本日(10/4)は、10・4で「投資の日」ですが、記事はいつものIPOネタです。
今回の記事は、公募割れの可能性があるIPOの抽選申込についての考え方。
当選・購入した場合の考え・対処について、管理人の考えを申し上げるものです。
記事のきっかけとなったIPOブロガー様の記事は、こちらです。⇩ お祈り投資家のIPO日記 ダイレクトマーケティングミックス【7354】楽天証券当選 |
IPO投資とは!?
IPO抽選に何回申し込んでも、優良IPOには当選しない(落選ばかり)。
たまに当選するのは、公募割れのIPOばかり。IPO投資は、もうやめた!!
よく見るコメントですね。(^^;)
「IPOはローリスクでハイリターンな投資」といわれます。嘘ではないのですが、説明不足です。
ローリスク
当選・購入したIPOが公募割れ(元本割れ)しない限り、損失はありません。また、IPO抽選の申込には、資金が必要な証券会社もありますが、落選時には資金全額戻ってきますので、これまた損失はありません。
ハイリターン
新規上場するIPOの80%以上が、「公募価格 < 初値」になるのですから、初値売りで儲かるわけです。これが、「当選=利益」といわれる由縁です。
ハイリターンを利益額と考えれば、中には初値売却利益「+100万円」というのもあるでしょう。しかし、そんなIPOにはまず当選しません。どこかに当選した投資家はいますが、それが読者様である可能性は極少ですし、IPOブロガーは全員当選していることでしょう。⇦でも当選しない。
ハイリターンを公募に対する初値上昇率で考えると、公募10万円のIPOが初値20万円になるというのは、上昇率100%です。一般的に、株式投資で投資総額の10%以上であれば、まずますといわれますので、利益はたった10万円かもしれませんが、もの凄いことなのです。
この公募10万円が初値20万円になるIPOはざらにあるので、年1~2回は当選するのが平均ともいわれます。それでも、当選確率は平均1%以下(管理人の感覚的な経験値)ですから、ほとんどの方が落選するのですが・・・ムムム(^^;)
IPOは確かにローリスクだが、当選しなければ儲からないし、ほとんど当選しない。
つまり、たいへん効率の悪い投資というのが、IPO投資の本当の姿です。
あなたは、なぜIPO投資をするのですか!?
「ローリスク・ハイリターンな投資だから・・・」 IPO投資をされる方の多くが、そのように答えられるでしょう。その他、いろいろな意見があるかと存じます。
実はコレ、意地悪な質問なのです。
「IPO投資に何を期待しているのですか!?」「IPO投資で儲けたいですか!?」 本来は、こう聞くべきだと思います。
何が言いたいかといえば、「IPO投資とはローリスクで、短期的に儲けられる可能性がある投資」だから、管理人はIPOをやり続けています。まぁ、当選そのものも嬉しいですね。(^^)
メガバンク(普通預金)に100万円預けても、利子は10円(税引き後8円)です。
どうせ預けるなら証券会社に預けて、IPO抽選に申し込んで当選!! 初値売りで+5万円(税引き後は約4万円)になれば、万々歳ではないでしょうか!? そのためには、どれだけ落選しても申し込み続ける強い精神力が必要なのかもしれませんが・・・ムムム(^^;)
また、銀行に預けておくくらいだったら、どうせ利子もつかないし、証券口座に預けても翌日には引き出せます。大手総合証券会社はカード発行ができるので、引き出しは自由ですし、確か、コンビニでおろしても手数料も取られません。正しかったっけ!? ・・・あらら(^^;)
銀行をお財布と考えるならば、証券会社もお財布ですね!!
要は、価値観の差です。「1年間申し込み続けてたった5万円の利益ですか!!」と考える方には、IPOは続けられません。⇦あくまで管理人の考えです。強要する意図はありません。(^^;)
初値予想!? 公募割れ予想!?
管理人は、基本的に初値予想をしません。理由はとてもシンプルです。初値予想しても的中させることは至難の技ですし、予想しても当選しなければ(個人的に)まったく無意味です。センカンダリー参戦時には、ちょっとは考えますけどね。・・・あらら(^^;)
重要なのは「公募割れするか/しないか」なので、そこは考えます。
公募割れリスクのあるIPOをどうやって見分けるか!?
大まかには、次の点でしょうか。
・上場市場
東証一部or二部上場のIPOは、公開規模が大きいため公募割れしやすい。「公開株数が多いの
で、別にIPOで購入しなくたっていつでも買える」となり、需給の関係とはこのことで、 初値
で買いたい方が売りたい方より少なければ、初値は騰がらない。最悪、公募割れする。
・再上場
再上場とは、上場していたがファンド等に買収され上場廃止。その後、再度上場してくるよう
な場合をいいます。「ファンドが売り出して、儲けて、サヨウナラ~!」と、出口案件のよう
にと感じられ(嫌がられ)人気が出ない。
買い手が少なければ、初値が上がらない。雪国まいたけが代表例ですね。(^^;)
・仮条件
仮条件(幅)が、想定価格を下回った!! 想定価格のプライシングを誤った!? 機関投資家が
「そんなに高い株価では買わないよ~!」になり、仮条件を見た投資家・IPO愛好家が「やっぱ
り高いよね~!」と反応。結果、これまた買い手が少なければ・・・以下同文。
・吸収金額
株価(想定価格・仮条件の上限)と公開株数とで吸収金額は変わりますが、どちらかといえ
ば、公開株数で吸収金額は左右されますね。公開株数が多いと・・・以下同文。
・売出比率
単純に、公募株式と売出株式のどちらが多いのか!? 売出比率が100%だと「こいつ上場ゴー
ルじゃないのか!?」「実は将来性・成長性がないのか!?」と思われがち。それだけで、判断す
るのわけではありませんが、印象は悪いですから買い手が・・・以下同文。
・親子上場
以前はあまり良くいわれませんでしたが、実際にこれだけで公募割れするかといえば、そうで
はありません。上記の要因の方が大きいですね。
意識しなくても、IPOを続けていれば経験値が貯まり感覚でわかります。たぶん・・・ムムム(^^;)
IPOの初値が公募価格以上になりやすいのには、大きな理由があります。
単純な話で、多くの方に買っていただきたいので「公募価格は安く設定する」ということです。
それなのに、公募割れする・・・???
最終的には投資家から見て、その公募価格が高いかどうか!? どうしても買いたい株かどうか!? が分かれ目という気がします。
逆に、初値が高騰するIPO。初値後も高騰するIPO。管理人はセカンダリーにも参戦しますが、この高騰は、「セカンダリーで儲けたい投資家がうじゃうじゃいるということ」です。ムムム(^^;)
管理人の考え方
公募割れリスクのあるIPOの見分け方に触れましたが、この「見分け」も不要かもしれません。
それはですね・・・。(^^;)
「IPOは儲けるためにやっている!!」 ⇦ココ、ポイントです!!
管理人はIPOを本格的にやり始めて、4年目です。IPOに対する考え方も、どんどん変化します。公募割れリスクが高いIPOは、仮に割れなくとも初値がしれています。
つまり、「儲けるためにIPOをやっているわけなので、あまり儲かりそうもないIPOの抽選に申し込む必要があるのだろうか!? 公募割れリスクもあるし。割り切って、チャレンジポイントのゲットだけでよいのではないか!?」というのが最近の考えです。
ダイレクトマーケティングミックスの上場は、明日(10/5)
もし、管理人が当選・購入したらどうしたか!?を書きます。⇦これを書かないとね!! (^^;)
・寄り付きの板(情報)が見れる方の場合
公募割れしそうだったら、とりあえず買値(公募価格)+売却手数料の株価で指値売り注文。
・お仕事等で寄り付きの板(情報)が見ることができない方の場合
買値(公募価格)+売却手数料の株価で指値売り注文を出して出勤。
はっきり言って、「儲けは捨てる!! 損失だけは出したくない!!」という考えです。寄ったあと、高騰しても諦めです。そんなに騰がらないと考えますが・・・ムムム(^^;)
・指値で売れなかった場合
公募価格まで戻らなかったということになりますが、そんなに心配はありません。東証一部に
上場してくる会社は、それなりに経営基盤はしっかりしています。初値が騰がらなかっただけの
ことです。
しばらくホールドしていれば徐々に騰がってきます。あの悪夢のようなソフトバンク[9434]も、
公募1,500円以上まで戻しましたしね。
困るのは、戻ったとしてもホールドしている間は資金拘束される (IPOの申込に使えないという
意味) ことと、戻るまでに時間が多少かかるかもしれないということでしょうか!?
・・・ありゃりゃ(^^;)
むしろ怖いのは、マザーズ上場銘柄の公募割れです。新興企業ですから、ビジネスモデルが現代にマッチし売り上げを伸ばしてきたのでしょう。
余程のことがないと、マザーズIPOは公募割れしません。公募割れの場合、そのままセカンダリーに突入すると、大きな損失を出す可能性があります。
マザーズ銘柄のIPOに当選し、公募割れリスクがあった場合は、管理人はセカンダリーなどせず、大人しく初値売りをします。
200株も当選した「I-ne」をセカンダリーせずに初値売りしたのは、これが理由です。まぁ、上場初日のストップ高を見抜けなかったのは、またまだ「ひよこ」というわけです。(><)
ブログのキャラクターが「ひよこ」なのは、自戒を込めたわけではありません。・・・あはは(^^;)
IPOブロガーである「お祈り投資家様」の記事から今回のブログを書きましたが、お祈り投資家様のIPO投資への考え・やり方を否定するものではありません。誤解しないように、お願いします。投資は、投資家の数だけ考え方・取り組み方があるのです。(^^) |
では、また(^^)/~~
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コロナに過敏になりすぎず、日々基本的な感染防止に努めましょう!!
2つのブログランキングに登録しています。同じカテゴリー(IPO・新規公開株)ですが、登録者が大きく違います。同じ順位にならないところが、面白いですね。頑張らねば・・・ムムム(^^;)
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