【分析】LINE証券のIPO抽選枠が倍増していた!!

【№1134】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

LINE証券のIPO抽選枠が、倍増したって本当ですか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

しょぼい抽選枠なんじゃが、分析したら「倍増」していたのじゃ!!

はじめに

 昨年12月から大和証券グループのCONNECTが委託幹事としてIPOを取り扱い始めました。抽選枠(=当選本数)の実績を調べたら、あれ~!! 委託幹事としてはあり得ないほど抽選枠が多い。大和証券が主幹事の場合、平幹事レベルの抽選枠があるのです。

昨年の11月に「【分析】衝撃!! なんだ!! この証券会社は!?」の記事をアップしました。記事を読まれた読者様が、早速CONNECTの口座開設をしてBBに参加した結果、「当選しました!!」とのコメントを多くいただけました。ブロガーとして、これ以上の喜びはありません。!(^^)!
※CONNECTの抽選枠は、「【分析】CONNECTの実態」にまとめてあります。

しかし、口座開設数も多くなったのでしょう。最近は、CONNECTでの当選報告をネットであまり見かけません。「口座開設数の増加⇨競争の激化」ですから、当然の結果です。

 さて、CONNECTに続いて、LINE証券がIPOの取り扱いを開始。二匹目のドジョウを狙うべく、LINE証券の口座開設をされた読者様も多かったのではないでしょうか?
LINE証券がIPOの取り扱いを開始したのは、7月8日にマザーズへ上場した”コラントッテ”[7792]から。7月には、”コラントッテ”の他に、”ラキール”[4074]、”アシロ”の[7378]取り扱いもあり、ワクワクしながら抽選結果を待たれたここと思います。

ところが、LINE証券の抽選枠はCONNECTとは違い、本当に委託幹事レベル。肩透かしもいいところです。この抽選枠では、当選できるとは思えないほど少なかった!!
※LINE証券当選枠は、「【衝撃的!!】LINE証券抽選枠の実態分析」にまとめてあります。

LINE証券 抽選枠分析

 「【衝撃的!!】LINE証券抽選枠の実態分析」にも書いたように、IPOブロガー(IPOウオッチャー)としては、このLINE証券の抽選枠を継続していかねばなりません。「継続こそ力なり」ではなく、「継続こそ分析なり」です。… あはは f(^^;)

ー 野村證券、LINE証券 抽選枠実績 -

    野村證券 LINE証券
上場月 銘柄略称 割当株数 配分総単元数 抽選枠 抽選枠
7月8日 コラントッテ 1,720,000株 14,714本 1,582本 16本
7月17日 ラキール 1,071,000株 8,928本 985本 10本
7月20日 アシロ 3,867,200株 33,478本 3,557本 36本
9月22日 ユミルリンク 1,174,000株 10,018本 180本 22本
9月30日 アスタリスク 311,500株 2,658本 286本 6本

※データ参照元
野村證券の割当株数は、目論見書より抜粋
野村證券の配分総数(実績)・抽選枠(実績)および、LINE証券の抽選枠(実績)は、日本証券業協会「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況 2021年9月中報告」より抜粋

LINE証券は、相変わらずの抽選枠です。これでは当選できるとは、到底思えません。しかし、確度を変えて分析したら!! … あらら f(^^;) な結果が出ました。

ー 野村證券とLINE証券の対比 -

  比率① 比率② 比率③
コラントッテ 0.09% 0.11% 1.01%
ラキール 0.09% 0.11% 1.02%
アシロ 0.09% 0.11% 1.01%
ユミルリンク 0.19% 0.22% 2.04%
アスタリスク 0.19% 0.23% 2.10%
・比率① LINE抽選枠(実績)÷(野村割当株数÷100株)
・比率② LINE抽選枠(実績)÷ 野村配分総単元数(実績)
・比率③ LINE抽選枠(実績)÷ 野村抽選枠(実績)


 LINE証券抽選枠は、しょぼい。しかし、対比で分析したら確かに抽選枠が倍増しています。9月だけ特別だったのか? 継続してチェックしていく必要がありそうですね。f(^^;)

なぜ倍増したのでしょうか? LINE証券の抽選枠があまりにも少ないという実態については、管理人を含め多くの著名ブロガーさんも記事にしています。
もしかしたら、それらの記事をLINE証券のIPO担当部門が見たのかもしれません。これはマズイ!! と言うことで、野村證券と交渉した結果なのか?

ないとは思いますが、本当にあったらIPOブロガーは、ブログの読者様に有益な存在なのかもしれません。読者の皆様~!! 毎回読むだけでなく、たまにはコメントをくださいね。… あはは f(^^;)

LINE証券攻略法

 これほど少ない抽選枠では、当選できるとは到底思えません。しかし、あえて攻略法をIPO抽選ルールで考えると以下のようになります。

①当選後のキャンセル不可のため、公募割れリスクのある(と思える)IPOには、申し込まない!!

これから狙えるのは、”IGS”ぐらいでしょうか?

上場日 銘柄略称 BB期間 評価 野村證券割当株数 LINE抽選枠予想
12月23日 三和油化工業 12/7~13 770,000株 14本
12月24日 タカヨシ 12/8~14 1,31,100株 23本
12月29日 IGS 12/13~17 1,743,100株 33本

※LINE証券の予想抽選枠は、今回の分析を踏まえた最新の予想です。

②申込口数は最低2口以上で申し込むべし!!
 
※LINE証券の「募集等に係る株券等のお客様への配分に係る基本方針」には、たいへん興味深い記述があります。

抽選にあたっては、お客様の購入申込みに対して、当社システム内で機械的・無作為に抽選番号(乱
数)を付し、当該抽選番号を対象に抽選を行います。なお、最低申込単位(原則として 1 単元とな
ります)以上の購入申込みをされたお客様については、最低申込単位ごとに別々の抽選番号が付さ
れます。


 単純に考えれば、申込口数に応じて抽選番号が付くのですから、「申込口数が多ければ多いほど当選確度が上がる」です。
100株(1口)の申込が多いと想定されるので、最低倍の2口で申し込むのが良いでしょう。資金も倍必要になってしまうのですが、… あはは f(^^;)

読者様の中に、もの凄いお金持ちがいらっしゃったら、「数億円の資金での申込」も面白いかもしれません。もし、それでご当選されたのなら、是非とも当選報告のコメントを送って下さい。即、LINE証券分析記事をとして、アップさせていただきます。… あはは f(^^;)

 抽選枠が倍になったからと言っても、決して多くはありません。効果的・効率的な申込手法で言えば、LINE証券はお勧めはできません
しかし、IPOは落選しても資金は減りません。「数撃ちゃ当たる戦術」をとられている読者様には、抽選枠の倍増は口座開設のチャンスかもしれません。もし、口座を開設するなら、下記の広告からしていただけると管理人は助かります。と言うことで、久々にアフリエイト広告を掲載してみました。… あはは f(^^;)

では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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