カラダノートの広告です。
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久しぶりに時間をかけて調べてみました。読んでいただければ、単なるIPOではなく、上場後の同社の成長に興味津々になりますよー! たぶん!?・・・あらら(^^;)
社名由来
同社は「健康支援を目的としたサービスの提供」を目的に、2008年12月24日設立されました。あはは・・・!!【クリスマスイブ】ですね!! (^^)
社名は、株式会社プラスアール。2017年8月1日に株式会社カラダノートへ社名変更しました。
同社の製品(アプリ)には、○○ノートシリーズはありますが、カラダノートそのものは製品ではなく、健康情報サイトです。
調べてみると、このサイトができた経緯がなかなか面白いのです。代表である佐藤社長の「カラダノートという名前の由来と社名変更にかける想い」を書いた記事を見つけましたので、転用(一部修正)させていただきます。
同社は、健康記録系のアプリを複数展開し始めましたが、そこでぶち当たった壁が”多くの人は健康記録をしてまで健康管理をしない”というもの。・・・あらら(^^;)
健康については気になっているものの、わざわざ記録をしてまで管理・改善をする人はものすごく一部。イメージ的には、健康が気になっている人の5%未満くらいの感覚。
ただ”記録”は役立つという確信を同社は持っていて、なんとかその”記録”に人を動かしたい。そこで、その入口として用意をしたものがウェブサイト版カラダノート。サイトはアプリのサブとしてアプリへの誘導用として用意したのが始まりとのこと。
ドメイン取得から早7年弱。ウェブサイト登場から4年半。ようやく満を持して、サービス名を会社名にするという経緯で社名が変更になったわけです。
こういったいきさつがわかると、前社名の「プラスアール」も「健康+?」と読み取れて、面白いものですね。(^^)
会社概要
同社の事業は、「妊娠育児ママ層向けのアプリ提供及び家族向けサービスを展開する企業へのプロモーション支援事業」となっていますが、言い方を変えると「ライフステージに応じたファミリーデータプラットフォーム事業」になります。
データプラットフォーム事業・・・ん!? ですね。もう少し具体的に紹介すると、
「主に妊娠育児層のママを対象として、自社コンテンツや外部広告を通じて応募するとプレゼントがもらえるアンケート付きキャンペーンページに誘導し、そこで取得したユーザーの生活状況などを含む個人情報をパーソナルデータとしてお預かりし蓄積。蓄積したパーソナルデータをもとに、ユーザーのニーズに沿ったサービスを推奨。当該サービスを提供する企業に合致するパーソナルデータを提供し、家族の意思決定を支援していくとともに、企業のマーケティングの効率化に関しても支援していく」と、いうものです。
さて、事業内容は理解できても、どうやって収益を出しているかがポイントです。
主に妊娠育児ママ層向けのサービスを展開している企業に対して、ファミリーデータベースを活用したプロモーションの支援を行う。同社の保有しているパーソナルデータから、クライアント企業の希望する条件に合致するユーザーを抽出し、データ提供を行うことなどで収益を得る。
また、妊娠育児ママ層の関心度の高い企業の商品・サービスを選定することにより、ユーザーと商品・サービスとの相性を高めることができ、最終的な成約数が多く見込める。
要は、「クライアントに対し調査データの提供で対価を得る。また、クライアントに商品購入者の見込紹介・購入申込で成果報酬を得る。」というビジネスモデルというわけです。
このクライアントは、保険・食材宅配・幼児教育・住宅・メーカー・サービスとなり、主に保険及び食材宅配が売上の大半を占めているとのことです。
売上も利益も右肩上がりですので、ビジネスモデルが現在にマッチしているのでしょう。(^^)
管理人の独り言
東証マザーズ上場の小型案件(想定時価総額25.8億円、吸収金額7.4億円) 。
株主にVCはいない。ロックアップがないのは、1,000,000株。1.5倍解除は、140,000株。
売上・利益は右肩上がりで、事業内容が時代に合っていることから、成長性が見込まれますね。
さて、会社概要も初値見込みも悪くないのですが、管理人としては興味深い点があります。(^^;)
株主に穐田誉輝氏(あきた・よしてる)がいます。
ご存知の方も多いと思いますが、カカクコム代表取締役社長、クックパッド代表執行役を歴任。現在は、くふうカンパニー取締役会長ですが、投資家としてでも有名です。妻はタレントの菊川怜。⇦え~!! 菊川怜さんご結婚されていたんですね~!! 管理人は芸能界情報には疎いのです。
一つ目は、穐田誉輝氏と同社代表の佐藤氏との縁。
佐藤は2009年、穐田氏が携わっていた茨城県関連のプロジェクトに1カ月間、ボランティアとして参加しています。佐藤氏が穐田氏に当社の事業への協力を仰いだのは、それから2年ほどたった2011年のことで、4,000万円の出資を即決。
特に興味深いのが、投資家としての穐田氏の投資基準です。「世に必要とされ、出てきたらみんなが喜ぶだろうと思えるサービス」であるとのこと。
4,000万円の出資をほとんど即決で決めたのに対し、数万円単位の家電の購入などはすごく時間をかけて検討するという穐田氏。価値観が違いますね。う~ん(^^;)
なお、穐田氏は2011年から2018年10月まで同社の社外取締役を務めていました。
二つ目は、社外取締役された穐田氏が佐藤代表へ言ったこと。
「上場が見えてきても、ギリギリでの上場は辞めたほうが良い。焦るべきでない。」
この意味は、「上場するとすべてが変わると言う人がいる、すべてがバラ色ではない。永続的な成長を求められ、不特定多数を対象にした説明責任も発生し大変だよ!」
そして、穐田氏が今後のカラダノートに期待することは、「圧倒的ナンバーワンであること」とのことです。う~ん(^^;)ですね。
IPOだけじゃなく、カラダノートの成長にも興味津々になってきたでしょ!!・・・あはは(^^)
新規上場会社概要
社名 [コード] | 株式会社カラダノート [4014] | ||
英文社名 | KARADANOTE,INC. | ||
会社URL | https://corp.karadanote.jp/ | ||
上場予定日 | 2020年10月27日 | 上場承認日 | 2020年9月23日 |
上場市場[業種] | マザーズ [情報通信] | 設立 | 2008年12月24日 |
事業内容 | 妊娠育児ママ層向けのアプリ提供及び家族向けサービスを展開する企 業へのプロモーション支援事業 |
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業績(直近) | 売上・利益ともに右肩上がり | ||
仮条件決定日 | 10月7日 | BB期間 | 10月9日~10月15日 |
公開価格決定日 | 10月16日 | 購入申込期間 | 10月19日~10月22日 |
想定価格 | 430円 | ||
発行済株式総数 | 4,996,000 株(承認時) | 吸収金額(承認時) | 約7.4億円 |
発行済株式総数 | 5,996,000 株(上場時) | 時価総額(承認時) | 約25.8億円 |
公募(新株発行) | 1,000,000 株 | 公開株数 | 1,723,800 株 |
公募(自己処分) | – 株 | ||
売出 | 499,000 株 | ||
OA | 224,800 株 | ||
売出株比率 | 28.9 % | OR | 28.7 % |
売出放出元 VC:太文字 |
佐藤竜也(同社代表取締役) 499,000 株 | ||
株主構成 ロックアップ [株主上位10名] |
180日ロックアップ 計:3,438,000 株 佐藤竜也(同社代表取締役) 3,848,000 株[73.15%](内、449,000 株は売出へ) 平岡 晃(同社取締役) 39,000 株[0.74%] 90日 or 1.5倍ロックアップ 計:140,000 株 田中祐介(同社取締役) 140,000 株[2.66%] ロックアップなし 計:1,116,000 株 穐田誉輝 1,000,000 株[19.01%] 長澤香(同社従業員) 24,000 株[0.46%] 嶋田寛(同社従業員) 21,300 株[0.40%] 矢動丸祐子(同社従業員) 21,200 株[0.40%] 松枝愛子(同社従業員) 18,700 株[0.36%] 山本和正(同社取締役) 17,500 株[0.33%] 篠原みなみ(同社従業員)13,300 株[0.25%] 注)ロックアップのない株主の内、穐田誉輝氏以外は継続保有等の確約済 |
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手取金の使途 | ①運転資金(人材・採用費)、②運転資金(広告宣伝費)、③新規事業開発へそれぞれ充当 | ||
取扱証券会社 | 主幹事 : みずほ 平幹事 : SBI、SMBC日興、マネックス、いちよし、岡三、 東洋、楽天 |
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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