【上場承認】”サイフューズ” 概要・難易度・売り圧力!!

【№1654】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

SBI証券主幹事の連続ですね。

予想抽選枠も多いので、チャンスでしょうか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

同社は、医療再生ベンチャー。
当選しても、初値は ・・・ ムムムじゃ!!

 当ブログ承認記事のポイントは、以下の3点です。
 ◆社名由来・意味 ⇦ 管理人の趣味です。f(^^;)
 ◆難易度 ⇦ 承認時点の主幹事抽選枠予想から当選難易度を考察
 ◆売り圧力 ⇦ VCの有無と上場初日に売出可能な株式の算出

社名由来・意味

 サイフューズ “Cyfuse”という社名は、「細胞」を意味する”cyto”と「融合」を意味する”fusion”が由来とのことです。

IPO Outline

会社名 株式会社 サイフューズ [4892]
本店所在地 東京都港区
上場市場 グロース市場
設立年月日 2010年 8月 11日
業種別分類 医薬品
事業概要 バイオ 3D プリンタを用いた、再生医療等製品の開発・製造・販売
規模 中型(時価総額125.1億円、吸収金額30.7億円)※想定価格ベース
親子上場 なし
幹事会社 SBI、岡三、SMBC日興、三菱UFJモルガン・スタンレー
楽天、アイザワ、東洋、松井、水戸
BB期間 11月 15日 ~ 11月 21日
抽選発表 11月 22日
上場予定日 12月 1日
同日上場 なし
発行株数 5,918,000 株
公開株数 1,758,600 株
公募: 1,250,000 株 + 売出: 279,300 株 + OA: 229,300 株
(公募内訳:新規株式発行 1,250,000 株、自己株式処分 – 株)
売出比率,OR 売出: 15.9 % OR: 24.5 %
想定価格 1,745 円(想定仮条件 1,470円~2,020円)の平均価格
海外向け販売 あり
難易度 主幹事(SBI)の割当株数を85%とすると、予想抽選枠は 5,850本。
しかし、海外向け販売が予定されています。
抽選枠が5,000本超えなので、当選し易いですね。f(^^;)

事業内容

 創業以来、「革新的な三次元細胞積層技術の実用化を通じて医療の飛躍的な進歩に貢献する」という企業理念のもと、細胞のみから作製した立体的な組織・臓器を新しい「3D細胞製品」として、再生医療分野・創薬分野をはじめとする先端医療の現場へ新しい治療法の選択肢としてお届けすることで、社会に貢献することを目指す再生医療ベンチャー。

独自の基盤技術に基づいて進める再生医療等製品の開発を中心に、以下の3つの領域で事業を展開。
①再生医療領域において、再生医療等製品の承認取得へ向けたパイプライン開発及び研究用細胞製品の受託
②創薬支援領域において、製薬企業等を相手方とした創薬支援用のツールとしての細胞製品の開発
③デバイス領域において、基盤技術を搭載した三次元細胞積層システム機器(バイオ3Dプリンタ及び消耗品)等の開発・販売及び細胞製品開発のための技術応用や新技術開発等

業 績

回次 第8期 第9期 第10期 第11期 第12期
決算年月 2017/12 2018/12 2019/12 2020/12 2021/12
売上高(百万円) 79 26 122 137 708
経常利益(百万円) △356 △384 △369 △327 145
当期純利益(百万円) △398 △386 △372 △330 143

※単独決算


経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のこと。
当期純利益とは、一会計期間(通常は1年間)に会社が活動した結果の全収益から、全ての費用・法人税等を差し引いた利益のこと。

手取金の使途

充当先(予定) 金額
現在開発中の再生医療パイプラインの臨床試験費用 1,700,000 千円
次世代パイプラインの研究開発を推進するための研究開発費用 420,000 千円
各パイプラインの商業化に必要なシステム機器等の開発費用 105,000 千円
人件費・システム維持費用 134,568 千円
2,359,568 千円

売出株放出元

株主 関係他 売出株数
CYBERDYNE㈱   86,200 株
ニッセイ・キャピタル5号投資事業有限責任組合 VC 86,200 株
秋枝 静香 代表取締役社長 53,800 株
三條 真弘 取締役 53,100 株
  279,300 株

VCの有無

VC : 17

売り圧力

発行済株数 5,918,000 株
売出株数 279,300 株
残(株主保有株) 5,638,700 株
・180日ロックアップ 3,244,900 株
・90日ロックアップ & 1.5倍ロックアップ解除① 1,844,800 株
・ロックアップなし② 549,000 株
上場初日に売却可能性のある株数(①+②) 2,393,800 株

ストックオプション(新株引受権)

・ストックオプション(行使可能) 862,000 株(550,500 株)

※ストックオプション 862,000株の内、第三者割当等による募集株式等の割当等(311,500株)に関し、割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っております。このため、行使可能なストックオプションは 550,500株と考えます


では、また (^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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