【分析】IPOの取扱開始!! 口座数はどうなる？

【№1276】

冒険者

またまた、わけのわからない分析ですか？

大賢者

笑えるような分析じゃが、興味あるじゃろ。

はじめに

　IPO投資の人気化もあり、IPOを取り扱う証券会社の口座開設数は伸びているのだろう？　新たにIPOの取り扱いを始めると、（その証券会社の）口座開設が急激に伸びたりして？･･･なんて考えたりしますが、口座開設数増加の要因がIPOの取扱であるかデジタルにはわかりません。

そこを分析できないだろうか？･･･でチャレンジしたのか今回の分析です。
どんな分析になるやら？･･･あはは f(^^;)
しかし、どうやって分析すれば良いのか？･･･う～ん f(^^;)

LINE証券の口座数はどうなっているの？

　既にIPOを取り扱っている証券会社（口座数）の分析は、難しいですね。そもそも、IPO取扱開始前後の口座数がわかりません。そこで、サービスを開始して間もないLINE証券の口座数推移を見てみましょう。(^^)

LINE証券のニュースリリースによると･･･

LINE証券、ネット証券業界最短で100万口座を達成！
（2021.11.02）

LINE証券株式会社は、スマホ投資サービス「LINE証券」において、2019年8月のサービス開始から約2年2ヶ月の10月末にネット証券業界最短で口座開設数100万口座を突破したことをお知らせいたします。

※最短とは、大手ネット証券5社（SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券）とLINE証券を比較した結果です。

LINE証券の口座数は非公開ですが、このニュースリリースから大まかに口座数が把握できます。グラフ化すると以下のようになります。(^^)

きれいな右肩上がりです。順調に口座数が増加していますね。
しかし、このグラフではIPO取扱と口座数の関連が見えません。f(^^;)

分析･解析（その１）

さて、上記グラフの赤枠の期間に何があったかというと･･･。

LINE証券、5月末にIPO（新規上場）サービス開始を決定
（2021.5.12）

LINE証券株式会社は、スマホ投資サービス「LINE証券」において、5月末に、「IPO」（新規上場株）サービスを開始することを決定いたしましたので、お知らせいたします。

その後、続々と取扱IPOが発表されましたね。

6月9日　コラントッテ　取扱決定（BB期間：6.22～6.28）
6月16日　ラキール　取扱決定（BB期間：6.30～7.6）
6月21日　アシロ　取扱決定（BB期間：7.2～7.8）
8月20日　ユミルリンク　取扱決定（BB期間：9.3～9.9）
10月19日　GRCS　取扱決定（BB期間：11.1～11.8）

分析･解析（その２）

しかし、いまいちIPOの取扱開始と口座開設数の関係が見えません。
そこで、1ヶ月平均の口座開設数をグラフ化してみました。(^^)

LINE証券は、新規口座開設キャンペーンを四六時中行っています。例えるなら、フィトネスクラブの入会金無料キャンペーンのようです。キャンペーンの効果もあるのでしょうが、確かにIPOの取扱発表後の方が、1ヶ月平均の口座開設数は伸びているように見えます。

IPOの取扱・キャンペーン等個々のイベントの口座開設数にどれだけ寄与したかデジタルに測定することはできませんが、LINE証券のIPO取扱は口座開設数アップにけっこうな効果があったようですね。

以上から、「IPOの取り扱いを始めると、口座開設数は急増する」を今回の分析･解析結果としましょう。

では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。