【№1552】
冒険者
公開株数が特別多いとは思えないのですが、共同主幹事が3社もいますね。
大賢者
上場する会社と引受証券会社の関係性かな?
当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。 ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;) ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察 ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出 |
社名由来・意味
”リーシング”とは、不動産用語では「商業用不動産の賃貸を支援する業務」をいうのですが、同社は不動産業ではありません。
”オペレーティングリース”とは、「装置の持つリース期間満了時点の価値( 残存価値)に着目し、物件代金からその価値を差し引いた部分のみをお客さまにリース料としてお支払いいただくスキーム」。
どうやら、社名は”リーシング”ですが、”オペレーティングリース”のようですね。f(^^;)
IPO Outline
会社名 | SBIリーシングサービス 株式会社 [5834] |
本店所在地 | 東京都港区 |
上場市場 | グロース市場 |
設立年月日 | 2017年4月6日 |
業種別分類 | 証券、商品先物取引 |
事業概要 | 航空機、船舶等を対象としたオペレーティング・リース事業に 投資するファンドの組成・販売 |
規模 | 大型(時価総額221.9億円、吸収金額75.4億円)※想定価格ベース |
幹事会社(主) | 大和、みずほ、SBI、SMBC日興、松井、岩井コスモ、極東 |
BB期間 | 10月3日 ~ 10月7日 |
抽選発表 | 10月11日 |
上場予定日 | 10月19日 |
同日上場 | なし |
発行株数 | 7,096,800 株 |
公開株数 | 2,530,000 株 公募: 350,000 株 + 売出: 1,850,000 株 + OA: 330,000 株 (公募内訳:新規株式発行 350,000 株、自己株式処分 – 株) |
売出比率,OR | 売出:73.1 % OR: 34.0 % |
想定価格 | 2,980 円 |
海外向け販売 | なし |
難易度 | 共同主幹事が3社。各社の予想抽選枠は 大和:1,043本、みずほ:501本、SBI:1,472本。 単独主幹事の方が当選し易いのですが ・・・ f(^^;) |
事業内容
主に航空機、船舶等を対象としたオペレーティング・リース事業に投資するファンドの組成・販売を行っています。 ・ファンド事業 同社子会社(特別目的会社)が業務執行組合員となる任意組合契約における投資家からの出資金、もしくは匿名組合契約を通じた投資家からの出資金及び金融機関からの借入金にて、航空機、船舶等の大型の償却資産を購入し、航空会社や海運会社等の借り手(レッシー)にオペレーティング・リース形式で賃貸している事業。 ・ゼネラルアビエーション事業 ゼネラルアビエーション業界(民間航空のうち、航空会社による定期航空運送路線を除いた航空の総称)の運航会社等を借り手(レッシー)としたリース事業案件の組成及び管理並びに投資家への販売までの一連の業務を行っており、手数料等の収益を得ております。また、需要家である航空会社に向けて、ヘリコプターを含む小型航空機等の機材の販売及びリースを行っている。 |
業 績
回次 | 第1期 | 第2期 | 第3期 | 第4期 | 第5期 |
決算年月 | 2018/3 | 2019/3 | 2020/3 | 2021/3 | 2022/3 |
売上高(百万円) | 132 | 656 | 4,630 | 11,998 | 29,556 |
経常利益(百万円) | ▲21 | ▲171 | 224 | ▲671 | 2,813 |
当期純利益(百万円) | ▲17 | ▲116 | 68 | ▲7,646 | 10,363 |
※第3期まで単独決算、第4期から連結決算
経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。
手取金の使途
充当先(予定) | 金額 |
ファンド組成にかかる販売用航空機の購入資金 | 2,008,000 千円 |
計 | 2,008,000 千円 |
売出株放出元
株主 | 関係他 | 売出株数 |
SBIホールディングス㈱ | 親会社 | 1,850,000 株 |
計 | 1,850,000 株 |
VCの有無
VC : 0 |
売り圧力
発行済株数 | 7,096,800 株 |
売出株数 | 1,850,000 株 |
残(株主保有株) | 5,246,800 株 |
・180日ロックアップ | 5,246,800 株 |
・1.5倍ロックアップ解除① | 0 株 |
・ロックアップなし② | 0 株 |
上場初日に売却可能性のある株数(①+②) | 0 株 |
ストックオプション(新株引受権)
・ストックオプション(行使可能) | 332,000 株(0 株) |
※ストックオプションはすべて新株予約権および新株予約権の行使により取得した当社普通株式の売却等を行わない旨を合意しているため、行使可能なストックオプションは実質ゼロ。
では、また (^^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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