【№584】
一週間も前に新規上場承認された会社の紹介記事です。 なんというスローペースですかね!? 読者の皆様に申し訳ないので、目論見書に記載のない情報を追加してみました。 |
昨年コロナ禍で上場中止/延期をした会社は18社ありましたが、10社が再トライで上場。同社で11社目になります。
残り7社がすべて復活してくると、今年の上場数は昨年の93社を超えるかもしれませんね!? (^^)
社名由来・意味
社名は「アールプランナー」。事業は「不動産屋さん」。ならば、英訳名は「Rplanner」。
Rは「Real Estate(不動産)のR」・・・と考えましたが、これが違う!! ・・・あらら(^^;)
社名は「Arr plAnner」。「建築(Architecture)」と「不動産(Real Estate)」の頭文字を取って名付けられたとのこと。
ロゴは「plannerでなく、plAnner」。※Aは大文字ですが、文字の大きさはaのサイズです。
⇩ ロゴ?と思われた方は、コチラをクリックしてください。⇩
アールプランナー
”A”は、「最高の商品・サービスの提供を通して業界トップ(エース)を目指す」という同社の決意をロゴに込めたそうです。 (^^)
会社概要
事業内容は「主に注文住宅の請負事業、リフォーム・エクステリアの請負事業、分譲住宅の販売事業、不動産の仕入・販売事業」で、IPO的にはこれといった目を引く事業ではありません。
今回、同社の上場目的は何でしょう?
愛知県(名古屋市)に本社を構える戸建住宅事業会社ですが、
関東(一都三県)への進出を狙っています。
このための、「資金調達力や認知度の向上」ですかね!?
管理人の独り言
東証マザーズ上場の小型案件(想定時価総額95.1億円、吸収金額42.9億円)
さて、初値予想ですが、・・・公募割れはないでしょう。終わり!!
ヘッ!?
詳細な初値予想は、当選してからでも良いですよね!!
落選が当たり前のIPOで初値予想の意味って!?
・・・あらら f(^^;)
これだけでは、読者の皆様に何ら有用な情報がありませんので、
目論見書に記載のない情報を!!
2021年1月期の業績予想
(単位:百万円)
2019年1月期 (実績) |
2020年1月期 (実績) |
2021年1月期 (予想) |
前年同期比 | |
売上高 | 16,635 | 19,183 | 22,000 | +14.7% |
営業利益 | 763 | 687 | 550 | ▲20.0% |
経常利益 | 679 | 593 | 428 | ▲27.8% |
売上は右肩上がりですが、本業の儲けである営業利益が下落基調です。
国土交通省発表による全国の新設住宅着工戸数は、2020年1月から10月の累計で前年同期比 89.4%であり、同社の新築一戸建(注文住宅)新設着工戸数は、前年同期比 88.2%、分譲住宅(一戸建)につきましては、同88.3%となっています。
新型コロナウイルス感染症の影響による社会経済活動の縮小に伴い、新設住宅着工戸数は前年比マイナスが続く傾向とのこと。
同社の業績予想は、新型コロナウイルスの「実体経済への影響」を物語っています。
新規上場会社概要
社名 [コード] | 株式会社アールプランナー [2983] | ||
銘柄略称・英訳名 | M-アールプランナー Arr Planner Co.,Ltd. | ||
会社URL | https://www.arrplanner.co.jp/ | ||
上場予定日 | 2021年2月10日 | 上場承認日 | 2021年1月6日 |
上場市場[業種] | マザーズ[不動産] | 設立 | 2003年10月3日 |
事業内容 | 戸建住宅事業、その他不動産事業 | ||
業績(直近) | 売上は右肩上がり 利益の鈍化はコロナ禍の影響? | ||
仮条件決定日 | 1月21日 | BB期間 | 1月25日~29日 |
公開価格決定日 | 2月1日 | 購入申込期間 | 2月2日~5日 |
想定価格 | 2,090円 | ||
発行済株式総数 | 1,000,000 株(承認時) | 吸収金額(承認時) | 約9.6億円 |
発行済株式総数 | 1,270,000 株(上場時) | 時価総額(承認時) | 約26.5億円 |
公募(新株発行) | 270,000 株 | 公開株数 | 460,000 株 |
公募(自己処分) | – 株 | ||
売出 | 130,000 株 | ||
OA | 60,000 株 | ||
売出株比率 | 28.3 % | OR | 36.2 % |
売出放出元 VC:太文字 |
古賀祐介 75,000 株 梢政樹 55,000 株 |
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株主構成 ロックアップ [株主上位10名] |
90日ロックアップ 計:870,000 株 ⇦実質株数 梢政樹(同社代表取締役社長) 290,000 株[28.53%] 内、55,000 株を売出へ 古賀祐介(同社代表取締役会長) 260,000 株[25.58%] 内、75,000 株を売出へ Ko. International (役員等により総株主等の議決権の過半数を所有されている会社) 240,000 株[24.59%] TreeTop (役員等により総株主等の議決権の過半数を所有されている会社) 200,000 株[19.68%] 安藤彰敏(同社取締役) 2,000 株[0.20%] 舟橋和(同社取締役) 2,000 株[0.20%] 森川祐次(同社従業員) 1,500 株[0.15%] 山崎寛征(同社従業員) 1,500 株[0.15%] 楯純二(同社従業員) 1,500 株[0.15%] 廣角祐輔(同社従業員) 1,500 株[0.15%] |
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手取金の使途 | 運転資金(不動産仕入及び建築費用)として充当する予定 | ||
取扱証券会社 | 主幹事 : 野村 平幹事 : 三菱UFJモルガン・スタンレー、みずほ、SBI 委託幹事: auカブコム |
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
一都三県で緊急事態宣言が出ました!!
コロナに過敏になりすぎず、日々基本的な感染防止に努めましょう!!
2つのブログランキングに登録しています。同じカテゴリー(IPO・新規公開株)ですが、登録数が大きく違います。同じ順位になっていません。 ・・・あらら f(^^;)