【考察】”pluszero”で、あり得ないセカンダリー?

【№1668】

<strong>冒険者</strong>
冒険者

「あり得ないセカンダリー」って何ですか?

<strong>大賢者</strong>
大賢者

あり得ないことはないのじゃが、普通はできんぞ!!

はじめに

 10月28日にグロース市場へ上場した “pluszero”。買いが殺到し上場初日は初値がつきませんでしたが、2日目・3日目・4日目と3連続ストップ高になりました。(^^)

2022年IPOで初値がついた日から3連続ストップ高になったのは、”pluszero” だけではありません。6月24日にグロース市場経上場した、(9227) 以来2社目です。

とは言え、”pluszero” の初値は 3,805円。”マイクロ波化学” のように安価な初値(550円)からのストップ高とはちょっと違います。

“pluszero” は、強いですね!!

“pluszero”(5132)株価チャート
(上場初日から5日目)


 さすがに4連続ストップ高はありませんでしたが、5日目も上場しています。管理人は上場初日にセカンダリー(1,000株購入)をしてみましたが、100円上昇した時点で売却してしまいました。上場初日に初値がつかなかったIPOは、「初値後に多少上昇するがその後は下落」傾向でしたので早々に売却してしまいました。(>_<)

こんなことなら「売らなければ良かった!!」・・・ ですが、これは結果論。「セカンダリー参戦!!」と言うのは簡単ですが、実際にやってみるとわかります。少なくとも管理人は、「チャート・板を見ている時は自分の心臓の音しか聞こえません」。
日常生活に飽きて、スリル・サスペンスを味わいたいのなら、セカンダリーをお勧めしますよ。f(^^;)

セカンダリーで信用取引をしたら?

“pluszero” 四本値
ストップ高

日付 上場後 初値・始値 高値 安値 終値 信用
11/4 5日目 6,600円 7,190円 6,180円 6,820円
11/2 4日目 5,210円 6,210円 5,110円 6,210円
11/1 3日目 5,210円 5,210円 5,210円 5,210円
10/31 2日目 3,805円 4,505円 3,705円 4,505円 不可(即金規制)
10/28 上場初日


 上記の四本値を見ていて、ふと思いました。「もし、4日目(11/2)の始値で買って終値で売れば大儲けできた」わけです。仮に1万株買って、終値で売れば … 。バカなことを言っているようですが、資金が足りなければ、信用取引(買建)があります。
ちなみに、3日目(11/1)は、ストップ高に張り付いてしまったので、比例配分はありますがほとんど買うことはできなかったでしょう。

購入株数 必要金額 必要担保額 推定利益
10,000株 5,210万円 約1,580万円 1,000万円
1,000株 521万円 約158万円 100万円
100株 52.1万円 約15.8万円 10万円

管理人の独り言

 確かに大儲けできたが、それは結果論だ!! リスキーなセカンダリーで、さらに信用取引なんて!! と思われる読者様は多いことでしょう。
現実的には可能ですが、管理人も普通の人間ですから、妄想はできても実際にはできません。

資金が足りなくて現物取引ができなくとも、信用取引(買建)ならば可能なので、ちょっと調べてみました。


 4日目(11/2)の始値で買われたかどうか不明ですが、信用取引(買建)をされた投資家がいるのです。11/2の新規(11,900株)は、何人の投資家なのでしょう。100株 × 119人もあり得ますが、100株だったら普通現物取引ですよね。… と思うのですが?

「リスキーなIPOのセカンダリーで、さらに信用取引で儲ける」は、なかなかできることではありません。しかし、実際にそれを実行する投資家がいることも現実なのです。

ちなみに、管理人は読者様にIPOのセカンダリーを勧めているわけではありません。くれぐれもお間違えの無いように。f(^^;)

石橋を・叩いて渡らぬ・セカンダリー


では、また(^^)/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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