【№1347】
使える委託幹事と使い時ですか?
あくまで数字上の分析結果だが、数字は嘘はつかないからな!!
はじめに
IPO投資を始める前・始めた頃、「どの証券会社が当選し易いのだろう?」と、読者様も思われたはず。
残念ながら、詳細な当選確率・抽選倍率がわからない限り、この解答は得られません。※倍率公開は、楽天証券しかしていない。
しかし、BBの参加時には申込先の優先順位が付けられます。BB参加数次第で当選確率・抽選倍率が変るので、抽選枠(当選本数)の多い順が当選確率の高い順とは限らないのですが、優先順位の基準はまず抽選枠になります。
管理人がBB開始に合わせてアップする「抽選枠予想・BBスタンス」も、抽選枠を基準とした難易度・BB参加スタンスになっています。
委託幹事の平均抽選枠は?
この連休に「最強の委託幹事はどこ?」と題して、委託幹事の分析記事を3つアップしました。これら分析の基準も、抽選枠です。
委託幹事の平均抽選枠
(2021年度)
順位 | 証券会社 | 抽選枠(Avg.) | 備考 | |
1位 | auカブコム証券 | 1,573.0本 | 三菱が主幹事、または共同主幹事 | |
2位 | CONNECT | 257.1本 | 大和が主幹事、または共同主幹事 | |
3位 | auカブコム証券 | 69.4本 | 三菱が平幹事 | |
4位 | LINE証券 | 32.5本 | 野村證券が主幹事(共同主幹事を含まず) | |
5位 | CONNECT | 10.6本 | 大和が平幹事 |
IPOの公開株数はまちまちなので、2022年の各社の平均抽選枠が上記と同じになるかはわかりません。そこは、管理人の「抽選枠予想」の記事でチェックしてください。
ー 委託幹事の分析結果 -
委託幹事として使えそうなる証券会社は、”auカブコム証券”と”CONNECT”の2社。使い時は、三菱・大和が主幹事(共同主幹事)の場合が最も有効のようです。
分析する前からわかっていたところもありますが、根拠のある数値データで検証することも必要です。何と言っても、数字は嘘をつきません。f(^^;)
管理人の独り言
分析をしていて思うことは、IPOは当選しなければ始まらないが、当選は運次第。「継続することが当選のコツ」と言われますが、やみくもに申し込み続けても良いのでしょうか。
IPO投資には必勝法はありませんが、原理原則に従えば「効果的・効率的という観点から、最小資金で、より当選確度が高いと思われる証券会社を、使い時を考えながらで申し込み続ける」。これに尽きるのではないかと考えます。
あとは、初値が公募割れしてしまうこともあるので、公募割れリスクが高そうなIPOのBB参加には、入念な検討が必要というくらいかな。
では、また(^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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