【IPO】コロナ、スタートアップも直撃!!

 スタートアップ企業といえば将来のIPO候補ですが、残念ながら良いニュースではありません。 本日10日の日本経済新聞のトップ記事に、スタートアップ有力60社「事業継続に不安」4割の記事が掲載されています。
また、収入減や投資家からの資金調達の遅れから、2割の企業が半年内の運転資金不足を懸念しているとのこと。う~ん(^^;)ですね。

スタートアップ各社

 記事にはスタートアップ有力60社は公開されていませんでしたので、管理人が過去の日経記事(11月4日 NEXTユニコーン特集「未上場スタートアップ上位20社 企業価値計1兆円超す」)を参考に下記ランキングを作成してみました。
上場企業の時価総額にあたる推定企業価値は、日本経済新聞社が株式の発行価格に発行総数をかけて算出したもの。

未上場スタートアップ 上位30社(2019年9月時点)

順位 会社名 事業内容 推定企業価値
1 Preferred Networks AI開発 3,515億円
2 TBM プラスチック代替素材 1,218億円
3 スマートニュース 情報アプリ 1,128億円
4 free クラウド会計ソフトウェア 679億円
5 エリーパワー リチウムイオン電池 441億円
6 Origami スマートフォン決済 417億円
7 ウエルスナビ 資産運用サービス 390億円
8 ビズリーチ 人材サービス 357億円
9 WHILL 電動車椅子 345億円
10 Finatextホールディングス 投資関連アプリ 342億円
11 五常・アンド・カンパニー 新興国向け小口融資 337億円
12 フロムスクラッチ マーケティング支援 331億円
13 JTOWER 通信設備シェアリング 330億円
14 dely レシピ動画サービス 321億円
15 SmartHR クラウド人事労務ソフト 320億円
16 Paidy 後払い決済サービス 307億円
17 ABEJA AIディープラーニング 279億円
18 アルム 医療介護システム 278億円
19 iSPACE 月面探査機開発 272億円
20 お金のデザイン 資産運用サービス 270億円
21 インフォメティス 電力情報サービス 253億円
22 プレイド マーケティング支援 226億円
23 CureApp 治療アプリ開発 225億円
24 ピクシーダストテクノロジーズ 波動制御技術 224億円
25 ヤプリ アプリ開発支援 219億円
26 ボナック 核酸医薬品開発 217億円
27 ライフイズテック プログラミング教育 209億円
28 トレタ 飲食店予約サービス 194億円
29 ココン サイバーセキュリティー 193億円
29 セーフィー クラウドカメラシステム 193億円

2019年9月時点のため、2019年12月に上場したJTOWER、2020年1月にメルカリ関連会社メルペイの子会社になったOrigamiが含まれています。

コロナは逆風、それとも追い風

 スタートアップは、先行投資の分、赤字企業も少なくありません。そこに想定外のコロナです。事業継続のための資金繰りですが、上場間際での資金調達はさらに難しさを増すとのこと。
しかし、外出自粛の影響を受けやすい飲食・小売業をお客様とするスタートアップ企業には逆風ですが、コロナが追い風となる企業もあるかもしれません。ランキング2位のTBM、18位のアルムをクリックしてみてください。(^^)
 それにしても、いったいコロナの影響はどこに、どこまで及ぶのでしょうか。
直近のニュースによると、コロナを封じ込めたはずの中国では、その意見の違いや対立から双方が愛想をつかして離婚に至るとのこと。「コロナ禍が鎮火したら、その反動で増えるのが消費だと思ったら離婚件数だった」という笑えそうで、笑えない状況。日本でも少し前にコロナ離婚の記事がありましたね。(^^;)
何がプラスに働き、何がマイナスに働くか想像だにできません。地球の環境には、CO2の排出量が減って良い傾向とのことですが・・・あらら(^^;)

では、また(^^)/~~

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

読者の皆様もコロナに感染しないよう細心の注意をお願いいたします。

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