【抽選枠予想】BB開始!! “サイフューズ” バイオベンチャーはIPO投資には向きません!!

【№1690】

BBは、昨日(11/15)から開始されています。
BB参加の意欲に乏しく、記事のアップが遅れました。f(^^;)

<strong>冒険者</strong>
冒険者

“サイフューズ” のBBが、昨日から始まりました。
バイオベンチャーってどうなのですか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

「バイオベンチャーは、IPO投資には向かない」と考えておるのじゃ!!

想定価格 → 仮条件

想定仮条件
(平均価格)
1,470 円 ~ 2,020 円
(1,745 円)
①仮条件下限>想定価格
②仮条件下限=想定価格
③仮条件上限>想定価格>仮条件下限
④仮条件上限=想定価格
⑤仮条件上限<想定価格
仮条件 1,470 円 ~ 1,620 円
ステータス


ー 仮条件決定 -

仮条件は、1,470円以上1,620円以下の範囲とし、発行価格は、当該仮条件による需要状況等、上場日までの価格変動リスク等を総合的に勘案した上で、2022年11月22日に引受価額と同時に決定する予定であります。需要の申込みの受付けに当たり、引受人は、当社株式が市場において適正な評価を受けることを目的に、機関投資家等を中心に需要の申告を促す予定であります。

当該仮条件は、当社の事業内容、経営成績及び財政状態、当社と事業内容等の一部が類似する上場会社との比較、価格算定能力が高いと推定される機関投資家等の意見及び需要見通し、現在の株式市場の状況、最近の新規上場株の株式市場における評価並びに上場日までの期間における価格変動リスク等を総合的に検討して決定いたしました。

訂正有価証券届出書(新規公開時)

抽選枠予想

 予想抽選枠は、総合証券ならば「割当株数×10%」、ネット証券(楽天等)は「×100%」と考えれば良いのですが、実際にはそうなりません。個人顧客への抽選配分・店頭配分の前に、機関投資家などへ配分される(差し引かれている)からです。大した差ではありませんが、管理人はそこを過去のデータを基にちょっとだけシビアに計算しています。f(^^;)
証券会社 割当株数 比率 予想抽選枠 難易度 申込 結果
SBI 1,001,100 株 85.0% 4,502 本 チャンス?  
・ポイント     2,252 本      
岡三 168,200 株 11.0% 160 本 厳しい  
日興 15,200 株 1.0% 12 本 ムリ  
・ステージ     6 本      
三菱 15,200 株 1.0% 14 本 ムリ  
楽天 15,200 株 1.0% 137 本 厳しい  
アイザワ 3,800 株 0.2% – 本 抽選なし  
東洋 3,800 株 0.2% – 本 ムリ  
松井 3,800 株 0.2% 34 本 ムリ  
水戸 3,800 株 0.2% – 本 ムリ  
auカブコム – 株 -% 1 本 ムリ  
SBIネオトレード – 株 -% ? 本 ムリ  
岡三オンライン – 株 -% 1 本 ムリ  

※その他にOA[229,300株]があります。
※割当株数・予想抽選枠は、海外向け販売株数を含んでいます
※SBI証券の割当株数・予想抽選枠は、親引け後の想定です
※管理人は、水戸証券に口座開設をしていません。

管理人の独り言

ー 当選難易度とBBスタンス -

“サイフューズ” は、創薬バイオベンチャーではなく、再生医療バイオベンチャーです。違いはありますが、「大化けする可能性があるが、成功するか不明」なバイオベンチャーなのです。管理人は「バイオベンチャーは、公募で買って初値で売り差益を出すというIPO投資の申込対象には向かない」と考えています。
以上から、BBスタンスは、SBI証券と楽天証券だけの参加とします。

ー 初値予想 -

・規 模: グロース市場上場の中IPO
・仮条件: 想定仮条件(平均価格)を下振れ [▲125円(▲7.2%)~▲275円(▲15.8%)]
・事 業: バイオ 3D プリンタを用いた、再生医療等製品の開発・製造・販売
・業 績: 売上は右肩上がり。黒字化しての上場ですが、今期(2/4期まで)は営業損失状態

・発行済総株式数: 5,918,000株
・売出: 279,300株
・売出後の株主保有株式: 5,638,700株
VC: 17
・180日ロックアップ: 3,244,900株
・1.5倍ロックアップ解除: 1,844,800株
・ロックアップなし: 549,000株
 ※上場初日に売却可能な株式は、2,393,800株

・ストックオプション(新株引受権): 862,000株、行使可能: 550,500株
 ※ストックオプション 862,000株の内、第三者割当等による募集株式等の割当等(311,500株)に関し、割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っておりますこのため、行使可能なストックオプションは 550,500株と考えます

“サイフューズ” は前期に黒字化しましたが、今期(2/4期)の利益はいまだ赤字です。機関投資家からも厳しい意見が出たのでしょう。
・・・ というか、「将来の利益が見通せないから、想定価格が想定仮条件の平均価格になった」と、管理人は考えています。

VCが多く(17)、1.5倍ロックアップ解除株も 1,844,800株ありますが、これは気にしなくて良いでしょう。なぜなら、初値が公募の1.5倍を超えるとは考えられません。どちらかと言えば、ロックアップなし株と行使可能なストックオプションが気になりますね。f(^^;)

“サイフューズ” の初値は、公開価格次第になりそうです。仮条件の上限(1,620円)で公開価格が決定しなければ、公募割れが濃厚。
仮条件の上限で決定した場合は、初値は良くて 1,620円~1,700円くらいとしておきます。f(^^;)

“サイフューズ” の基本情報は、最下段の関連記事を参照願います

では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 May the Luck be with you 

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