【№1587】
”FIXER” の抽選発表がありました。
中型IPOで、難攻不落の野村證券が主幹事となると ・・・ ?
まぁ、当選はムリじゃな!!
想定価格 → 仮条件 → 公募価格
想定価格 | 仮条件 | 公募価格 |
1,280 円 | 1,280 円 ~ 1,340 円 | 1,340 円 |
ー BB状況 -
発行価格の決定に当たりましては、仮条件(1,280円~1,340円)に基づいて機関投資家等を中心にブックビルディングを実施いたしました。
訂正有価証券届出書(新規公開時)
当該ブックビルディングの状況につきましては、
①申告された総需要株式数は、公開株式数を十分に上回る状況であったこと。
②申告された総需要件数が多数にわたっていたこと。
③申告された需要の価格毎の分布状況は、仮条件の上限価格に集中していたこと。
以上が特徴でありました。
上記ブックビルディングの結果、公開株式数以上の需要が見込まれる価格であり、現在のマーケット環境等の状況や最近の新規上場株に対する市場の評価、上場日までの期間における価格変動リスク等を総合的に勘案して、1,340円と決定いたしました。
なお、引受価額は1,232.80円と決定いたしました。
抽選結果
予想抽選枠は、総合証券ならば「割当株数×10%」、ネット証券(楽天等)は「×100%」と考えれば良いのですが、実際にはそうなりません。個人顧客への抽選配分・店頭配分の前に、機関投資家などへ配分される(差し引かれている)からです。大した差ではありませんが、管理人はそこを過去のデータを基にちょっとだけシビアに計算しています。f(^^;) |
証券会社 | 割当株数 | 比率 | 予想抽選枠 | 難易度 | 申込 | 結果 |
野村 | 1,780,000 株 | 89.0% | 1,638 本 | 厳しい | 〇 | × |
みずほ | 160,000 株 | 8.0% | 128 本 | ムリ | 〇 | × |
日興 | 20,000 株 | 1.0% | 16 本 | ムリ | 〇 | × |
・ステージ | 8 本 | |||||
SBI | 20,000 株 | 1.0% | 90 本 | ムリ | 〇 | × |
・ポイント | 45 本 | |||||
マネックス | 10,000 株 | 0.5% | 90 本 | ムリ | 〇 | × |
松井 | 10,000 株 | 0.5% | 90 本 | ムリ | 〇 | × |
LINE | – 株 | -% | 66 本 | ムリ | ー | ー |
※その他にOA[300,000株]があります。
管理人は、LINE証券に口座開設をしていません。
管理人の独り言
ー 当選難易度とBBスタンス -
(BB時)
★主幹事の割当株数が最も多いので、当然最も当選の可能性が高い。とは言え、主幹事の抽選枠は最低1,000本以上あって欲しいものです。
しかし、今回の主幹事は難攻不落の野村證券。予想抽選枠は1,000本以上ですが、難易度は厳しいとしか言えません。
ただ、前回 野村證券の主幹事IPOは”ファインズ”(5125)で、野村の予想抽選枠は854本。まぁ、”ファインズ”よりは当選の可能性はあります。
なお、LINE(委託幹事)の抽選枠も予想していますが、これは2022年度の「野村ーLINE」組み合わせ実績から計算したものです。
★野村證券が難攻不落なのは、前受金不要のためBB参加者が多いと考えられます。同じく前受金不要になった みずほ証券も難攻不落化したと思われます。
IPO愛好家にとって、前受金不要なのはメリットなのでしょうか? 管理人にはデメリットとしか感じられません。確かに前受金不要なのは助かりますが、IPOは当選しないと始まりません。f(^^;)
★「厳しい・ムリだ!!」とわかっていても、想定外の当選があるのがIPOです。くじけずに、可能な限り申し込む予定です。(^^)
ー 抽選結果 -
★補欠にかかることもなくスカッと “全滅” 。資金拘束されることもないので、これはこれで良い結果と思うことにしましょう。(^^)
★ネットで、松井証券の補欠当選をよく見ます。抽選枠に対して、より多くの補欠当選を出しているのでしょうか? 補欠でも辞退するとペナルティがあるので、ちょっと困りものです。
前受金不要の証券会社ですが、こう補欠が多いと口座に資金を入れておく必要があります。結果的に、前受金の要・不要どちらも変わらないことになってしまいますね。f(^^;)
“FIXER”の基本情報は、最下段の関連記事を参照願います。 |
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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