・・・ f(^^;)
“フルハシEPO”のセカンダリー(2回目)
「柳の下に、二匹目のどじょうを狙う」とは、一度成功を収めたからといって、再び同じように上手く行くと限らないということを意味することわざですね。f(^^;)
さて、前回のセカンダリー(100株売買)は、とりあえず成功。・・・ と言っても、税引前利益+5,000円。今回は、上場初日の終値(1,606円)で300株購入。
あれ~!! このセカンダリーは、先人の残したことわざを無視した傍若無人なふるまいでは ・・・ !!
上場初日に下落した株の購入にはリスクがありますが、目算はありました。
・東証スタンダード上場の会社は、IPOとしてパッとしないが、経営は安定している。
※大きく下落しない傾向がある。
・直近の東証二部上場銘柄の傾向は、2日目以降上昇?
※3/17上場:”守谷輸送機工業”(6226)、3/31上場:”ノバック”(5079)。
この2社の初値はしょぼかったのですが、2日目以降上昇している。
・次のIPOまで、しばらく間が空く。また、同日上場した”ASNOVA”には資金は集まらない?
※再度、投資家の資金は”フルハシEPO”に向かうのでは?
それでも下落するかも知れないので、購入できたのは300株。これが管理人のリスク許容度でした。
思惑通り、上場2日目に”フルハシEPO”の株価は上昇しました。また、出来高も上場初日以上です。結果、1,796円で300株を売却。税引前利益は、+57,000円。
ストップ高(2,006円)まで上がったのですから、もう少し待てば良かったかもしれません。しかし、「セカンダリーは欲をかくと失敗する」もので、「いかに早く売り抜けるかが勝負」です。
管理人がセカンダリーをする際は、利益率(収益率)5%で売却してもOKと考えているので、今回の利益率(収益率)11.8%は、大成功だと思っています。
なんにせよ、管理人はフルハシEPOに”落選”。公募当選・初値売りの利益は、+59,300円(税・手数料考慮せず)。セカンダリーの投資額は置いといて、利益はトータル+62,000円。セカンダリーで同等額が得られました。(^^)
しかし、目論み通り株価が上がったとはいえ、リスキーなセカンダリーです。運があっただけなのかもしれません。ここは、「勝って兜の緒を締めよ」ですね。
“ことわざ”で始まり、”ことわざ”で終わった記事になりました。f(^^;)
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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