【雑記】 へー!! “委託幹事の専用サイト”があるんだ!!

【№1236】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

委託幹事の専用サイトって何ですか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

その名の通り、「委託幹事だけが入れる専用サイト」じゃ!!

委託幹事になる3つのルート

 委託幹事とは、”主幹事又は幹事証券会社からIPOの販売を委託される証券会社“。”目論見書の幹事一覧に会社名がないのにIPOを取り扱う証券会社“と言っても良いかもしれません。裏幹事(通称)は、目論見書に記載がなく「隠れている・見えない」ということから、”“ということなのでしょう。
なお、委託幹事はIPOの販売だけで、上場のサポートはしません。まさに”“方ですね。f(^^;)

 さて、委託幹事になるには3つのルートがあります。

・グループ会社からの販売委託
  岡三証券 → 岡三オンライン証券
  三菱UFJモルガンス・タンレー証券 → auカブコム証券
  東海東京証券 → ○○TT証券
  大和証券 → CONNECT
  野村證券 → LINE証券
  SBI証券 → SBIネオトレード証券、SBIネオモバイル証券 など
  ※岡三オンライン証券は、岡三証券内における独立事業部門「岡三オンライン証券カンパニー」

・提携先からの販売委託
  みずほ証券 → マネックス証券 など

・委託販売の抽選に当選
  松井証券・むさし証券 など

松井証券・むさし証券などは独立系の証券会社なので、グループ会社からの販売委託はありません。DMM.com証券・楽天証券は巨大なグループですが、グループ内にIPOを融通してくれる別の証券会社がないという点では同じようなものともいえます。委託幹事になるには、委託販売の抽選に当選するルートしかないということになります。

IPOの当選確率を上げるために、委託幹事へ申し込むIPO愛好家も多いと思います。松井証券(委託幹事)の抽選に申し込む以前に、松井証券も委託販売の抽選に申し込んでいたわけです。思わず「証券会社も大変なんだなー!!」・・・ ですね。f(^^;)

※グループ会社がIPOの幹事でない(目論見書に記載なし)場合でも、委託幹事になっているケースがあります。これは、おそらく委託販売の抽選に当選した結果と思われます。

委託幹事の専用サイト

 証券取引所は、IPOごとに委託販売を希望する証券会社を募集し、抽選を行います。当選した証券会社が委託事として当該IPO株を販売することができるのですが、委託販売枠には上限があります。
特に決まりはないようですが、目論見書には大抵2,000株と記載されています。2,000株の抽選枠は20本。複数社が当選するので、抽選で委託幹事になった証券会社の抽選枠は多くて【5本】。このため、とんでもない倍率になってしまいます。
ちなみに、楽天証券(委託幹事)の倍率は、軽く1,000倍を超えますね。・・・ あはは f(^^;)

委託販売の抽選に参加できるのは、各証券取引所の委託販売団のメンバーに登録している証券会社。専用サイトから、 委託販売団メンバーへの登録申込・ 委託販売の抽選申込ができるようです。

タイトルの「へー!! ”委託幹事の専用サイト”があるんだ!!」は、管理人の率直な感想です。とはいえ、まさか電話で抽選申込しているはずもありませんよね。… あはは f(^^;)

今回、この専用サイトを見つけたので記事にしてみましたが、「東証さん!! 雑記のネタにしてごめんなさ~い!!」 f(^^;)

 では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2つのブログランキングに登録しています。
記事が面白かったら、応援の意味で下記の
このブログに投票」をクリックしてくださいね。(^^)